そろそろ春のようです。体も活動期に入ります。
ここに2人の人がいます。
1人は、スナック菓子やお取り寄せの加工食品、サプリメントを愛用し、健康のためにスポーツクラブなどでお金を使い、脳力を高めるゲームやドリルに熱中します。
そして、一人は、少々高くても良い食べ物を適量買って、無駄なく使うため、買い物に行って歩き、脳を使って献立を考え、料理・後片付けでエネルギーを消費します。加工食品やサプリメントは栄養の吸収は良いかもしれませんが、添加物も心配だし、内臓があまり働かず、エネルギー消費が少ないのではないかと思ってあまり使いません。
後者のような人をLOHASな人と呼びます。
安曇野穂高の宿から
今日の新聞のコラムにおもしろい話があった。
食通といわれる人に味覚が敏感なのを自負する方々が多いのだろうが、あまりに敏感すぎると、食事に不満が残ることが多く、あまり幸せではないのではないか、という話であった。
また、ある由緒ある鰻屋で、さばき方だの焼き加減だのを講釈されて、うんざりし、「適当なものを気楽に食べたい」と思ったという話もあった。
幸せは「適度な鈍感」にあり、というのが結論なのだが、言い得て妙である。これは人生全てにいえることかもしれない。
安曇野穂高の宿から
この冬、信州鹿を沢山買ったので、肉といえばほとんど鹿を食べている。
鹿にはほとんど脂肪がなく、完璧なまでの赤身肉である。そして身体が温まり、基礎代謝が増えるような気がする。
そのせいかどうか判らないが、冬といえば体重が増加しがちなのに今年はむしろ減少気味だ。ほかに理由があるかもしれないので何ともいえないが、もしかしたら、現代人にとって最適な食品なのかもしれない。
安曇野穂高の宿から
http://www.no-side.com
安曇野も記録的な暖冬で、おでんやお鍋の機会は激減しています。でも白菜やねぎなどはかえって豊作で、なかなかうまくいきません。
でも豊作の年のものは栄養もあるので、たくさん食べたいものです。
安曇野穂高の宿から
