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獣害を裏返せ!

獣害に関する状況と対策の最新ニュース。他地区での取組や状況を知り、「マイナス」を「プラス」に転じよう!

【080216】高遠にリーダー犬養成拠点 シカ対策

2008年02月16日 | 獣害-モンキードッグ
 シカやイノシシによる農作物被害対策で、北海道犬を使った追い払いに取り組んでいる伊那市は14日、事業の中間報告を行った。リーダー犬を養成している元北大助教授の鈴木延夫さん(67)=伊那市高遠町、動物行動学=が、今後の方針などを説明した。  市は昨年末、同市高遠町東高遠に私有地約5000平方メートルを借りた。ここに「市野生動物緊急対応センター(仮称)」を設けてリーダーとなる犬の訓練拠点とする。今後 . . . 本文を読む

【080105】救われた犬が猿を追う 全国初、愛知県が捨て犬を訓練

2008年01月07日 | 獣害-モンキードッグ
 捨て犬から農家の守り神に-。捕まえられた後、もらい手がなければ命を絶たれる運命にある捨て犬を訓練し、農作物を荒らすサルを追い払う「モンキードッグ」として生かす取り組みを、愛知県が2008年度から始める。モンキードッグは長野県や秋田県などで広がりつつあるが、捨て犬を使う試みは全国でも例がないという。  殺処分する犬を減らし、“犬猿の仲”効果でサルも殺さずに猿害を減らす狙い。第2の人生ならぬ“犬生 . . . 本文を読む

【071122】「モンキードッグ」猿から農作物守れ 池田で初出動

2007年11月23日 | 獣害-モンキードッグ
 人里に近付く猿を追い払うため、北安曇郡池田町が本年度導入した「モンキードッグ」が21日、町内で初めて出動した。民間の長野県警察犬訓練所(安曇野市)を間もなく「卒業」する犬の実地訓練を兼ね、実際に下りてきた猿の群れを奥山に追い返した。  池田町では、北部の山あいで昨年から猿による農作物被害が相次いでいる。70頭ほどの群れが確認されており、ここ数日は柿を目当ての出没も。町は被害の拡大を食い止めよう . . . 本文を読む

【071107】里守り犬プロジェクト:生後間もない時から、専門家が週1回研修

2007年11月12日 | 獣害-モンキードッグ
 野生鳥獣による農作物被害が拡大する中、飼い主の指示でサルやシカなどを追い払えるように一から訓練する「里守(さとも)り犬プロジェクト」が6日、北杜市で始まった。生後間もない犬を譲り受けた農家が、週1度の研修を1年近く受けながら、地元の畑を守る「里守り犬」に育て上げる。訓練所で預かることなく、鳥獣対策犬に育てる試みは珍しいという。  同市や南アルプス市などが参加する中部西関東市町村連携軸協議会(事 . . . 本文を読む

【071109】モンキードッグ 大町で関東地域鳥獣害防止検討会

2007年11月10日 | 獣害-モンキードッグ
 関東農政局が年1回開いている「関東地域農作物鳥獣害防止対策技術検討会」が8日、大町市内を会場に2日間の日程で始まった。猿を追い払う犬「モンキードッグ」による猿害対策が本年度の中心テーマ。同市はモンキードッグ導入の先進地でもあることから開催地となった。全国から行政や研究機関の関係者ら約300人が参加。効果が上がっている一方で、モンキードッグのいない地区で被害が拡大するなどの課題も指摘された。   . . . 本文を読む

【071107】鳥獣対策に甲斐犬育成

2007年11月09日 | 獣害-モンキードッグ
 鳥獣による農作物被害が各地で深刻化するなか、北杜市は6日、子犬の甲斐犬を計画的に訓練し、「鳥獣害対策犬」に育てる事業を始めた。犬が鳥獣を人里から追い払うために必要な訓練を、専門施設に丸投げするのではなく、被害者でもある農家自らが行政の支援を受けて行う県内で初めての取り組み。かつて狩猟犬として活躍した甲斐犬を見直す動きにもつながりそうだ。  中部横断道沿線の山梨、長野両県内の9市町村でつくる中部 . . . 本文を読む

【071011】熊など追い払う北海道犬が到着 伊那に「切り札」

2007年10月17日 | 獣害-モンキードッグ
 熊やイノシシを人里から追い払うため、伊那市が購入した北海道犬の子犬6頭が10日、北海道から約半日かけて、伊那市役所に到着した。約7カ月半かけて訓練し、来年5月ごろから活動を本格的に始める。  子犬は生後40-50日の雄2頭、雌4頭で、1頭5万円で購入。同事業を発案した伊那市高遠町在住の元北海道大助教授鈴木延夫さん(66)=動物行動学=らが預かり、同市高遠町や長谷で、野生動物を追い払ったり、人に . . . 本文を読む

【071010】北海道犬、害獣退治で出番 むかわなど 長野・伊那市が購入

2007年10月11日 | 獣害-モンキードッグ
 むかわや新ひだかで飼育された北海道犬が十日、サルなどの農作物被害に悩む長野県伊那市に送られることになった。番犬として害獣を撃退し、被害を減らすことが期待されている。  伊那市は毎年、サル、イノシシ、ツキノワグマなどが農作物を食い荒らす被害に悩まされており、昨年は四千八百万円の被害があった。同市在住で、北大でオオカミや北海道犬の生態を研究した鈴木延夫元助教授の助言で、同市は北海道犬の活用を計画し . . . 本文を読む

【071001】北海道犬で害獣追う 長野で計画

2007年10月03日 | 獣害-モンキードッグ
 北海道犬を訓練して、野生動物の害を防ぐ計画が長野県伊那市で進んでいる。動物の習性に詳しい鈴木延夫元北大先端科学技術共同研究センター助教授(66)=同市在住=が提唱。小坂樫男市長らが近く来道して子犬を購入し、本格的に始動する。  南、中央の両アルプスに挟まれた伊那平では、ツキノワグマが人里に現れ、住民がたびたび襲われている。ニホンザルやイノシシなどによる農業被害も深刻で、それがもとで離農するケー . . . 本文を読む

【070922】サル、クマ、シカの撃退…イヌにおまかせ!

2007年09月23日 | 獣害-モンキードッグ
 田畑を荒らすニホンザルやツキノワグマなどの野生動物の撃退にイヌが注目されている。すでに新潟や群馬など約10県でイヌが活躍。長野県では、南部の伊那市で北海道犬を10匹投入する計画が浮上した。関東農政局は11月8、9日、自治体の鳥獣害対策担当者を対象にイヌの活用事業をテーマにした初の検討会を長野県大町市で開催することを決定。“イヌの威”を借りる自治体はさらに増えそうだ。  「人間が追い立てたときは . . . 本文を読む