安 曇 野 天 然 温 泉 宿   心やすらぐ森の宿・ノーサイド  

天然温泉付きの宿を営みながら、田園生活・スローライフを満喫する私達

食べ物雑感2

2008-01-31 08:04:49 | 食・レシピ

またしても食品問題が世間を揺るがせています。今度は毒物とは・・
もとろん私たちは出来合のものは買わないので、冷凍庫をチェックする必要はないのですが、本当に困りものです。
私たちがなぜ、加工の冷凍食品を買わないかといえば、やはり安全性に疑問をもったからでした。
今回問題になっているのは、家庭で作れるけれど手間がかかる料理ばかりです。加工度の高いものを、簡単便利に、そして安く食べるには、原材料や労働力の安い外国産に頼らざるを得ません。しかし、顔の見えない相手同士では、作る側の買う側も、気持ちが通ずることはないでしょう。
安全性はそこから崩れていくと思います。ずっと以前は加工品も買っていたことがありますが、買い物に時間を費やし、沢山のゴミが出る加工品より、原材料をまとめ買いして、買い物に悩む時間を料理に使う方が安全で合理的と思って止めたのです。お弁当も、見た目の見栄ではなく、本当に身体によいシンプルなスタイルするのが、本来の形ではないでしょうか。今後は折に触れ、アイデアを掲載していきたいと思います。

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食べ物雑感

2008-01-30 08:41:59 | 食・レシピ

生ハムを作っています。豚のロースの脂と筋っぽい部分を取り除いてから作るの
ですが、この脂と筋と鹿肉でソーセージを作ってみました。
 お肉を一頭買いしてみると、いろいろなことが分かります。これはあくまで推測ですが、中世ヨーロッパ時代、農民たちは領主様に肉の美味しい部分は召し上げられ、残った内臓、くず肉、最後は血液までも何とか食べようと、工夫したのがソーセージではなかったかと思うのです。それが現代では「血のソーセージは貴重品」などということになっています。昔はエサも土壌も安全でしたから、家畜の血もきれいだったことでしょう。これが現代では貴重品になってしまうとは・・・

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今年も良いことが・・・

2008-01-05 10:35:00 | 食・レシピ

お正月ご滞在のゲスト達をお見送りして、一段落。
スイートルームや暖炉でくつろがれた、エレガントなお2人や、女性同士、コーナーツインや暖炉で楽しい語らいをされたゲスト等々、今年の始まりも素敵な人達に出会え、良いことの兆しのようです。
冬の信州は山が一番美しく、この季節に安曇野を訪れてくれる方々にその美しさを知ってもらえるのはとても嬉しいものです。

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謹賀新年・子年に寄せて

2008-01-01 09:13:33 | 食・レシピ

その昔、神様は世の中の人々が楽しく年を数えることができるよう、12年を一区切りにし、12の動物に一年ずつ割り当て、それぞれの個性あふれる年を創らせようと考えました。
 そこで、「12月12日までに、私の所へたどり着いたものに、干支として称号を与える」というおふれをだしました。
 すばしっこいねずみは、これを聞きつけるとすぐに、「12月12日までですよ。12月12日ですよ。お忘れなく」と皆に知らせて回りました。ところがねずみは子だくさんの大家族で、子供達はあちこちちょろちょろ走り回ります。親ねずみは迷子にならないよう子供の数をしょっちゅう数えなければなりません。「1匹、2匹・・・・あれ、あと1匹、よしいた、13匹」と、そのとき、ちょうど昼寝中の猫のそばを通りかかり、ねずみはつい、「12月13日までだよ」と言ってしまいました。
 猫は安心し、またとろとろと眠りだし、目がさめたのは12月13日も終わろうとしている真夜中近くでした。猫は慌てて飛び起きて神様の所へ駆けつけましたが、そこには誰の姿もなく、十二支に決まった動物の名前が12月12日付けで貼りだされていました。「ねずみの奴にだまされた」怒った猫はねずみを追い回すようになりました。
 ねずみは、自分が言い間違いをしたことに気がつきましたが、猫の剣幕が恐ろしく、なかなか謝る勇気がありませんでした。しかしあるときありったけの勇気をふりしぼり「あのときは私が子供の数に気を取られ、思わず言い間違えてしまったのです。お詫びに私の干支にご招待したいのですが」と言ってみました。
 これを聞いた猫は少々きまりが悪くなりました。日頃寝坊ばかりしている猫は、正しい日付を聞いたとしても、期日までにきちんと行かれる自信がなかったのです。そんな自分への腹立たしさを、ねずみを追い回すことで紛らわしていたような気がしていたからです
 そこで、猫は開運招福を手みやげに、ねずみのご招待を受けることにしました。
 誤解や勘違いは誰にでもあるものです。お互いほんの少し譲り合えば、心がほっこり温まり、仲直りは簡単です。

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