前回の記事で記した通り、富士山山頂で、感動的な写真を送ってくれたK会長は、9月22日に七面山に登り始めていました。
「海ぼうず」さんは、本来は居酒屋さんなのでいろいろなメニューがあるのですが、おでんに絞った形になっていました。
6時少し前の写真ですが、富士山には傘雲が掛かっていました。
Iさん、Sさん、みこちゃん、私の四人は23日の秋分の日に七面山に行くことは決まりましたが、みんなの都合を合わせるのと、七面山のどこに行くのかを考えないといけませんでした。
もちろん、私は行ったことのない場所だし、タセツの神(宇摩志阿斯訶備比古遅神)は、寺の杉の木のところと言っていただけなので、七面山はきっと杉の木ばかりだろうと、5年前の富士山山頂の岩の時と同じようだと思いました。
Iさんは、相変わらず忙しそうで、たまに写真が送られてきましたが、どこにいるのか神出鬼没な感じだったので、行こうとしていた前の週にSさんと杉の木の場所の特定の検証をしていました。
七面山で、寺を調べると「敬慎院(けいしんいん)」が出てきます。
この「敬慎院」のご神木は大イチイの木なのですね。
でも、どちらも山頂近くにあるので、違うのだろうと思いました。
七面山は、登るのに4、5時間は掛かると書いてありましたし、ご来光を見るには「敬慎院」に泊って朝からまた登る感じみたいですね。
私に教えてくれたみち子さんも、以前にそのようにおっしゃっていました。
「敬慎院」は大きな宿坊で、1000人規模の団体さんも受け入れるらしいです。
全国の仏教の信者さん達が登るのですからやっぱり規模が違うようですね。
神様達といろいろ話していると、なんとなく場所の特定が出来ました。
それをやっと話が出来たIさんと言うと、同じ場所を思っていたようで、拍子抜けするくらい打ち合わせをしなくても大丈夫でした。
彼は22日から泊まるように、静岡の駅前のホテルを予約してくれて、私は熱海のマンションに寄ってガジュマルに水をあげてから、Sさんと電車で静岡に向かい4時くらいにホテルに着きました。
Iさんとみこちゃんは仕事をしてから静岡に来てくれました。
Iさんは、七面山に行くなら静岡がいいと始めから言っていて、高速道路が出来たので、山梨県までがとても近くなったそうです。
とにかく、静岡に行くなら「静岡おでん」を食べて欲しいとずっと話していたのですが、コロナ禍で行こうとしていた「海ぼうず」さんの本店は閉まっていて、駅の構内にある支店も8時までということで、7時過ぎに着いたみこちゃんとは、お店で合流することになりました。
「海ぼうず」さんは、本来は居酒屋さんなのでいろいろなメニューがあるのですが、おでんに絞った形になっていました。
「静岡おでん」は串に差したおでんなのですね。
Iさんは、どんどん頼んでくれて、時間はあまりありませんでしたが、美味しくいただきました。
やっぱり、生ビールが飲めないのが残念でしたけどね。
そして、8時にお店を出ると、ザァーザァーと激しい雨が降っていました。
駅前のホテルだったので、濡れることはなかったのですが、私はこんな雨の中で七面山に登っているK会長は大丈夫なのかと、とても心配になり、ラインを送っても既読にならないので、電波が届かなかったようです。
部屋に戻って、駅構内のお店で買い込んだビールとポテトチップスで、Iさんの話を聞いている間に、ホテルの窓から見えるのは、稲妻のピカピカで、次の日の天気とK会長を心配していました。
Iさんにこの時いろいろ話を聞いて、せっかくだから行った方がいいと言われた静岡浅間神社に行くことを決めて、眠りにつきました。
そして、朝起きるとありがたいことに快晴で爽やかな朝でした。
ホテルの窓からの景色です。
6時少し前の写真ですが、富士山には傘雲が掛かっていました。
Iさんが、レンタカーを借りてホテルの前に来ると言っていた時間までに帰ることにして、私達三人は静岡浅間神社に、駅前からタクシーに乗って向かいました。
続きます。