獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【070821】畑荒らすイノシシよもう泣き寝入りしないぞ わな猟免許一丸で取得

2007年09月14日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 イノシシに畑を荒らされる被害に悩む山あいの集落、広川町小椎尾地区(27軒)の住民たちが、県の「わな猟免許」取得試験を集団で受験し、20日、9人中8人が見事合格した。住民らは「夜遅くまで集会所で勉強した成果だ。もう泣き寝入りはしない」と、わな猟でのイノシシ撃退を意気込んでいる。  同地区の住民の多くは、集落を囲む山あいの斜面を利用して茶畑や芋、柿、野菜などを栽培して生計を立てている。ただ以前から . . . 本文を読む

【070823】イノシシの肉でソーセージ試作 飛騨高山高校山田校舎の研究グループ

2007年09月14日 | 獣害-利用
 有害鳥獣として捕獲されたイノシシの肉を有効活用しようと、高山市山田町の飛騨高山高校山田校舎の生徒5人がソーセージづくりに挑戦している。研究を重ねた試作品が完成し「将来は商品化したい」と夢を膨らませている。  試作したのは生物生産科食品科学類型三年の脇谷政亮(まさあき)君、春山洸太君、谷口奨君、田中航(わたる)君、住大五郎君の五人。昨年から地域性を出した加工品づくりをグループで研究しており、飛騨 . . . 本文を読む

【070912】サルの侵入阻止、被害減る 山科北部、電波受信機で動向把握

2007年09月13日 | 獣害-対策:サル
 京都市山科区北部のサルによる農作物などへの被害が、本年度は比較的軽い状況であることが11日までに、区猿害対策チームの調べで分かった。8月末現在、これまで大きな被害をもたらしてきた滋賀県の「京滋1群」(大津E群)の侵入は2回だけで、いずれも直後に追い払いに成功した。一方で、区北西部に昨年から小規模の群れが住み着くようになり、住民は新たな被害の拡大に不安を感じている。  滋賀県の比叡平を中心に活動 . . . 本文を読む

【070907】今月14日に「鳥獣害対策研修会」(和歌山)

2007年09月12日 | 獣害-研修・シンポ他
 イノシシや猿などによる、農作物への被害や予防対策などが全国的に深刻な問題となっている中、今月14日、地域が一体となった被害防止対策の研修会が紀美野町で開かれます。  この研修会は、農作物被害防止のための認識を深めるとともに、地域が一体となって広域的な被害防止対策に取り組むために、和歌山県が開くものです。  研修会では、奈良大学文学部の高橋春成(たかはし・しゅんじょう)教授による「イノシシの生態 . . . 本文を読む

【070906】サル出没で住民不安 小学校では集団登下校

2007年09月10日 | 獣害-状況
 串本町姫で、サルが出没し、子どもの髪の毛を引っ張ったり、農作物を食い荒らしたりする被害が出ている。地元の小学校では集団による登下校や保護者による送迎で対応。住民は「長く住んでいるが、こんなに頻繁に現れるのは初めて。早く何とかしてほしい」と不安がっている。  サルが出没し始めたのは4月ごろ。7月ごろから頻繁に現れ、ナスやエダマメ、スイカなどの野菜や果物に被害が及び、路地やブロック塀の上にも食べ . . . 本文を読む

【070910】食害イノシシ仕留める 田辺市文里で捕獲作戦

2007年09月10日 | 獣害-状況
 田辺市文里のあちらこちらの田畑で、農作物に被害を出していたイノシシの捕獲作戦が9日、文里地区の山林(約5ヘクタール)であった。ハンターや市職員ら約30人が出て体長1メートル、重さ35キロのイノシシ1匹を仕留めた。地元の農家は「これで安心して農業ができる」と胸をなで下ろした。  同地区では今年1月から畑が掘り返されたり、サツマイモやヤマイモなど農作物が食べられたりする被害が相次いだ。市農政課では . . . 本文を読む

【070907】農作物被害防止に効果 サル柵ネット

2007年09月09日 | 獣害-対策:サル
松阪市考案、商品化へ 1軒上限2万5000円補助の方針  松阪市の山間部で、サルによる農作物の被害が増えていることから、同市は松阪飯南森林組合の提案を受け、間伐材とプラスチック製の「菜園ポール」を活用した獣害防除ネット「サル柵ネット」を考案した。6月から地元農家の菜園で試験的に設置し、効果をあげているため、10月の商品化を目指している。  同市農林水産課によると、被害が出ているのは同市でも奈良 . . . 本文を読む

【070909】シカの食害、状況に合う総合対策を 専門家が講演(和歌山)

2007年09月09日 | 獣害-研修・シンポ他
 シカによる農作物被害対策の講演会が7日、田辺市湊のJA紀南営農生活本部ふれあいセンターであり、約50人が参加した。民間調査会社「野生動物保護管理事務所」関西分室長の浜崎伸一郎さんが「獣害に特効薬はない。状況に合った複合的な対策で被害を減らすことが必要」と来場者に呼び掛けた。田辺鳥獣害対策協議会など主催。  浜崎さんは「シカは適応力があり、頭のいい動物」として、まずどのように繁殖するのかなど生態 . . . 本文を読む

【10月25日開催】中国地域における黒毛和種繁殖雌牛の少頭数放牧技術開発の現状と展開方向

2007年09月08日 | 獣害-研修・シンポ他
肉用牛研究会島根大会公開シンポジウム 「中国地域における黒毛和種繁殖雌牛の少頭数放牧技術開発の現状と展開方向」 日時:平成19年(2007年)10月25日(木) 11:00~16:00 場所:島根県立男女共同参画センター 「あすてらす」 ホール     島根県大田市大田町大田イ236-4 TEL:0854-84-5500 11:00 開会挨拶 11:10  1.耕畜連携からみた 中国地域 . . . 本文を読む

【070908】「餌付け」やめよう 県鳥獣被害防止対策研修会

2007年09月08日 | 獣害-研修・シンポ他
 県鳥獣被害対策検討会は6日、みなべ町東本庄、ふれ愛センターで本年度県鳥獣被害防止対策研修会を開き、関係者ら約200人が参加した。野生鳥獣被害防止対策について、専門家から具体的な説明があった。  近年、全国的に野生鳥獣による農作物への被害が増加している。ここ数年の年間被害額は全国で200億円、県内では約3億円とされている。  被害を防ごうと、防護柵の設置、有害鳥獣捕獲などをしているが、その生態 . . . 本文を読む