獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【070921】効果的な獣害対策を 現地調査終え10月中旬に結果報告

2007年09月21日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 古座川町潤野区をモデル地区に獣害対策を考える、京都大学大学院農学研究科助教の九鬼康彰さん(37)らの研究グループは20日までに現地調査を終えた。区民からのアンケートや聞き取り調査を基に分析し、10月中旬に結果を報告する。九鬼さんは「高齢者が多い地域で、農地をどうやって守っていけばいいか効果的な対策を提案したい」と話している。  県の2カ年事業「中山間ふるさと水と土保全対策事業」で、高齢化が進 . . . 本文を読む

【070920】日高町荊木で野生動物撃退柵試験設置

2007年09月20日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 サルやイノシシなどの野生動物から農産物を守るため、日高町内の2カ所のほ場が約1カ月前から、テグスを編んだ「アニマルネット」を使用した防護柵を試験的に設置し、イノシシやシカ対策に効果を発揮している。ネットの特徴は田や畑に入ろうとする動物にからみつく仕組み。トタンなどで防ぐよりからみつく方が動物は怖がって近づかないという。予想通りの効果が得られれば画期的な獣害対策になると期待されている。  アニマ . . . 本文を読む

【070918】アライグマ:被害防ごう 市町の鳥獣保護員ら対象、県が研修会を開催

2007年09月19日 | 獣害-研修・シンポ他
 県内でアライグマに農作物を荒らされる被害が相次いでいるのを受け、県はこのほど、市町の鳥獣保護員や有害捕獲隊員らを対象に、捕獲方法などを指導する研修会を越前市内で開いた。  アライグマは「外来生物法」(05年施行)で生態系や農林水産業に被害を及ぼす可能性のある「特定外来生物」に指定されている。県では毎年アライグマによる被害が報告されており、昨年は高浜町で出荷用のブドウやスイカ、トウモロコシなどが . . . 本文を読む

【070909】耕作放棄地や遊休地でヤギ飼育 除草に生かす試み

2007年09月16日 | 牛・ヤギ放牧
 佐久市新子田の家畜改良センター長野牧場は、耕作放棄地や遊休地でヤギを飼い、除草に生かす試みを続けている。農家の高齢化や人手不足の対策として県内外にヤギを送り、効果を期待している。  同牧場によると、ヤギはほとんどの草を食べ、機械が入らない斜面や荒れ地にも適応。牛などより飼育しやすく、ふんはそのまま肥料になる。くいにつないでの飼育は大掛かりな柵が要らず、草取りをしたい場所に移動させることができる . . . 本文を読む

【070915】シカ肉:県、ブランド化狙い売り込み フランス料理では最高の食材

2007年09月15日 | 獣害-利用
◇個体数増にも歯止め  食害が深刻化して駆除数が増えているニホンジカを、食肉として流通させ、特産品とする試みに県が乗り出した。シカ肉などの野生鳥獣肉は、フランス料理で「ジビエ」と呼ばれる高級食材。まずシカ肉料理を出すレストランを認定するほか、将来は県産ワインとともに県産ブランド品として売り込む狙いだ。  県みどり自然課によると、シカは近年、個体数が増え生息域も拡大。林業被害は90年が約30万円だ . . . 本文を読む

【070909】シカ肉ハム イケてます

2007年09月14日 | 獣害-利用
 丹波産のシカ肉を原料にしたハムの試食が7日夜、兵庫県丹波市山南町南中で行われた。町内の地域おこしグループが特区の認定を受け、試作した「どぶろく」の試飲のつまみに出され、出席者に好評だった。  シカ肉の加工、販売に取り組む「丹波姫もみじ」(丹波市氷上町、柳川瀬正夫社長)と食品販売業「サンフード株式会社」(本社・尼崎市)が企画し、福岡県内のハム製造会社に製造を委託した。丹波市内で昨年12月から今年 . . . 本文を読む

【070817】有害獣対策、シカ肉食べ検討

2007年09月14日 | 獣害-利用
 嘉田由紀子県知事と出先の滋賀県職員が日ごろ感じていることを話し合う「職員ざぶとん会議」が17日、高島市の高島県事務所であり、同事務所が普及に努めるジビエ(シカ肉)料理を食べながら、嘉田知事と若手職員10人が有害獣対策について意見交換した。  シカ肉のフライとしぐれ煮を試食した。職員はスライドを使ってシカやクマ、サルによる林業や農業被害を説明した。その上で、高島市内で約9300頭のシカが生息し、 . . . 本文を読む

【070902】“獅子フン迅” シカよけ特効薬にライオンの糞成分

2007年09月14日 | 獣害-対策:忌避
 百獣の王は糞(ふん)も怖い? JR東日本盛岡支社が、ライオンの糞から抽出した成分入りの試験液を、岩手県内を走る釜石線(花巻-釜石駅)の一部路線に散布したところ、列車とシカとの衝突事故が激減したとの実験結果を明らかにした。同支社は、研究開発した岩手大と連携して動物忌避剤の特許を出願するほか、商品化も目指す。  同支社によると、山あいを走る釜石線では、野生動物との衝突事故が年間約40件発生し、被害 . . . 本文を読む

【070830】畑荒らしにセクハラも ケニア中部でサル300匹

2007年09月14日 | 獣害-状況
 ケニア中部のある村で約300匹のサルの群れによる被害が相次いでいる。英BBC放送(電子版)によると、畑からイモや豆など野菜を盗むだけでなく、村の女性に対しセクハラまがいの行為までするようになった。  女性が追い払おうとしても、自分の胸をつかみながらいやらしい動きをするので、女性の不安は高まる一方。「帽子をかぶりズボンをはいて男装してみたが駄目だった」と村の女性。サルはすぐに女性の胸を指さして見 . . . 本文を読む

【070828】サル被害対策にヤギを試験放牧

2007年09月14日 | 牛・ヤギ放牧
 中山間地にある魚津市小菅沼で二十七日、サルの被害防止対策として草地にヤギが放牧された。畑の周囲に牛を放牧する「カウベルト」設置は県内でも試みられているが、ヤギ放牧は初めて。  ヤギ放牧を試みるのは小菅沼の農家で組織する「すがまエコグループ」(武隈定一代表、十三人)。草地では野菜が植えられていたが、サル被害がひどくなり、今ではカキやクリの木約十本を残し、雑草が茂っている。  農家の高齢化で、草 . . . 本文を読む