インフルエンザが流行中のようです。よくないことですが、無理をおして学校や会社へ行くのは却って迷惑という考え方が定着したのは良いことです。
人間の身体は実に微妙なバランスを保っていて、そのバランスが崩れると病気になるらしいです。
体臭の変化や、妙な眠さなど病気になりそうだから気をつけて、という最初のサインを見逃さないことが大切です。巷では体臭は悪という考え方もあるようですが、臭いの元は大方食生活に起因します。つまり体内の様々な要素は合理的に働いているのです。
この季節は身体を温めるため、良質な肉と脂肪、温野菜をたっぷり食べましょう。冬にスープや煮込みを食べるのは実に理にかなっていますね。
あるテレビ番組で、カロリーだけ減らしても体脂肪率が上がり、体にとって危険な場合さえある、という予告があり、食事を提供する者として参考に見てみました。
結果的に、野菜たっぷりの私達の食生活に問題はなく、なお嬉しいことに、現在ゲストにお出ししている料理内容やコースの順番も、大体理想に近いものと判りました。
気をつけなければならないのは飲料の糖分で、最後のコーヒーに入れるお砂糖の分量はご自分で注意して下さいね。
あるテレビ番組で、「芸能人の**さんはセーターの毛玉をとって、3,4年同じ物を着る倹約家」と紹介されていました。
そんなことは当たり前だと思っていたのですが、それが倹約とは。
服は 1、2年着て捨てるのが当たり前なのでしょうか。気に入った良い物をいつまでも着続けるのは吝嗇なのでしょうか。
当館に長年お越しになっているゲストに久し振りにお会い出来ました。
いつも楽しく有意義なお話、地位や肩書きが小さく見える豊かな人間性に触れ、今年はとても良い年になりそうな気がしました。
今年のテーマは「心豊かな時」ガイドブックには載らない、本当に豊かな安曇野を体感できる旅を探し、ご提供したいと思います。
あけましておめでとうございます。
皆様あけましておめでとうございます。。私は信州に暮らす黒毛和牛と申します。今年は私の干支に免じて少々自慢話をさせていただきたいと存じます。
私は生まれた時から名前に相応する個体識別番号というものをいただいて、信州の豊かな自然の中で大切に育てられ肉質によりA 1からA 5まで格付けされます。最上はA 5でもちろん私はA 5ですとも。
肉の断面は鮮やかな紅色にサシとよばれる脂肪が霜降りという名前そのまに、雪の結晶のように均一に美しくまぶされ、まさに食の芸術品といえます。その堂々たる風格を
前にすると、ノーサイドの料理担当は緊張のためいつも手が震えています。ロースは柔らかな脂が舌の上で甘く溶け、赤身は肉の豊かな滋味が広がり、どちらも甲乙付つけがたい味わいで私自身がそのおいしさを味わえないのが残念なほどです。私の好物はおからとりんごなのでアップルビーフとも呼ばれています。
最近はメタボリックなる言葉が流行っているようですが、綺麗にやせるには適度な肉や脂を採ることも大切と言われていますので、ぜひとも私をご贔屓にしていただきたく、ノーサイドともども本年もよろしくお願い申し上げます。
信州和牛より