さて、今回のエコ・リュクスは、「洗剤」世の中には本当に色々洗剤がありますが、本当に何々用専用洗剤は必要でしょうか？買い置きの場所は取るし、ボトルのゴミもでます。
そこで、重曹とお酢と水を混ぜた溶液をすべての場所で使うことにしました。わが家の庭のハーブをお酢に漬けてから作りましたが、作業の時良い匂い。（混ぜる時化学反応が起きますので、充分注意）重曹は油汚れと消臭効果に、お酢は、殺菌効果があります。食器洗いは（漆やアルミには使えません）、とてもきれいになり、臭いもよくとれます。排水溝の臭いも今のところ気になりません。ただし、動物性の油にはちょっと苦戦するのと、粘りがないのがやや難点ですが、泡が出ない分すすぎも少なくて済みます。アクリルたわしのとコンビが良いようです。
あとは、襟元の汚れを浸けて、お洗濯に使ったり、（洗濯機の黒カビ洗浄にもなるといいな、と思っています）冷蔵庫などキッチンの清掃はもちろん、トイレの清掃や薄めてガラス拭きや拭き掃除に（アルミや貴金属は要注意）。畳も拭けそうです。消臭スプレーにもなります。何より、安全で環境に優しいです。
気になるお値段ですが、あまり良いお酢を使う必要はないので、色々洗剤（食器・洗濯・トイレ・住宅・ガラス・消臭剤・排水溝洗剤・お風呂用洗剤・洗濯機洗浄）を買うことを思うと、かなり安くなり、家のスペースもすっきりしそうです。
ここのところ何から何まで値上がりラッシュですが、節約がエコにもつながり、かつおいしい生活にもなるならまさに一石二鳥。
そのひとつが、ムスイ鍋。アルミ製で、短時間の加熱でゆでたり蒸したりの調理が可能です。蓋をして火に掛け温まったところへ、ほうれん草、枝豆、インゲンなどをごく少量の水（洗って水を切らない程度。これも面倒がなくて良いですね。足りなければ少し水を足します）とともに入れ、蓋をして蒸気が上がったら、火を止め、あとは余熱で柔らかくなるのを待つだけです。野菜自体の水分で調理されるので、柔らかく、旨味も逃げません。茶碗蒸し、プリンなども失敗なくおいしくできます。オーブンペーパーを敷けば焼き魚や焼きおにぎりなどの焼き物も焦げ付かず、余熱を上手く使えますし、焼き海苔もパリッと仕上がります。ロールパンなどもふっくらあたためられます。ただしトーストは今ひとつの味でした。
欠点は、電磁調理器で使えないことと、野菜の煮え加減のコツをつかむのに多少工夫が必要なことくらいです。
暑い夏にキッチンで長時間火を使わずに済み、水もエネルギーも節約できておいしいのでよいことずくめのまさに「エコ鍋」です。
いつもブルーベリーを摘ませて貰っている農家の方に連絡したら「今年は摘み取りをやめようかと思っている」とのお話。どうやら虫が多いと苦情を言われたらしい。確かに夏の時期は特に虫は多い。でも、その中で収穫する農家の苦労も分かるし、何より虫一匹いない農園なんて不気味ではありませんか？
虫が多いのは農薬が少なく、安全な証拠。
皆さん、果物狩りには虫除けスプレーをお忘れなく。それと、コロンや整髪料の中には虫をおびきよせる成分を含む場合があるので、ご注意下さい。虫に好かれたい人はどうそそのまま。
