秋の星座の中にある3つの天体を撮影してみました。
最初がアンドロメダ銀河M31、星に興味がない人でも名前は聞いたことがあるくらい有名です。光害の少ない空で、澄んだ月明かりの無い夜なら肉眼でもその存在が分かります。
同じ構図で多数のコマを撮影して重ね合わせることによりディテールを鮮明に出来るので、今回もその手法を使おうとしたのですが、25コマ撮影したはずが、カメラのメモリーカードにはなぜか4コマしか記録されておらず、がっくり。。 でも原因らしきものは掴めました。 下の写真は1コマだけの単体に簡単な画像処理を加えたもので、さすがにノイズは多いですが、意外にも詳細までよく写っていました。 外気温は約4度。
DATA
2021/10/29 21h14m JST Vixen R200SS + PH ( 760mm F3.8 ) Canon 6D (HKIR) Exp:90sec ISO1600 EQ:iOptron45 Guiding:M-GEM3
次は、ペルセウス座二重星団。写真でも綺麗ですが、望遠鏡か口径の大きな双眼鏡で、20倍程度の低い倍率で観察した時の美しさは格別です。
DATA
2021/10/29 23h02m JST Vixen R200SS + PH ( 760mm F3.8 ) Canon 6D (HKIR) Exp:90sec ISO1600 EQ:iOptron45 Guiding:M-GEM3
そして、一見地味だけれど、繊細なカシオペア座の散開星団 NGC7789 です。 写真の丁度真ん中にある小さな点の集まりがそれです。
DATA
2021/10/29 23h13m JST Vixen R200SS + PH ( 760mm F3.8 ) Canon 6D (HKIR) Exp:90sec ISO1600 EQ:iOptron45 Guiding:M-GEM3