最近人口減少が著しい自治体が、若者に定住してもらおうと様々な試みをしています。
しかし、自治体の担当者の会議に出席しているのがいわゆるオジサン世代のオジサンがほとんどです。
その地に定住して欲しければ様々な世代、性別の人たちの意見を聴かなければならないのです。同世代でも考え方は様々でしょうし、女性の意見が必ずしも同じとは限らず立場によって異なることもあります。
そしてなにより問題なのはその地域が新参の住人に自分たちのルールを押しつけることです。
そもそも、今までの続けてきたことの善し悪しや時代との乖離を見直しもせず、「自分たちもやってきたから」という理由で何も変えようとしないことが、人口流出の原因になっていることはままあるのではないでしょうか。
そういうことを見直しもせず、とりあえず空き地に住宅を建てても、人口減少の歯止めはかからないと思います。
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今年、安曇野も未だかつて無い豪雪に見舞われました。
初めて冬を越した方は驚かれたことでしょう。
雪が降ると家同士助け合うというわけにはいきません。まず、移動に困難が生じ、二次災害につながるからです。
雪かきも雪下ろしも時間との戦いなので自分でしなければなりません。助け合いたくてもできないのです。
これからの気象がどのようになるのか判りませんが、豪雪地帯に人が住まなくなるのも困ります。情報格差の少なくなってきた現代、若い人に短期でも暮らしてもらえるような制度を作ることを考えてもいいのかもしれません。
特に女性の一人暮らしは気候の良い時はまだしも、こういう時は大変です。さりとて、寒冷期に家に住まなければ痛みも激しくなります。
田舎暮らしには自助努力が欠かせないのですから、今後はお互いのプライバシーを尊重しつつ、ゆるやかな共同生活も検討する必要がありそうです。
シングルの女性で、リゾート地で暮らすことを、夢みている方はいらっしゃいませんか?
「田舎暮らし、セカンドハウス」最近こういう言葉をよく耳にしませんか?世の中が成熟し、本当に豊かな生活を求める人達が増えているのだと思います。しかし、夫婦や家族対象のプランは沢山あっても、シングルの方向けのものはほとんどありません。
なぜならシングルの方が田舎暮らしやセカンドハウスを夢見ても、現実にはなかなか大変だからです。自然豊かな田舎の夜は、なれない方には寂しく、怖いと思えるでしょうし、日頃仕事をしていればセカンドハウスの維持管理はとても大変です。
そこで、私達は、ある程度快適な設備、セキュリティの保全に加え、プライバシーを守りつつ、温かなコミュニケーションをはぐくめる田舎暮らしのプランを、
シングルの女性を対象に考えてみました。現代は結婚生活の形態も様々ですので、既婚者の方でも基本的に配偶者の方と別居し、週末などを一緒に過ごしたいと
いう方でも歓迎です。また、外国に家はあるけれど、一時的に日本で生活したいという方などにも便利かと存じます。
当館の施設概要
当館は、長野県安曇野市の北アルプスの麓、周囲は自然にあふれた、赤松林の中に、閑静な小さなホテルとして1988年に建設されました。
土地の面積は380坪、建物坪数は125坪総2階建て、広いお庭と駐車場スペースが車7台分ございます。
現在、ここにオーナー夫妻が暮らしながら、ホテル業を営んでおりますが、
この度、ゲストルーム(全室バス・トイレ付き)を年間契約で、出来れば終の棲家、或いはセカンドハウスとして御利用いただけるよう整備して、お貸し出しすることに致しました。
ここでは、あくまでも、オーナー夫妻(60代前半と50代)との共同生活の場とお考え下さい。
その為出来るだけ長くお住まい頂ける方を募集します。契約の期間は、1年契約(最低でも1年以上)で、気に入って頂けたら、5年10年とご一緒したいと考えております。
応募条件は、シングルの女性で、年齢、国籍等は問いませんが、単独で、法律行為が出来並びに日本語理解力のある方です。
パートナーが出来た場合は、ご退出して頂きますので、夫婦、カップル、子供連れというような状況になれば、契約は終了ということになります。
各ゲストルーム(全室洋室、ジュウタン敷き)のスペースは、約20㎡(およそ12畳)3室と29㎡(およそ17畳)2室のお部屋をご用意しております。
それぞれの設備は、ベッドが一つ、テーブルと椅子が1脚、チェストタンスが1つ、物書き用のネストテーブルと小さなスタンド各1つ、更にバス・トイレが付いております。
また、広いお部屋は、2部屋続きになっており(勿論両方とも専有スペースとなります)、洗面化粧台も単独で御利用いただくことが出来ます。
全室冷暖房用エアコン、冬季用の暖房、換気扇、煙並びに熱感知器が備えられており、快適なホテルライフが、通年でそれぞれのお部屋で、お過ごし頂けます。
共有スペースとしては、トイレが各階にそれぞれ一つずつ、蛇口をひねれば天然温泉が出て、大人2~3人が手足がゆっくり伸ばして入れる大きな岩風呂(シャワー栓は混合栓が3つ)、洗い場の床は床暖房付き、広い脱衣室には、全自動洗濯機を設置する予定です。
更にクローゼットスペースとしておよそ20㎡(約12畳)のお部屋(これは共同生活者皆さんの共同利用となります)をご用意します。このお部屋にも、エアコン、冬季用スチーム暖房が備えられておりますので、物干しスペースや乾燥室としても御利用いただけます。
リビング・ダイニングスペースは、46㎡(約28畳)有り、暖炉とバーカウンター止まり木椅子が5脚、5点応接ソファー備えられていて、ゆったりした生活空間をご提供しております。
居住されている方々のゲストがお泊まりになれる、バス・トイレ付きのゲストルームをその他に1室ご用意しており、ご家族や遠来のお友達が、お遊びに来られても、安心してお泊めすることが出来ます。
また、その他にも、館内には、非常誘導灯、非常ベル、納戸スペースや、屋根裏風造りの読書室、床下収納スペースにワインセラーなど、本当の意味での心豊かで安全なリゾートライフが満喫できます。
キッチンスペースは、ホテルの厨房として利用しておりますので、20人規模のお料理を作れるスペース20㎡(約12 畳)があり、業務用冷凍冷蔵庫、ガスオーブン、食器洗浄機、製氷器、20人分の各種食器類等々お料理を作るのに必要最低限度の設備が完備されておりますの で、お料理教室やお菓子教室等の開催も可能です。
その他、全員でバーベキューパーティーなどが可能なウッドデッキスペースも完備されております。
共同生活者としての大まかな希望を申し上げると、以下のようになります。
各ゲストルームは、完全な個室となっております。専用鍵をお持ち頂きますのでお互いのプライバシーは当然尊重されます。パブリックスペースは共同利用となりますので、全く人付き合いが苦手だ、出来るだけ引きこもっていたいというような方は、ご遠慮いただいております。
逆に、思想、政治信条、信教の自由は認めますが、館内及び近隣での、布教・政治活動はご遠慮いただきたいと思います。
また、ペット類の建物内への持ち込み並びに飼育も、ご遠慮いただいております。
館内専有スペースでの喫煙は可能でございますが、共有スペースでは、禁煙とさせていただきますので、ご承知置き下さい。
また、私共と共同生活者の皆様との間で、最低限の共同生活にかかわるルールを作りますので、それの遵守と、ご一緒に生活される方々へのマナーと思いやりを持っていただきますようお願いします。
費用は、管理費、駐車場代を含めて、一日当たりに換算しますと、約6500円から8200円となります。(詳細は、お問い合わせ下さい)
これ以外には、食費、雑費、水道・光熱費等は、かかった費用を頭数で割って、経費を算出いたします。
上記費用の他に、敷金、礼金、預かり金等は、一切発生いたしません。
これらの費用で、自然豊かな土地で、別荘ライフが可能ということになります。なお、この契約は、ご本人一身に帰属するものでございますので、他の方に転借、譲渡は出来ませんし、相続の対象にもなりませんので、お含み置き下さい。
近隣の状況
周囲の自然は、景観としても静けさとしても、恵まれており、散策やお散歩には、全く不自由しない
エリアとなっております。にもかかわらず、天然温泉の足湯、お買い物にも便利な新鮮市場、木立の中にレストランや手打ち蕎麦屋さん、瀟
洒な美術館が点在しております。これらが、全て徒歩数分の圏内にありながら、驚くほど静かなロケーションとなっております。
公共交通機関については、市民の方はオンデマンド交通が利用できますし、観光シーズン中は徒歩3分の場所に停車する周遊バスも運行します。
お問い合わせ、或いは見学のお申し込みは、メール又はお電話にて承ります。
アドレスは、longstay@no-side.com 又は、 0263-83-5108(FAX兼用) 迄ご連絡下さい。
なお、北アルプスの麓、安曇野市は、気候的には寒冷地になります。冬場の外気温は、明け方の一番寒いときには、マイナス10℃を下回るときもありますので、必ず一度は1~2月にご来訪頂くことを、お薦めします。
安曇野の楽園から
田舎に住むと物価が安いかと思うと案外そうでもありません。もちろん野菜や食品類は安い場合が多いのですが、家電製品やパソコンなどは品揃えも少なく、あまり安くはありません。中にはいつまで入荷待ちが続くのか判らない商品もあります。最近はネットショッピングもあるのですが、やはり使い勝手を見てみたいものもありますよね。
洋服も好きなブランドがなかったりすることもあります。
そういうものをまとめて都会に買いに行くための予算は必要かもしれません。
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田舎に住んで楽しみなのが庭でしょう。今の季節は最高に気持ちが良いものです。大方の人は家庭菜園を試み、大変さに挫折する人と、面白くて本格的に取り組む人に分かれます。
農業は見た目ほど甘くはありませんし、費用も結構掛かり、中途半端な規模では完全に赤字になります。最初から広大な敷地で始めるのなら、地元の方で指導してくれる人が必要です。
それと、作物というのは人間に都合良く育ってくれないので、一気に大量の作物を収穫しなければなりません。御近所に配るのも良いですが、そういう時季はたいてい他からもお裾分けがきているので、かえってご迷惑なこともあり得ます。
作物を植えるなら、大量にできたときの保存方法を考えておかないと、ただのゴミになってしまいますので要注意です。