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ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

心が温まる人情話 ~ 安田弘之先生の『ちひろさん』と『寿司ガール』 ~

2019年11月19日 | 漫画・アニメ

 今回は、私の生きる糧の『読書部門』のマイブームの話です。
 最近はネガティブゾーンで働いていたせいか、無意識に心が温まるモノを探していたみたいで、その私の本能に偶然に応じてくれた作品(本)達を今回は紹介します。

 以前にも書きましたが、私は50歳を過ぎてから老眼が進んでいるせいで、ここ数年は紙の本よりも電子書籍を購入することが多くなりました。

 相変わらず本屋さんに立ち寄っていますが、気に入った本を手に取っても、その場で携帯電話でネットで電子書籍版が出ているかを調べて、出ていたら手にした本を棚に戻します。本屋さんには申し訳ないのですが、紙の本は文字の拡大ができないので、文字の拡大ができて老眼の私にも優しい電子書籍版を家に戻ってからダウンロード購入します。まだまだ電子書籍版の出ていない本も多いので数は明らかに減りましたが紙の本も購入しますけどね。

 さて、今回紹介する安田弘之先生が書いた漫画の『ちひろさん(全9巻)』も、本屋さんでの上記のやりとりを経て電子書籍版をダウンロード購入した作品です。
 先日、関東にいた頃に紙の媒体で購入して面白かった『ちひろ(全2巻)』の続編が出ているのを古本屋さんで偶然見つけて、電子書籍版が出ているのが判ったので購入しました。本作はなかなか考えさせられる心の温まる人情話の連続で、すぐに全9巻をダウンロード購入してしまいました。10月下旬から11月始めの朝は喫茶店で『ちひろさん』を1冊読んでから出社していました。

 『ちひろさん』は記事の冒頭の写真の元風俗嬢のちひろさん(源氏名です)が、ある街のお弁当屋さんで働きながら住民達と触れ合う日常を描いた作品です。ちひろさんの独特な性格に触れて、少し引っ込み思案な性格の住民達が少しずつ変化していく様が読んでいて心が温まります。いくつかのエピソードでは泣きそうになってしまいました。笑えるし、下ネタも入っている良い作品だと思います。前作の『ちひろ』の頃よりも私の好きな絵柄になっているのも高ポイントです(昔の絵柄も好きですが・・・)。

 その後、安田先生の作品をダウンロードしまくりました。『ちひろさん』全9巻の後にダウンロードしたのは、

・『ちひろ』全2巻
・『先生がいっぱい』全3巻
・『寿司ガール』全3巻
・『ショムニ』全3巻
・『紺野さんと遊ぼう』
・『冴木さんってば・・・』
・『気がつけばいつも病み上がり』

の7作品です。ダウンロード購入する時に気が付いたのですが、安田先生ってドラマにもなった『ショムニ』の作者だったんですね。『ショムニ』はずいぶん昔に絵柄と物語と登場人物が私好みではなくて一読してスルーした作品でした。絵柄が違い過ぎて『ちひろさん』と同じ作者だとは気がつきませんでした(『ショムニ』を再読しましたが、やはり、あまり好きではないですね・・・)。

 追加ダウンロードした作品の中でお薦めなのは『寿司ガール(全3巻)』です。この作品も『ちひろさん』と同じように心が温まります。泣けるエピソードが多いですね。

 

 余談ですが、綺麗な女性がたくさん登場する安田先生の作品の中で、私が一番ルックスが好きなのは『先生がいっぱい』に登場する庭山先生です(下の写真の中段右側)。私の好きな女優さんの仲間由紀恵さんみたいな感じです。右目の下のほくろが何とも言えませんね。

 

 
 以上、心の温まる安田先生の漫画の『ちひろさん』と『寿司ガール』の話でした。2作品ともにお薦めです。

 人情話の漫画と言えば、江戸時代の心温まる話を描いた昌原光一先生の『人情幕ノ内』と『まげもん』もお薦めです。『ちひろさん』や『寿司ガール』を面白いと思った方には読んで頂きたいですね(どちらも電子書籍版が出ています)。

 
 

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