伊那市は、クマやサル、シカ、イノシシなどの獣を人里から追い払う専用犬の育成事業に取り組む。北海道犬10頭を購入し、市内の研究者に委託して育成する計画で、市議会9月定例会に提出予定の今年度一般会計補正予算案に購入費や犬舎の整備費など事業費600万円を計上した。
市によると、鈴木延夫・元北海道大学助教授(動物生態学)=同市高遠町板山=に訓練を依頼して8月上旬、市内で飼育する北海道犬3頭で訓練した . . . 本文を読む
サルが田畑を荒らす害に悩む高知県中土佐町で、サルを追い払うための訓練を受けた「モンキードッグ」が県内で初めて誕生し、同町矢井賀の小矢井賀集会所で地区の人らに披露された。今後、地区内で実際にサルを追う訓練を積み、「番犬」としての活動を始める。「柿やビワ、クリが、青い内に全部食べられてしまう。しっかり追い払ってほしいね」と、住民の期待は大きい。
同地区には100匹程度のニホンザルがいると見られ、 . . . 本文を読む