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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

複合分野リーダーシップの時代が始まる

2015-05-17 | 変革・イノヴェーション

原田武夫です。おはようございます。
皆様・・・実は体調を整える最大の秘訣は「週末も平日同様、規則正しく起きる」ということなんです。
知ってましたか?ふふふ(^_-)-☆ だって、週末なんていうもの、人間がつくっただけですからね。自然(じねん)とは無縁のもの。

さて。
つい先ほど、かなり「懇親のコラム」を公式ブログにアップロードしました。
「複合分野リーダーシップの時代の始まり」
今、何が我が国、そして世界で求められているのかがお分かり頂けると思います。
危急の時、がまた迫っている今だからこそ、あらためて考えなければならないのです、このことを。

是非お読みください!

http://haradatakeo.com/?p=58363

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/867783626626193


 

2015年05月17日

複合分野リーダーシップの時代が始まる (連載「パックス・ジャポニカの時代」)

 

「人はパンのみに生きるにあらず」有名な警句である。いやしくも人間として生まれたのであれば、糊口を拭うためだけに仕事をするのではなく、人間たるもの、いかにして生きるべきかを常に考え続けなさいという趣旨だ。

だが、そうは言っても現実は全く甘くない。外務省を自主退職し、“娑婆”に自らの意思で飛び込んでから10年が経った。そして未知の世界であった「経営」をこの手で行うようになってから8年の月日が経ったわけだが、その中で日々感じるのは「世の中は激烈な生存競争の場である」ということだ。

事実の問題として経営者目線で言うことをお赦し頂けるならばこういうことだ。―――一見すると全く同じように見える私たち日本人。しかしその間では明確に意識の違いがあり、そのメルクマールとなっているのが「年収」である。額面の年収が400万円、600万円、1000万円、そしてその次が1800~2000万円以上、といった具合に4段階で明らかに今現在の私たち日本人は分けられている。ちなみにこれは「額面の年収」であり、実際に手元に残る「所得」というベースでいうと話は全く違ってくる。

もっというと額面の年収が2000万円以上になってくると、次はフローではなくストック、すなわち「資産規模」の世界に入って来る。ここから先の世界についても念のためにいっておくと、金融資産が1億円以上というのが次のハードルであり、更に「現預金」で200億円以上というのがさらにその次ということになってくる。もちろん、上には上がいる。

私が言いたいのは要するに現実問題として「金銭」で測る限り、明らかに差が隣の人との間ではありますよということなのだ。そして日々、私たちは意識・無意識にそのことを考え、少しでも上に行こうと努力しているのだ。「草食系」と世間では言われる若い世代も、さすがに額面の年収が200万円を切る世界には入りたくないはずだ。つまり、私たちは総じて「パンのみに生きている」ということになりかねないというわけなのである。

しかし、である。たとえばここで手元に「5000億円」が何等かの理由で転がり込んでくるとしよう。しかも現預金という形で、である。「まさか」と思われるかもしれないが、私が知る限り実のところそうした人々は数多く我が国にもいる。ある日突然、「そのようなもの」として選ばれ、その預金口座に明らかに桁の違う金額が振り込まれて来るのである。

その様な人物の一人を知る方から、こう言われたことがある。

「原田さん、考えてもみてください。毎晩、銀座や赤坂で100万円以上使ったとしても到底使い切れないくらいの金額の“利子”がそれだけのお金を預金していると入って来るのです。『もう使い切ることが出来ないよ』と嬉しい悲鳴を聞いています」

「パンのみに生きるのではない人生」―――これをイメージする時、私たちは必ずや3つのタイプに分かれるのではないだろうか。1つは不意に「生きることそのもの」に対する前向きな意識を失ってしまうタイプだ。何せ「パンを得ること」がそれまで目的だったのに、肝心の「パン」はこれから山のように、そう、それこそ無尽蔵に湧いて出て来るからだ。「なぜ自分は生きているのか」という”生存の危機“にすら精神的に追い詰められる危険性がある。

第2に、そもそもカネではなく、自己の創造行為こそ「生」の本質だと達観しているタイプである。作家や芸術家がこのタイプに当てはまる。最初からカネには無頓着であるので、1億円であろうと、5000億円であろうとどうでも良いのである。ただひたすら創りつづける、そういう人生を孤独に送り続けることになる。

そしてもう一つのタイプ。大変長くなったが、これがここで取り上げたいタイプなのである。「パンを得ることだけではない人生」という最初の極みに到達した時、人間たるもの一体何を考えるのであろうか。カネは目の前において、それこそ泉から清水が湧き出て来るように次々に飛び出してくるのである。最初はその姿に圧倒されるやもしれない。だが、そのユーフォリアを超えた瞬間に私たちははたと立ち止まるのである。「何のための人生なのか」と。

 

そんな一連の事共を考え始めた矢先、カナダにいる友人Matthew Thomasから「これ、読んでみてくれ」と1本の英語論文が送られてきた。タイトルには”Building a Life: The Gifts of Breadth in a World Sold on Depth”とある。何でも今年(2015年)の秋にOxford University Pressから出される論文集に寄稿している文章なのだという。

Matthew Thomasとはひょんなことから知り合った。カナダ出身で“Young Diplomats of Canada”といったプロジェクト、さらにはG20を支える一つの会合であるY20でも活躍した彼は、ハーヴァード・ビジネス・スクールで全く新しいリーダーシップ論に取り組むことになる。政官・ビジネス・NPOの3つの分野を跨ぐ、英語でいうとtri-sector leadershipというコンセプトに基づくリーダーシップ論だ。このコンセプトについて我が国では未だ熟した訳語がないので、ここでは「複合分野リーダーシップ」とでもしておきたいと思う。

Harvard Business ReviewにMatthew Thomasが寄稿した論文を見て、私は「これだ!」と直感した。なぜならばそこに書かれていた方向性は、他でもない、かつて外務官僚であり、現在は経営者であり、同時に社会活動家・言論人でもある私が目指していたものそのものだったからだ。そして早速、公式英語ブログで私なりの考えを発信したわけだが、最近は実に便利なものだ、「検索(retrieval)」で直ちにMatthew Thomas自身がそれを見つけ、私に直接コンタクトしてきた。どうやら「日本では複合分野リーダーシップに類するものがあるのか」という点に大いなる興味を持っているようなのだ。そしてその後、非常に緩い形でやりとりを続けてきている。

 

上述の論文は、これまでの彼の研究を分かりやすく、かつその論点を網羅的にまとめたものだとの印象を受けた。その要点を述べるとこうなる:

―これまで近現代社会は「専門家による支配」の時代であった。社会はあらゆる分野において細分化してきたため、それぞれの分野での専門家が実力を持ってきたというわけなのである。だが2008~2009年に(最初の)クライマックスを迎えた金融メルトダウンで様相は一変した。なぜならば他ならぬ「金融の専門家たち」が絶対に大丈夫だとして構築・運用してきたシステムそのものが崩壊したからだ。

そのため、「より広い分野を跨ぐリーダーたち(broad leaders)」が今、必要とされている。そのスペックは次の4つである:

・芸術、化学、エンジニアリング、ビジネスそして法律といった複数の分野を理解していること(intellectual breadth)

・地理と文化の違いがどれほどのインパクトを目の前にある問題に対して与えているのかを理解していること(cultural breadth)

・ファイナンス、人財、そしてオペレーションといった異なる機能がどのような形で互いに情報共有し、協働することになるのかを知っていること(functional breadth)

・「食糧、水並びにエネルギーから成る複合体」といった様に異なる産業分野同士の相互作用をポジティヴに評価していること(industry breadth)

―こうした幅広く、かつ分野を跨ぐリーダーシップが求められているわけであるが、その性格付けを更に詳しく述べると次のとおりとなる:

・「全てを知っているが、何についてもマスターしていない(jack-of-all-trades, master of none)」であってはならない。そうではなくて、「全てを知っていて、しかも一つについて習熟している」というタイプである必要がある。そのためには自分自身が一体どの分野でインパクトを優先的に与えることが出来るのかをまずもって探し出す必要がある

異なる文脈を超えて適用することのできるスキルを持っていること。そしてそうしたスキルを意識的に学び、修得していく必要がある

自分自身のキャリアや知識を乗り越えるべく、様々な人的ネットワークの構築に励むこと。それによってトップ・レヴェルのリーダーシップを示すためのチームを作り、インパクトをもった意思決定を行うことが可能になってくる

・相互に異なるセクターにおける文脈において横たわっている事柄同士でどこが似通っているのか、またどこが異なっているのかについて根本的なレヴェルより理解出来ること。これを「文脈に対するインテリジェンス(contextual intelligence)」という

・自らが抱く様々な動機の間でバランスを取っていくことが出来ること。「豊かになりたい」「良いことを行いたい」「変革をもたらしたい」「権力を持ちたい」あるいは「自分自身を改善したい」といった様々な動機を、複数のセクターを乗り越え、かつ己は公共のための価値を創造しているのだと確認することによって調整することが出来なければならない

 

それではこのような「複合分野リーダーシップ」は一体どのようにして生じるのであろうか。Matthew Thomasらはこのことについて世界各国の当該リーダーたちに尋ねたところ、多くの場合、こんな回答を得たのだという。

「単にそうなっただけなのです(It just happened.)」

そしてある者はこうも語ったのだという。

“In the fields of observation, chance favors only the prepared mind.”

心の準備をしているものだけが、省察の中でチャンスを見出すことが出来る、というわけだ。

Matthew Thomasらはこうした形で現実に存在している「複合分野リーダーシップ」は単に個人として今後も生成されるべきではなく、ある種の「エコシステム」を社会において形成させるべく、組織・企業が積極的にこれに取り組むべきだと述べている。ちなみにこの論文集の編集責任を負っているのはglobal consulting firmの雄の一つであるMcKinsey & Companyである。かつて1997年の段階で「人財獲得戦争(War for Talent)」を同社が論文をもって掲げた後、実際、米国勢、そして欧州勢は少しでも付加価値を生むことが出来る人財の獲得を世界中で行った。2009年に生じた「円高」でかろうじて事の深刻さに気付き、「グローバル人財育成」などと大騒ぎを始めた私たち日本勢は完全に出遅れてしまったことは記憶に新しい。今回のこの「複合分野リーダーシップ」についても全く同じ展開になるのが目に見えている、と私は直観的に考えている。

 

もっとも大変難しいのは少なくとも現状を見る限り、我が国においてこの「複合分野リーダーシップ」が自然発生することはあり得ないというのが現実だということである。先般、英語公式ブログにおけるコラムでも書いたが、この点に関する卑見を簡単にまとめるとこうなる:

―我が国においてもっとも卓越した「問題解決能力」を持っているのは官僚たちである。だが、金融メルトダウン発生後の大いなる変調が続くグローバル経済の中で「自由貿易を掲げれば他国から容易に国富を獲得することが出来る」などということはもうなく、かつそもそも少子高齢化で納税者が減りつつある我が国において、官僚たちが「問題解決」の結果として創り上げてきた利権構造そのものが消滅しつつある。私たち日本人が「親方日の丸」であったのは官僚たちが利権構造を創り、国富を分配してくれたからであり、そうでない以上、官僚たちはバッシングの対象であり、サンドバックのように殴られ続けるべき存在ということになってくるのだ(特に「自由貿易による国富獲得」を果たせず、かつ国内利権を創出する役割を負っていない外務省)

―そうした中で政治及びマスメディアにおけるエリートたちも、変質してきた。かつては官僚たちと共に上記の意味での「利権構造」の構築を陰に日向に行って来た(そしてその利益を優先的に享受してきた)彼らであるが、「顧客」である一般大衆(有権者、視聴者)の満足度をあげるため、官僚バッシングをいかに派手に行うかだけに専心し始めたからだ。その結果、政治・マスメディアの双方においてポピュリズムが横行し、とりわけ官僚制との間で生じた亀裂はもはや修復が不可能なレヴェルにまで達している

―一方、ビジネス・リーダーたちはどうかというと、これもまた心もとない。大企業(big corporates)の「雇われ社長」たちはいずれも自ら価値を生むイノヴェーション人財ではなく、単に経費削減に励む管理型人財に過ぎないため、ヴォラティリティが激しくなる中であっても付加価値を生むという意味での「問題解決能力」をそもそも持っていない。それでは中小企業、あるいはアントレプレナーについてはどうかというと、「ホリエモン」に代表されるような「既存の権力構造に対するファイティング・ポーズ」をとる経営者がモデルとして定着してしまったため、ここでもまたポピュリズムが主流となっている。しかもそこで生み出されているものは金融資本主義の亜流による一時的かつ急激な富の集積(例「アフィリエイト」)に過ぎないため、拝金主義との誹りを免れないものである。「分野を跨いでリーダーシップを発揮し、世界を変えて行こう」などという気概を彼らが持つわけもないのである

―唯一望みを託せそうなのが市民社会(civil society)、すなわちNPOの世界なわけだが、これもまた課題が無いわけではない点に留意しておかなければならない。いわゆる「左翼」の巣窟であった「プロ市民」の世界を大きく変えたのが、2011年3月11日に発生した東日本大震災であった。復興支援を通じて広くネットワークが自主的に構築される中、全く新しいリーダーシップが登場し、ハイライトされたことは事実である。だが、哀しいかなこの「市民社会」はいってみれば“永続革命”のようなものであって、常に解決されるべき「イシュー」がなければ離散してしまうという根本的な問題を抱えているのだ。しかも「天変地異」の様な、規模は大きいがある意味非常に分かりやすい問題であれば良いものの、金融資本主義の次の時代の社会・政治・経済システムを創り上げるといった高い理解度を必要とするイシューには不向きだという構造的な欠点も抱えている。そのため、東日本大震災を契機として注目された我が国のリーダーたちは「その次」を巡って考えあぐねているように見受ける。そうこうしている間に「震災の記憶」は風化し、これらリーダーたちは元ある塒(ねぐら)の中に帰っていくことを余儀なくされている。有事を超えれば行政(官僚制)も彼らと手を組むことはまずなく、またポピュリズムが支配する政治やメディアは真っ先に彼らのことを忘れるからである

 

「日本に複合分野リーダーシップは存在し得るのか」―――そう問いかけて来る友人Matthew Thomasに対して私はこう答えておいた。

「そのための契機として、全ての人々を覚醒させるような重大事が日本では発生する必要があるのではないだろうか」

私はここでいう「重大事」こそ、我が国の本当の「権力の中心」が静かに、しかし着実に動かしてきている、我が国における事実上の「デフォルト(国家破綻)処理」であると考えている。“その瞬間”に、分野を跨いだ卓越したリーダーシップが、「もはやパンのみに生きているのではない」選ばれし真の富裕者と結託する形でこの国の枠組みそのものを変えていくことになるのだ。米欧の統治エリートたちは、実はそのことに気付いているのではないかとすら感じている。その意味で「複合分野リーダーシップ」の萌芽が我が国の一体どこでまず見出せることが出来るようになるのか、その“現場”から目が離せない。

 

2015年5月17日 東京・仙石山にて

原田 武夫記す

 

複合分野リーダーシップの時代が始まる (連載「パックス・ジャポニカの時代」)

http://haradatakeo.com/?p=58363


 

「我々には3つの分野をまたぐリーダーシップが必要だ!」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/7ff29408228618340de1b3543759d28d

 

「利権の時代」の終焉

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/425222e517ba4757ebd43854c672f8b3

 

「普通の国」と時代精神(Zeitgeist)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b74b26da30cc0dc916cfb4bc53f8b7a1

 

ニッポンに「回転ドア」ができる日

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/da8c8595bd2d80e2ebdaeb886d782a64

 

「もう世界は、蛸壺にはまってそれぞれの利権にこだわってればいい、なんていう状態じゃないんだよ!」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/c245139406750d95b20caa5a32be8c29

 

The World Needs Tri-Sector Leadership!

http://takeoharada.com/2014/01/17/the-world-needs-tri-sector-leadership/

 

唐突な小泉元首相の発言に隠された「秘密」 ~「小泉脱原発発言」と日本デフォルト(下)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0b5c6a45e25e77768c8411e7b647290f


この会議に誘われていたのに・・・昨年出なかったんだった。。 今年どうするかな。。

2015-05-17 | 未分類

原田武夫です。
そういえば!
この会議に誘われていたのに・・・昨年出なかったんだった。。
今年どうするかな。。

https://www.youtube.com/watch?v=Er8UE_Pp0nY

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/867572463313976


 

1st World Open Innovation Conference

 
2014/12/10 に公開

The inaugural World Open Innovation Conference hosted by the Garwood Center for Corporate Innovation was held on December 4th-5th in Napa, CA.

 


 

あらためてまして・・・原田武夫です。こんばんは(^_-)-☆

いやー、今日は実によく仕事した!!(at 自宅)。
●大切な方々へ書簡3通
●英語公式ブログ執筆
●企業クライアント様への提案資料1点
●2社における企業研修のための資料(各1点)

・・・・疲れました。。。(;´・ω・)

というわけで!
今日はもう店じまいだー!!
今夜はNTVでこのドラマを。しばしのリラックス。。。(にならないか(笑))
多部未華子の変身ぶりをcheck it out!!(^_-)-☆

明日また~♪

http://www.ntv.co.jp/doS/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/867578913313331


 

 


原田武夫です。ちなみに4:30⇒19:00というお仕事コースでした。ちょっとやりすぎか?(;´・ω・)


 


「我々には3つの分野をまたぐリーダーシップが必要だ!」

2015-05-17 | 変革・イノヴェーション

おはようございます。原田武夫です。

今朝はいつものとおり、毎週土曜日の公式英語ブログをアップ。公式ホームページにも転載します。

「我々には3つの分野をまたぐリーダーシップが必要だ!」

McKinseyを卒業し、現在、トロントをベースに活躍しているMatthewと「日本で何が出来る?」と議論を続けています。
今現在までの私の考えをまとめてみました。

まぁ・・・天変地異や株価大暴落。
そうしたイヴェントで我が国はいよいよ次のフェーズに入り、新リーダー、全く新しいリーダーが登場するのでしょうけれどね。
そのタイミングまでに・・・己をどう磨くか、です!

http://haradatakeo.com/?p=58344

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/867406753330547


 

What We All Need Is Tri-Sector Leadership!

 

What We All Need Is Tri-Sector Leadership!

http://takeoharada.com/2015/05/15/what-we-all-need-is-tri-sector-leadership/


 

複合分野リーダーシップの時代が始まる

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/1baaa8dc366eb965253b915e4ec206c1

 

「なぜ、そしてどの様にして私は彷徨えるオランダ人になったのか?」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6fe4913979fedf8f4206190794e7e255

 

ニッポンに「回転ドア」ができる日

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/da8c8595bd2d80e2ebdaeb886d782a64

 

「もう世界は、蛸壺にはまってそれぞれの利権にこだわってればいい、なんていう状態じゃないんだよ!」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/c245139406750d95b20caa5a32be8c29

 

The World Needs Tri-Sector Leadership!

http://takeoharada.com/2014/01/17/the-world-needs-tri-sector-leadership/


ロンドン・シティーの策謀とニッポン

2015-05-17 | グローバル・マクロ

 米系最大手投資銀行の日本法人で「諜報部隊」を務めた人物からこんなことを聞いたことがある。後に我が国のメガバンクによって表向き「合併」された日本法人だ。
「原田さん、驚いたことにメガバンクの連中、ニューヨークの本店ばかり調べて、ロンドン・シティー(City of London)にある店舗は一切調べなかったのですよ。本当はそちらに重要顧客情報は全てあったのに」
 私が見る限り、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢にいつも絡み、もっと言えばそこでの動きを仕掛けているのはロンドン・シティーだ。ニューヨークのウォール街にいる連中ではない。そのことをたいていの日本人は見誤っている。
 しかしそれもそのはず、ロンドン・シティーは紳士然と動くから、そうとは決して気づかれないのだ。しかも期間高率、すなわち「どれだけ短期間にもうけることができるのか」を追求するのが米国勢のいつものやり方だとすれば、ロンドン・シティーは見たところ、そのことよりも「歴史を構造として創り上げること」に専心している。とても時間をかけて強固な仕組みを創り上げるのであって、少しずつ少しずつのその動きがまさか歴史を変えることになるなど、夢にも思えないというわけなのである。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=03&article=000417

 

 最近の例で言えば3月に入って国際社会全体を騒がせた「アジア・インフラ投資銀行」を巡る一件がそうだ。中国主導の国際的な金融機関とあって、米国を始めとする西側諸国は、これに参加しないだろうと当初は思われていた。ところがふたを開けてみると何のことはない、ロンドン・シティーを中核とした英国が真っ先に「入ります」と手を挙げたのである。これにドイツ、フランス、そしてスイス等の大陸諸国が怒涛(どとう)のごとく続いたのだ。その様子に米国が唖然(あぜん)としたのは言うまでもない。
「これでいよいよパックス・シニカ(Pax Sinica=中国の平和)の時代がやって来る」
 以上を読んであなたがそう思っているとすれば、ここで少し冷静になる必要がある。なぜならばあの狡猾なロンドン・シティーのことだ、中国勢を単に「上げる」だけではなく「下げる」ための仕掛けも考えているはずなのである。なぜならばこうした「上げ」と「下げ」があってこそ、初めてマーケットでは利潤を得ることができるからだ。
 振り返ってみると、ロンドン・シティー人脈は、ここに来て一貫して中国勢による「金融立国」を手伝ってきた。私が知る限り、そうした意向をロンドン・シティーが対外的に明らかにしたのは2008年のことである。この段階でロンドン・シティーは「これからのアジアにおける金融ハブは北京と上海のセットだ」と明言していた。そして中国における金利の自由化を彼らは手伝い、そうした金融立国の延長線上にある措置として「アジア・インフラ投資銀行」に真っ先に参加するよう英国を仕向けたのである。
 だが金融立国とは要するに製造業のウエートを下げることを意味する。貧富の差は確実に開き、チャイニーズ・ドリームを失った「人民」たちは強烈に不満を覚えるはずだ。やがてそれが政治的な動乱を招き、下手をすると中国共産党による支配という既存の政治システムを大きく揺るがしていく……。
 だが実のところ、事はそれほど簡単ではない。なぜならば中国の金融立国化を教育してきたのは我が国でもあるからだ。ここに我が国を筆頭とした東アジア勢の狡猾さが見え隠れする。「米欧に迫られたらば日本カードを出す」これが中国のいつものやり方なのであって、ここに来ての習近平体制による親日路線の喧伝も、そう考えるとよく分かるというわけなのだ。
 中国大陸を巡り、対峙するロンドン・シティーと我が国。1930年代にも一度見られたこの構図が今後、何をもたらすのか。戦乱か、それとも東アジア主導の新世界秩序か。静かな戦いは今始まったばかりである。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=03&article=000417&page=2

 

(2015.05.15)


 

 

今回のテーマは「アジアインフラ投資銀行をどう考えるべきか?」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/675b6e7cfd294a56cf419b90875b67a3


 

麻生さんの気持ち、分かるなぁ。。。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a01f993e8544c01569a77ffa7bdcdc8b

 

英米の草刈り場となる日本を乗り越える「草莽の士」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0cb9c41531f48f7b7f54c3437b305a02


6月に入る前に読まれておいた方が良いと思いますよ。。。

2015-05-17 | メディア

原田武夫です。皆さんに一つお伺い。

「予約」されました??(^_-)-☆

6月に入る前に読まれておいた方が良いと思いますよ。。。
「理由」??
それは・・・読んで頂いて、目の前で起きることを見れば分かります。

ネット書店へGO!!

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3…/…/ref=sr_1_1…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866995363371686


 

ふふふ(^^) 最新刊。手に入れました、見本本。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/fae5dfba648a79e17d3943ab16a3a07e

 

私たち IISIA は何をやっているのか

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/792866ce7f5f7bdd53611d65656c0d74


(※急報) 日本のネット社会も緩く「ユダ金」(失礼)などということは言えなくなるのです。。。

2015-05-17 | 中東・極東

(※急報)
原田武夫です。ちょっとびっくりしたので一つ。

「イスラエル政府が、反ユダヤ主義を喧伝するサイトの削除を行うべく、インターネット上での検閲を行う方針」

いよいよ来ました。
反ユダヤ主義=反イスラエル、ですから。

もちろん越境して怒鳴り込みして来るでしょう。
現在、安倍政権はイスラエルと親和的です。
何が起きるか・・・分かりますね??
日本のネット社会も緩く「ユダ金」(失礼)などということは言えなくなるのです。。。

http://www.jpost.com/…/Government-anti-Semitism-conference-…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866991486705407


 

Government anti-Semitism conference endorses net censorship

WJC CEO Robert Singer addresses the final plenum of the CFCA

WJC CEO Robert Singer addresses the final plenum of the CFCA. (photo credit:SAM SOKOL)

 


 

2015年3月3日。「ユダヤ人問題」の決着がつく日

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/1524a14d62d1a6d68a1f40887862ea18

 

キーワードは・・・「反ユダヤ主義」。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/36f321ac19e00c220367d2c85bc7d661

 

欧州において反ユダヤ主義の動きが強まり、公安当局が監視強化

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/99d39ce19cb7b7bbcb4009374af452f1


「斎木外務次官が変わらないとダメ」 という論調形成のための提灯記事。。。

2015-05-17 | 未分類

原田武夫です。さらにもう一つ。
「斎木外務次官が変わらないとダメ」
という論調形成のための提灯記事。。。

あぁ、相変わらずの古巣(汗)

いいですか?
仕事しましょうよ、仕事。
ほどなくして我が国はデフォルト処理によって公務員の給料なんて遅配が普通になるのだから。。。

悪いことはいいません。
本旨に帰って。皆さん、優秀は優秀なんだから。

ただ「外務省内に答えは一つもない」っていうことに早く気づくことでしょうね。

http://www.sankei.com/premium/…/150514/prm1505140008-n1.html

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866986033372619


 

2015.5.14 07:00

【外交・安保取材の現場から】「私がそんなこと許すと思うか?」と安倍首相 拉致協議とのリンクが囁かれる「外務省人事」キナ臭い見方

外務省で取材に応じる斎木昭隆事務次官=平成27年1月(鴨川一也撮影)

 夏の定例人事異動を前に外務省が静かだ。事務方トップの斎木昭隆事務次官は6月で就任丸2年となり、交代時期にさしかかる。次官レースがそろそろ盛り上がり始めていいようなものだが、省内の様子はどこか違う。次官は交代か、続投か-。国外からも注目される外務省人事は安倍晋三政権が最重要課題に掲げる北朝鮮による日本人拉致問題の行方が影響しそうだ。

 外務省の人事異動は、外交日程も考慮に入れつつ、通常国会の会期末後の7~8月に発令されるのが慣例だ。通常なら“慣例任期満了”を迎える斎木氏の処遇が焦点となるが、省内は鳴りを潜めている。

 「ポスト斎木」の人材が見当たらないのが要因とされる。次官候補の最右翼として事務方ナンバー2の杉山晋輔外務審議官(政務)の名前が挙がる。伊原純一アジア大洋州局長、平松賢司総合外交政策局長らも取り沙汰されるが、伊原、平松両氏は昭和54年入省。52年入省の杉山氏の「対抗馬が見当たらず、次官レースは盛り上がらない一因」(外務省幹部)とされている。

 ただ、盛り上がりに欠ける最大の要因は、外務省が主導してきた北朝鮮による拉致被害者らの再調査の行方が見通せないことにある。

 北朝鮮は再調査の初回報告を先延ばししている上、日朝政府間協議の中断の意向も伝えてきている。斎木氏は拉致問題で官房副長官時代の安倍首相と連携し、首相の信頼を得ている。外交のトップが代わることは国際社会へのメッセージにつながるだけに、政権の最重要課題に拉致問題解決を掲げる安倍首相にとって、交代の判断には決断がいる。

 拉致問題をめぐっては、次官レースとともに北朝鮮を直接担当する北東アジア課の小野啓一課長の処遇も注目されている。

 小野氏は今年8月で同課長として異例の在任5年となる。課長クラスは2~3年で異動するのが通例だ。次の課長候補には、4年以上の長期にわたり菅義偉官房長官の秘書官を務めている市川恵一氏らの名前が挙がっている。

 ただ、小野氏も菅直人政権時代に就任してから、北朝鮮との局長級協議が再開するなど、拉致問題の機微に触れる交渉を担ってきた。拉致問題が難しい局面を迎える中での交代は難しいとされる。

 もっとも次官の斎木氏が動かない限り外務省内の大幅な人事異動もなさそうだ。

 中央省庁幹部の人事権は平成26年5月に設置された内閣人事局により内閣に一元化され、“政治主導”の名のもと官邸の意向が強く反映されるからだ。ある官僚は「昔は異動時期が近づけばそわそわする人がいたが、今は官邸主導だから声を上げる人はめっきり減った」という。

 拉致問題では、再調査の期限とした「1年」を7月に迎えるが、外務省の人事時期に重なるため、他省庁からは「外務省は日朝協議を継続に持ち込み、スムーズに新体制への移行を狙っているのではないか」(警察庁幹部)との見方も出始めるほどだ。

 そうなると、外務省人事をきっかけに、拉致問題が置き去りにされかねない。拉致問題に携わってきた自民党ベテラン議員が昨年末、そうした状況を心配して安倍首相に真意を尋ねた。首相はこう答えたという。

 「人事の最終決定者は私だ。私がそういうことを許すと思うか」

 今回の北朝鮮による拉致被害者らの再調査を主導した外務省の人事は、その再調査の進展具合が大きく左右することになりそうだ。(政治部 楠城泰介)

 


 

3年後に霞が関と「県庁さん」が直面する大量リストラという現実

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/da4f04efacb243ad6ef30bf9a74ad9f3


「うどん」「そば」でも出したらどうでしょ?(^_-)-☆

2015-05-17 | 経営・人財・起業

原田武夫です。さらにもう一つ。
今度、某社の研修でとりあげるべき課題を思いつきました。

「苦境の日本マクドナルド。あなたならばどのように救うか」

・・・どうでしょう??(^^)/

●健康志向に走るならば、店舗を緑モスみたいに分けるべきでしょうね。じゃないとお客さん来ませんね。今みたいに24時間で完全撤収できる安普請じゃぁダメです。きっちりした奴。
●食、っていうコアコンピタンスに固執しすぎでは?マックの強みは、宣伝媒体として店舗も使えてきたという点にあったはず。エンタメ性持たせられないかな?
●「日本色」をもっと出さないと。日本マクドナルドの「顔」はもっと醤油っぽくないとダメじゃない?

などなど。。。

思いっきりAKBとかをつかってはっちゃけた「フリ」をしつつ(笑)、次に本質的なイノヴェーションを打ち出していく。「おー、さすがやね」ということで。

「うどん」「そば」でも出したらどうでしょ?(^_-)-☆

http://www.nikkei.com/article/DGXLZO86810820V10C15A5TI0000/…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866985143372708


 

マクドナルド、セット刷新 サイドメニュー4品から選択 
ポテトやサラダ、家族客呼び戻し狙う

2015/5/15 2:04 | 日本経済新聞 電子版

 日本マクドナルドホールディングスは5月下旬、主力のセットメニュー「バリューセット」を刷新する。サイドメニューをサラダなど4商品から選べるようにし、価格も端数をやめる。異物混入問題などで消費者離れが続くなか、サラ・カサノバ社長兼最高経営責任者は今後の主要顧客と位置づける家族客を呼び戻す戦略を練り続けてきた。新メニューは、経営再建に向けた顧客へのメッセージとなる。

 2014年7月に期限切れ鶏肉問題、…

 


 

・・・って、これじゃぁ、fast food じゃないやん!(笑)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/f187b3b5c1f80ed9694ee6f1fd9d4f61

 

日本マクドナルドが期限切れ鶏肉をマックナゲットに使用

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/baee4121e7552c9f6497560c004b967a


HAARPの際もそうでしたが、3日から7日程度は「ズレ」があるのが通例です。

2015-05-17 | 気象・地震・天文・地学

おはようございます、原田武夫です。

まずは地磁気について。
スウェーデン宇宙物理学研究所のサイトからここ数日引用してきたわけですが、現段階では昨日のある段階からピタリと収まったことが分かります。

・・・と書くと「やっぱり地震じゃなかった!」と騒ぐ御仁がいますが、いえいえ、違います。。。
通常、地磁気が出ている最中ではなく、「ややあってから」がターゲット・デートなのです。
HAARPの際もそうでしたが、3日から7日程度は「ズレ」があるのが通例です。

その意味で来週いっぱいは完全に要注意でしょうね。

まずは一つ。

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866982540039635


 

継続的に強烈な地磁気が観測される展開(続報)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b9fff9abfc0da136e22e92bbb81affac

 

リスク・マネジメントの本質とは何か?? (Whiteboard Seminar vol.25)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/db621204abc17c71692a5e6d3d21d80f

 

引き続き強烈な地磁気が観測される展開(続報) (※拡散願います)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/c8d20c996ff4856f9fa362ed448ad99d

 

再び北極圏で強烈な地磁気が発生(急報) (※拡散願います)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/e936602a5936e221ac2c1274cd1d6946

 

そして・・御身だけではなく、周囲の全ての愛すべき人々をいざという時に助ける心構えと具体的な準備を。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/205926d335bd1147cf20e357558996f0

 

「あらためて地震に備える」 (Whiteboard seminar Vol.22)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b3d03c08ebf1bb46e43bc7ee78cbd59c

 

現代の「錬金術」と地震兵器??

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/24acf35311d0bef8f71ab30f1953afcc

 

現代の「錬金術」と地震兵器?? < 6:40~ >

https://youtu.be/_7u1b_ZK4Hk?t=6m40s

 

世界通貨戦争後の支配者たち [単行本] 原田 武夫 (著)

 


 


JR東海の非常勤取締役に元米大統領補佐官を任命

2015-05-17 | 経営・人財・起業

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「JR東海の非常勤取締役に元米大統領補佐官を任命」です。


⇒その理由は……:

 ─私たち日本人の対米感情。
  それは複雑なものです。

 ─「個人としてのアメリカ人は好きだ」
  「国家としてのアメリカはいかがなものか」

 ─そのように多くの日本人たちが考えています。
  本当のところ、日米関係はいかなるものなのでしょうか。

 ─大切なのは日米関係の本質に立ち返ることです。
  それは米国が我が国から国富を奪うためのツールだということです。

 ─それに対峙する我が国はどう処すべきなのか。
  対処法は二つあったはずです。

 ─一つは奪われるだけの地位に甘んじるということ。
  もう一つは奪われるのではなく、奪い返す手段をも持つということです。

 ─ただし後者も二種類あります。
  短期的なサイクルを創ることと、構造そのものを変えること、です。

 ─大事なことは「昼行燈」に徹すること。
  さらには「構造そのもの」を変える際に欧州をも巻き込むことです。

JR東海の社外取締役に米国人が選任されました。
対日外交で知らぬ者はいない元大統領補佐官です。

「かなりのハイレヴェル」と通常ならば考えられるはずです。
ところがそうではないのです。

短期的な国富のサイクルという意味では確かにベストな人選です。
これに対して「構造転換」が行われるとなると話は別なのです。

「一体何が起きているのか」
“このレヴェル”の人財では全く分からないからです。

その結果、我が国大手企業は米国勢の「崩壊」そのものに巻き込まれます。
多くがその結果、失われることになるはずです。

「寄らば大樹の陰」
したがって「寄らば米国の陰」、ではないのです。

そのことをしっかりと今から踏まえておくべきです。
そうすることのできる企業・人財だけに「未来」があるのです。

 

(メールマガジン 2015年5月15日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html