おだわらぐらし

縁あって引っ越した 相模の国_小田原
一杯見て 一杯歩いて 一杯味わった三年半の思い出

休館日の平賀敬美術館を訪ねてしまいました

2010-02-24 23:05:28 | 箱根
今日 も(?) 湯本を歩いたnumabe夫婦です。

先月からなんどか覗いている平賀敬美術館・・・。
今日は玄関が少し開いていたので
「こんにちは~」と中に声をかけましたら なんと
奥様が 「あら 実は今日はお休みの日なのですけど
せっかくお訪ね下さったんでしたら」と上げて下さいました。
 
あ、、、ありがとうございます。
(そうでした、水・木 は休館日でした)
 
「どこからお見せしましょうねえ?
 実はここ 温泉もあるんですよ?」とおっしゃる奥様。
「あ、寝湯のできるお風呂があるそうですね。是非見せて下さい!」
(お風呂は 蓋が渡してあり 窓も閉まっていたのですが
 「写真を撮らせて下さい」とお願いしたら奥様が
 「じゃあ どうぞ蓋は外して下さい。窓も開けて下さい、
折角ですから」と言って下さいましたので_ お言葉に甘えて~^^)
 
↓結構深さのある大理石の湯船からは
 惜しげもなくお湯がサアサア溢れています。
 床の上で陶器の枕に頭をあずけて横になると 
 大層気持ちが良い と伺いました。
 (実は こちらを訪ねたら是非ソレをやってみたいと
 思っていた私たちなのですが 今日の訪問は偶然叶った事でして・・・
 この後の予定もあり_
 「寝湯」は又今度、のお楽しみにとっておくことにしました)

 
この後 奥様にお屋敷の事 画伯の事 絵の事などを伺い、
お座敷でビデオも見せて頂きました。
 
平賀敬画伯が10年間住んだというこの建物は
明治の元勲達も逗留した 旅館「福住」の別館で 登録有形文化財。
今は奥様がお一人で住まわれ 管理されているそうです。

お屋敷や画伯や画伯の残された絵の事を語る奥様は
いきいきと若々しくお美しくてお可愛らしくて・・・
お屋敷の事 画伯の事 絵の事 みんな愛し 
誇りに思ってらっしゃる事が伝わってきました。
この美術館を守っていかれることはお大変でもあるけれど
又喜びでもあるのでしょう。

先月休館日が多かったのは奥様が体調を崩されていたためだそうです。
どうぞご無理のないように。
でも又 できるだけ長く このお仕事を続けて頂きたいもの、とも思います。


改めて 平賀敬美術館のHPを下に__
http://www.hiraga-key-museum.com/