夏のおだまき（竹田市神原）

　　夏の話を今頃するのも何ですが…
　　両親を連れて竹田市神原にある薬膳料理のおだまきに行きました。

　

　　「営業中」ではなく
　　「やっています」
　　が微笑ましいです。

　

　　薬膳料理を注文すると、こんな献立表がつきます。
　　メニューの紹介とそれぞれの野菜の効能が記載されています。
　　これってわかりやすくて有り難いですよね。

　

　　「百合」…咳、痰が気になる、風邪をひきやすい、
　　気分が沈みがちな方に。
　　これを注文したのは父です。
　　全然気分が沈みがちになったりする人ではありませんが
　　咳、痰が気になる…で選んだようです。
　　メインはレタス包みの春巻きです。

　

　　「艾葉（よもぎ）」…手足がしびれることがある、目が疲れやすい、
　　少しのことで怒りっぽいという方に。
　　これは母が注文しました。
　　手足のしびれというのに反応したようです。
　　メインは、旬魚の南蛮漬け。

　

　　「すぎな」…スタミナ不足を感じる、疲れるとむくみが出る、
　　恐ろしい夢をよく見る方に。
　　これは私です。単に鶏肉が食べたかっただけです…
　　鶏肉の薬膳煮。
　
　　

　　小鉢もそれぞれ微妙に違います。
　　同じナスでも揚げていたり、焼いていたり
　　私のはインゲンのゴマ和え。
　　それぞれ心配りで変えてくれたようです。

　　

　　同じシイタケ料理でもそれぞれ違うんです。
　　シイタケと酢の物という発想は私にはなかったんですが
　　酢が合うんですね。全部酢の物です。
　　特にシイタケを丸ごと使った南蛮漬けは美味しかった…！
　　神原はシイタケ栽培が盛んな所なのでシイタケ料理が多彩なんでしょうね。

　

　　煮物は相変わらずいい味付けです。
　　田舎…らしくなく上品にいい味付けをしてるんですよ。
　　ちなみに右側のはデザート、ブラマンジェ。

　　

　　遅れて出て来る旬菜の天ぷら。
　　食べた後に写真を撮るのを忘れていたことに気づき…
　　だから一部減っています。
　　スギナやヨモギ、ユキノシタ…
　　カリッと美味しく揚がっています。

　　初め、2000円と聞くといい値段するなあと思いますが
　　これだけ出てくるとすごい！と思います。
　　両親も大満足で、最初は食べきれないと思ったらしいですが
　　野菜が多いので食べれてしまうんですね。
　　薬膳だから身体にいいというところがまたいい！

　　秋になるとまた食材が変わると言っていたので
　　近々また行きたいなあと思っています。
　　どんな薬膳料理が出てくるか…楽しみですよね。