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こども医療費無料化-2024年度から入通院とも18歳まで拡大【草加市】

2023年02月22日 | 子育て・教育

山川百合子草加市長が、2024年度から「こども医療費無料化制度」を入院・通院ともに18歳まで拡大する方針を示しました。

2月22日に山川市長がおこなった施政方針で、こども医療費無料化について次のように表明しました。

施政方針の概要⇒ 厳しい経済状況を踏まえ、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、医療費の支給対象となる子どもの年齢を「通院15歳年度末、入院18歳年度末まで」から「通院・入院ともに18歳年度末まで」に拡大し、令和6年度(2024年度)からの支援開始に向けて制度設計を行ってまいります。これは戦略の中に掲げた施策を実現するものであり、市の財政状況が厳しい中においても将来に向けた投資と捉え、必ず実行すべき施策と判断し、事業実施に向けて取り組んでいくことを決断いたしました。

こども医療費の無料化制度は、市民の声を受けて歴代市政が一歩ずつ拡大させてきました。ようやく、子どもたちが成人に達するまでは経済状況に関わらず医療を無料で受けられる体制が整います。

 

■埼玉県の対象拡大が重要

なお、東京都では2023年度から23特別区や一部市町村で「高校生まで」の医療費が無料化される見通しと報じられています。

残念ながら…私たちが住む埼玉県はいまだに「未就学児まで」の無料化制度を運用しているため、それ以上の対象年齢拡大は各市町村の財政力にゆだねられています。今回、草加市が年齢拡大する分の財源もすべて市の独自財源です。

 

■草加市における「こども医療費無料化」拡大の歴史

参考までに草加市の無料化拡大の流れをまとめました。

◇2007年度~入院が中学卒業まで拡大(木下博信市政)

  • 通院:未就学児まで
  • 入院:未就学児まで→中学校卒業まで

◇2012年度~入通院とも中学卒業まで無料化(田中和明市政)

  • 通院:未就学児まで→中学校卒業まで
  • 入院:中学校卒業まで

◇2020年度~入院が18歳の年度末まで拡大(浅井昌志市政)

  • 通院:中学校卒業まで
  • 入院:中学校卒業まで→18歳まで

◇2024年度~入通院とも18歳の年度末まで無料化予定(山川百合子市政)

  • 通院:中学校卒業まで→18歳まで(予定)
  • 入院:18歳まで

 


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