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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

他には何も要らない。

2016-01-17 | グローバル・マクロ

『株価が乱高下。どうするか?』
原田武夫です。おはようございます。
株価が乱高下しているわけです。
理由は二つ。
「中国情勢」と「中東情勢」。

分かってはいるけれども・・・どうすれば良いのか??
とお考えの全ての皆様へ。

「結局何が起きているの?」「どうすれば良いの?」に端的にお応えしました。

和文公式ブログの最新コラム、是非お読みください。

※そして・・・全ての同胞に向けて拡散を。ご協力ください!


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2016年01月17日

他には何も要らない。 (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

 

株価が乱高下している。原因は大きく分けて二つ。「中東情勢」と「中国情勢」だ。マスメディアの報道を見ていると、「リーマン・ショックの再来か」などと書きたてている向きもいる。これではただでさえ少なくなっている個人投資家人口(10年前には我が国で約2000万人であったが、直近では約1200万人程度)が更に少なくなるだけだろう。

こうした状況になると不安になるという気持ちはよく分かる。特に情報リテラシーに乏しい個人投資家のレヴェルになると、「一体何が何だか分からない」というのが率直なところであるはずだ。そこで今回は、そうした皆様のために「頭の整理のお手伝い」をさせて頂ければと思う。

 

今起きていることの本質。それは新世界秩序(New World Order)への転換である。結局のところ、何が起きても変わらない我が国(そこが実は良いところなのだが)にいるとなかなか実感が湧かないかもしれないが、今起きていることの本質をズバリ一言でいうならばそういうことだ。もっともそう言われてもなかなか分からないと思うので、もう少し具体的に言うと「国際基軸通貨を巡る秩序が変わる」ということなのだ。米ドル一本やりであった状況が変わり、これに中国勢の通貨「人民元」が加わることになる。

思うに、いわゆる「グローバル・ビジネスのやり手」を自称されている我が国のビジネス・パーソンであればあるほど、この極めて本質的なことを見落とされているようだ。先日も横浜で企業支援という意味でお客様になるかもしれない方と面会したが、そのアドヴァイザーと名乗った監査法人出身の方と会話した際が正にそうだった。聞くと未だにエマージング・マーケット勢への投資を云々と言っている御仁の様であり、「モンゴル中央銀行に現地通貨で預けると10パーセント以上の利回りがある」などと述べていた。これに対して私の方からは「今起きているのは国際通貨秩序の転換。大きく言えば日本円と米ドルが振り子であった構造が、米ドルと人民元との間のそれと入れ替わる。だからこそ米国勢で資産を増やしながらも、稼ぎは中国大陸で確保し、かつ拠点は我が国において日本円建てで資産を整える必要があるのだ」と述べたらばキョトンとされていた。全く何の話をしているのか分からないという様子だったので、無意味であると判断し、そこで会話を終えることにした。

今の乱高下もとどのつまり、このことに関連しているのである。1月に入りあらためて中国勢を巡り「混乱」が”演出“されているが、これについてロンドン・シティの広報担当官とでもいうべき人物は中央銀行・公的資金機関の関係者に向けたメール・メッセージの中で端的に言うとこう述べていた:

「今起きている乱高下は、中国人民元が国際基軸通貨になっていくプロセスの中で必然的に起きていること。逆に言えばただそれだけのことである」

 

こうした事態がなぜ起きているのかについて、私はかねてより分析を提示してきた次第である。私たちが現状を見て非常に訝しく想うのは、「ユダヤ勢を本質とする米欧勢が国際金融・経済秩序を創り上げたのであって、これに新参者である中国勢が一生懸命加わろうとしている」という認識をベースにしていることによる。しかしこれは根本から誤っている。

真実はむしろ逆なのである。国民国家としての中国勢ではなく、華僑・華人ネットワークという国家を超えた存在が中「夏」文明(中「華」ではない)の本質なのであって、8000年前から続くその流れの延長線上にユダヤ勢や米欧勢があくまでも「後発」として加わったに過ぎないのである。したがって人民元を今になって国際基軸通貨に押し上げようという試みは新参者によるチャレンジではなく、むしろ根元であって本質的な存在が元来自ら担っていた役割を取り戻しにかかったというのが正しいのである。

無論、そうすることはこれまでの構造の中で既得利権を享受していた階層からするととんでもないことなのだ。絶対に認められないのであって、米ドルを中心に据えたブレトンウッズ体制を死守しようと躍起になってきた。あるいはそもそも太陽活動の異変が予知できた段階でそれが気候変動をもたらし、「寒冷化」(北半球の北極圏以外では「温暖化」ではない)によって最終的にデフレ縮小化をもたらすことが分かったので、紙幣を刷り増し、インフレ誘導を極端な形で行って来たのである。そしてそうやって始まった金融資本主義(financial capitalism)の主は自分たちの方であるかのような顔をし、中国勢をも含む諸国勢をエマージング・マーケットと呼称し、「指導されるべき存在」と銘打ったのだ。

だが、そんなことは華僑・華人ネットワークの側で先刻分かっているのである。現在の米欧勢中心の国際秩序は実のところ、その基層にあって華僑・華人ネットワークと友好関係を築いてきた人士ではない、「新参者」の米欧勢によって成り立っている。華僑・華人ネットワークの側はこれに対して、そうではない、米欧勢のより根元的な勢力と友好関係を結んでおり、調子づいてきた「新参者」たちを駆逐しようとし始めているというわけなのだ。

 

華僑・華人ネットワークの武器は「債権債務関係」である。最終的には公開されてしまうかもしれない支配関係としての「株式」ではない。しかも最初の段階での「融資」は決してすぐさま返済を求めなどしないのである。「まぁ、お近づきの印に持っておいてください」と笑顔で言う。貸された側は「それでは返さなくて大丈夫なのだな」と思ってしまい、債務をそのままにしつつ構造を構築していくというわけなのである。

その典型がブレトンウッズ体制だ。教科書的にいうと、ブレトンウッズ体制とは英国勢が掲げる「ケインズ案」と米国勢が掲げる「ホワイト案」が激突し、結局後者が勝利する中、米ドル中心の国際通貨体制が出来たということになっている。無論、これは真実なのだが、正確に言うとその一断面でしかないのである。

なぜならばこのブレトンウッズ体制を決めた国際会議(ブレトンウッズ会議)には当時は「中華民国」という名前を名乗っていた華僑・華人ネットワークが大規模な代表団を派遣していたからである。そして大所は米英勢が決めたことにしつつも、その細目を決める分科会のほとんどを仕切り、かつブレトンウッズ体制成立にあたっては巨額の拠出すらしているのである。大変興味深いのは、この時にどういったやりとりをしたのか、何を本当は決めたのかについて記しているはずの「中華民国代表団議事録」は依然として対外非公表であり、かつ国共内戦の中で中華人民共和国の側にわたり、現在はそこで保管されているという点なのだ。現状では、上海勢を支援すると言う形でそこへの浸透に躍起になっているロンドン・シティ(City of London)勢を相手に、ほんの一部が公開されているに過ぎない。

しかしこれでお分かりになるのではないだろうか。グローバル社会を跋扈している勢力の中でいずれが「主人」であり、「下僕」なのかということを。ある秩序の根底にあって、それを創り出すマネーを出し、かつ本当の意味で秩序を動かす細目のルールに眼を光らせた方が「主人」なのである。決してそうは見せずに見てくれが良い連中(good faceな勢力)を立てて、表向きやらせればよいのだ。物事がうまく行っている間はそれでよく、「主人」自らは昼行燈を決め込んでおく。むしろ表向きは真逆のことをし(中国の「赤い星」)、あたかもマーケット、そして資本主義を放棄してしまったかの様に見せかける(「文化大革命」)。

 

もっともいざとなると、すっかり態度を変えるのだ。外部環境が完全に切り替わることが分かるや否や、「下僕」でありながら「主人」であるかのようなふるまいをしてきた者たちを一斉に追い払うことになる。外部環境の変化とはとどのつまり、「太陽活動の激変」とそれをベースとした「気候変動」だ。それに適合的な形へと人類を導き、同時に自らはそこで再び「主人公」の位置を占め続けることができるよう、新世界秩序の形成に励むというわけなのだ。

ブレイクダウンして言うとこういうことだ。まず、ブレトンウッズ体制は壊されなければならない。何のことはない、1944年に本当は決められているルールに則り、華僑・華人ネットワークがその時に貸し付けた「元本」をそこから引き出せば良いのである。無論、「下僕」でありながらも「主人」を振舞って来た勢力は一斉にこれに反対するはずだ。少々厄介だが、しかし「貸したものは返す」のが世間様におけるルールなのである。どうしても言うことを聴かないということであればやむを得ない、実力部隊をもって闇から闇へと動くまで突くだけのことだ。

同時に華僑・華人ネットワークが装っていた「中国勢」、すなわち中華人民共和国という「国民国家」ももはや不要であるので解体されなければならない。元来がファミリー単位で行動しており、その緩やかな連合体で運営されているのが華僑・華人ネットワークなのである。必要があれば実力装置としての中国勢は残すが、そもそもそんなものは彼らにとってどうでも良く、脅威でもないのである。もはや意味が無いと判断すれば、すぐさま壊せば良い。

 

さて、「下僕」の側、すなわち米英勢という名前でその実はユダヤ勢、の側はどうであろうか。無論、自分たちがさんざん甘い汁を吸って来た既得利権構造が壊されるのは困るのである。何だかんだと言ってはその実、あらかじめ仕掛けた時限爆弾を次々に着火させることで華僑・華人ネットワークを追い込み、封じ込めようとする。

そのための手段が中東勢であり、かつイラン勢を巡る処遇なのである。華僑・華人ネットワークが秩序転換を狙って徐々に中国勢の「資本主義化」を始め、エネルギーを必要とし始めた1970年代末になって、いきなりイラン勢を封じ込め始める。その一方で暗に中国勢が結果としてイラン勢に原油依存するように持ち込んでいくのである。その結果、否応なく中国勢は中東勢における地政学リスクへと直結することになってしまう。

他方で「気候変動」の議論を轟然と始め、中国勢による原油消費を抑え込もうともするのである。始まったばかりの経済発展を止めたくはない中国勢は当然、むしろこれに反発し、外へ外へと出ては原油、そして資源の確保に励むはずだ。その結果、中国勢は特に中東勢、更には北アフリカ勢へのコミットメントを強くしていく。

そしてある段階で中東勢に対して一斉に火を放つのである。イラン勢をあえて「西側社会入り」させ、宗派の違うサウジアラビア勢をしてイラン勢を叩かせるのだ。そして結果としてこの戦乱がイスラエル勢=アシュケナージ勢にも及ぶようにすることで、中東勢は火の海になりかける。経済発展のため、この地域へのコミットメントを強くしてきた中国勢も当然、こうした濁流に巻き込まれてしまうかのように見える。

だが、ここで万策尽きてしまう華僑・華人ネットワークではないのである。実は次の一手をちゃんと用意してある。中東勢が火の海になりかける中で高騰するのが原油価格だ。ブレトンウッズ体制を終焉させるためにそこから引き出したカネをもって、原油マーケットで炬万の富を創り出す。そして既に自らのカネを「債権」と言う形で突っ込んである世界中の諸国勢へとそのカネを分配しつつ、これをもって秩序転換へと協力すること、さらにはその意味での「平和」へとコミットすることを誓わせるのである。その結果、ある段階で中東勢における地政学リスクの“炸裂”は何事もなかったかのように消えてなくなってしまう。そして本来の姿がグローバル秩序の中でもくっきりと浮かび上がり始めるのだ。「主人」としての華僑・華人ネットワークが「下僕」であるユダヤ勢=米欧勢を引き連れているという構図である。

 

もっとも以上の移行期が完了するには明らかにやや時間がかかる。したがって事が収まるまでの間、虎の子の資産を置いておく必要があるのだ。華僑・華人ネットワークも、そしてユダヤ勢も、である。そのために用いられるのが他ならぬ我が国なのである。既にマネーは静かに、静かに注入され始めているが、やがて我が国でそのマネーは溢れんばかりとなり、史上空前の資産バブルを発生させ始める。為替レートは当然、円高基調となっている。しかしそれでもとにかく凄まじい円建ての資産が構築されるため、我が国の資産バブルは一気に加速し始めるのである。

そうである以上、これまで「円安誘導に伴う資産バブル」という前裁きをしていた者たちは去らなければならない。選手交代によって人心を一新し、もって「円高基調による資産バブル」への移行を促すためである。残念ながら、安倍晋三総理大臣の命運はもはや決まっている。盤石を期そうとしたところで無駄な努力なのである。天王山となるのが、今夏に予定されている参議院選挙、そしてそれに伴って行われることになる総選挙だ。その直前に起きる「何事か」によって自民党は歴史的な敗北を遂げかねない状況となる。安倍晋三総理大臣とその一派は当然、その責任を問われ、辞任することになる。新しいリーダーが選ばれる中、かろうじて自民党政権は続くものの、これまでと政界秩序はがらりと変わり始める。

ここで大切なのは、果たして我が国は華僑・華人ネットワークとの関係において「受け身」な存在なのかということなのである。こういうことはないだろうか。―――ブレトンウッズ体制において「主人」だと思われがちなユダヤ勢こそ「下僕」であり、「下僕」であると考えられている中国勢こそ「主人」なのである。それと同じようにこれからの新世界秩序の「主人公」が仮に華僑・華人ネットワークだとして、それとの観点で「従属変数」に過ぎないのが日本勢だと考えられている”社会通念”が実は真逆だということはないだろうか。「昼行燈」を装いながら「主人公」であるのが我が国の本当の”権力の中心“なのであって、むしろそれと同族でありながら「従属変数」なのが華僑・華人ネットワークであるとするならば、世界史は全く異なるものに見えて来る。その意味で、私はこれから起きることを考えるカギは普段全く語られることのない「天皇家の姓」にあるのだと考えている次第である。

 

「大所はよく分かった。ではどうすれば良いのか」

そんな声が聞こえて来そうだ。だが、ここまでのことが分からない限り、小手先で動いても意味がないのである。定量分析上明らかになっているのは、数年に一度起きる金融マーケットにおける大幅な調整で「損切り」をしてはならないということなのだ。個人投資家のレヴェルではそれをしてしまうから常に資産を失う側に立ってしまう。そうではなくて、結局のところ世界史はどちらに向かうのか、その根底において何が起きているのか、について静かに理解し、そのままのポジションでいれば良いのである。これが今求められている態度の第一だ。

そして第二は、そうはいっても選定はしなければならないという点だ。新世界秩序への転換の中で安全な逃げ場所(safe haven)として求められているのが我が国なのである。その経済・金融指標となっているのが株価である。我が国そのものの株価の指標である「日経平均株価」ないしは「東証株価指数」へのコミットメントが望ましい。なぜならば今後、ややあってから怒涛の如く実は既にマネーが我が国に注入されていることが分かり、これらは急反転するからだ。もっともそれだけではリスク度は減らないのであって、上述のとおり、華僑・華人ネットワークが秩序転換のためのツールとして用いる原油価格とその周辺にある商品(コモディティ―)価格へのコミットメントが不可欠である。

加えて最後に求められるのが、これら金融マーケットにおける態度・対応とは全く別に、「金の成る木」すなわちキャッシュをもたらしてくれる生業(なりわい)をしっかりと持つということだ。ここで誤解してもらいたくないのは、「勤め人」として誰かが仕事(雇用)をくれるのに依存することはこの意味での「生業」には入らないということだ。自分自身の足で立ち、自分自身の手でゼロから価値を創り出すこと。その意味でのアントレプレナーシップこそ、今求められていることなのである。激動の中での最大のリスクヘッジ。それは富を創り出すレヴァーを自分自身だけで持つことであり、かつその成果を100パーセント自分だけのものにするということに他ならない。そして今後も続く激しいヴォラティリティの中で、自分自身の手で創り出したカネを「底値」となっている金融マーケットへと流し込めば、新世界秩序が構築される暁に、いよいよ自らの立ち位置もランクアップしているというわけなのだ。

 

結論。「我が国の株価指数へのコミットメント」「商品(コモディティー)へのコミットメント」そして「誰にも頼らずに自分自身で富を生み出すという意味でのアントレプレナーシップ」。この3つを励行しながら、華僑・華人ネットワークとユダヤ勢が織り成す壮大な物語を、その“結論”を知りつつも、しかとその目で見守っていくこと。これが幸せな我が国に暮らす私たち日本勢に今、求められていることの根本なのだ。その姿はあたかも、かつて江戸時代に「清」(=華僑・華人ネットワーク)と「オランダ」(=ユダヤ勢)にだけ長崎・出島で交易を許した先人たちの知恵にも相通ずるものがある。他には、何も要らない。

 

2016年1月17日 東京・仙石山にて

原田 武夫記す

 

他には何も要らない。 (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

http://haradatakeo.com/?p=61467


 

サウジアラビアとイランが断交~どの様に考えるべきか?

 

米政策金利引き上げ後の世界をどう考えるべきか??

 

原田武夫WhiteboardSeminar

http://haradatakeo.com/archive3


 

新年の辞。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/70e1be8a94d936575a124a4d1926c8ba

 

これから起きる本当のこと。(後編) (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

http://haradatakeo.com/?p=60058

 

「昼行灯な倭国」というビジネスモデル

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=03&article=000428

 

「陰」を窮める

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なぜ・・・皇太子妃が実に久方ぶりにあの輝く smile を見せたのか?

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/9b603153b92aef8be53868442b1f5e35

 

ユーロ・グループ議長にオランダ財務大臣を選任

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/3906d7ea7cb4062adf5b62bd44fb4e36

 

オバマも習近平も日本に冷たいなー 電撃北朝鮮訪問もありうる 何のため 原田武夫 < 3:08~ >

https://youtu.be/GWfoLWTzXyI?t=3m8s

 


 

 

 


 

 


 

 天皇家に苗字のないことは周知のことだが、実は「姫」氏なのだという説がある。
 かなり古くから一部に知られている説で、平安時代の講書(『日本書紀』を天皇に講義した記録)などにも書かれている。博士への質疑の一つに「わが国が姫氏国と呼ばれるのはなにゆえか」とある。
 姫とは、中国の周王朝の国姓である。つまり、もし天皇家の苗字が姫氏であるならば、日本の天皇は周王朝の血筋であるということになる。
 日本で最も古い氏族の一つである紀伊の国造家は、紀氏という。紀長谷雄や紀貫之らを輩出している名家の中の名家である。キイ、キノと呼んだりもするがキ氏が本来で、姫氏と同じ発音だ。
 そしてその古い系譜は紀元前にまで遡る。紀氏が海人族を従えて水軍を組織していたことを思うと、中国江南あたり(呉・越などの海人族)と古代から行き来があったというのも現実味がある。鯨漁が発展した下地には、海人族の卓越した漁撈技術があったのだろう。
 元々の姫氏国である周は、紀元前一〇四六年頃に建国し、紀元前二五六年に秦に滅ぼされた。奇しくもその頃から、わが国で「銅鐸」が造られるようになる。
 また、なぜか周王族はその後も存続を許されていて、血筋は絶えなかった。政権が代わると、前の王室を根絶やしにするのが中国の通例なので、秦のこの措置は異例である。
 日本が姫氏国であるとは、中国の歴代王朝を訪問した日本の使節みずからがそう称したのだと、中国の古い歴史書に記されている。どうやら中国の為政者や学者たちの間では昔からかなり知られていたことのようで、記されている文献は一つや二つではない。
 この説の肯定派の代表は儒学者の林羅山、否定派は国学者の本居宣長で、一時期かなりの論争があった。
 皇室が本当に周王家の血筋であるか、また姫氏であるかはともかくとしても、かつてそう名乗っていたことだけは確かだろう。歴代の中国王朝に対して、朝貢使が「日本国王の姓氏」として皇帝に答えているのだ(他に国姓は「倭」「天」などの異説もあるが、あえて採り上げるほどの根拠はない)。
 国家によって派遣された朝貢使が、国姓を問われて勝手に創作するはずもないので、あらかじめ確認もしていたであろうし、遣使団の中でも主要メンバーには共通認識であったに違いない。
 遣隋使や遣唐使などの遣使は、少ないときで五十人規模、多いときは五九〇人(七三三年)もの集団であったが、中心は身分の高い知識人たちである。皇室ともなんらかの交流があり、歴史関係の資料に接する機会もあっただろう。そういう彼らの応答であるから、いい加減なものであろうはずがない。
 とすれば、それにはそれだけの理由があるのが当然で、もしこれを解き明かすことができるなら、そこからさらに様々な歴史の裏側も見えて来るだろう。
 そしてその手がかりが、始源の「謎の神」にあると私は考えた。
 ヒルコである。水蛭子、蛭兒などと「記・紀」には記される。

 神々の物語を、その後に続く歴史記録から逆算すると、ヒルコ誕生は周の滅亡というタイミングにきわめて近い。
 ヒルコは、イザナギ、イザナミの最初の子(『古事記』)でありながら、棄てられた神である。アマテラス、ツクヨミ、スサノヲの兄であるのに、この処遇はいかなることか。しかも神であるのに、その来歴がまったく記されていない。
 記・紀にはこの世界のあらゆる神が描かれていて、なかには「こんなものまで」と思わず言いいたくなるような神までいる。
 それなのに、ヒルコは尊貴の生まれでありながら、何の来歴も示されずに遺棄されるのだ。
 はたしてこの神は、どこから来て、どこへ行ったのか。
 始原の神でありながら、生後すぐに葦船に乗せて海に流されたとのみ記されるとは、なんと不可解で象徴的な神話なのだろう。
 神々の物語を単なる空想お伽噺として片付けるのは簡単だが、歴史的事実を表象化したものだととらえれば、むしろ事実はシンプルな形で浮かび上がって来る。
 日本人のルーツは、神話の中にこそあるのだ。しかも歴史的事実として、である。私はそう確信している。
 姫姓の秘密とヒルコの系譜、本書ではそれを解き明かそうとしている。
 しかもその事実は、驚くべき事にわが国の建国の由来をくつがえすような〝秘史〞を、私たちに覗かせてくれることになる。この国の歴史の根源に至る扉は、この系譜を辿ることによって初めて開かれるだろう。

 

■まえがき――ヒルコから始まる根元の系譜

http://www.toyac.com/hiruko-maegaki.pdf


 

姫氏国

日本はかつて「姫氏国」という倭漢通用の国称[1]をもっていた。日本紀私記の丁本によれば、野馬台詩には日本のことを「東海姫氏國」と称し、また日本神話において皇室の始祖は天照大神とされ、女帝・神宮皇后を輩出していることから姫氏の国と呼ぶという。

なお、漢の文化における「姫」は、黄帝王の姓、そしてその継承者の姓を意味し、こちらに関連する逸話もある。
王朝をたてた初代武王の三代前の時点では、周はの支配下にある一勢力であり、古公亶父がその首長であった。彼には年長順に太伯虞仲季歴という三人の息子がいたが、季歴の息子・昌(後の周文王)が生まれたときに様々な瑞祥があったため、古公は「私の子孫で栄えるものがいるとすれば昌であろうか」と述べた。太伯と虞仲は、古公が季歴から昌へ家督を継がせたいと思っている(が、彼ら兄二人がいなくならないかぎり季歴は後継者になれない)ことを察し、みずから出奔して荊蛮の地で独自に句呉国を興した。
この太伯・虞仲が日本人の祖先とする説が中国から日本にかけて存在し、そのため日本は周王家(姫氏)から分かれた国、すなわち姫氏の国と呼ばれたとされる。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/姫


ジンバブエで通貨が廃止され、米ドルに一本化

2015-06-17 | グローバル・マクロ

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ジンバブエで通貨が廃止され、米ドルに一本化」です。


⇒その理由は……:

 ─国家には3つの大きな機能があります。
  「外交」「警察」「通貨」です。

 ─これら3つ以外は“つけたり”とでも言うべきものです。
  つまりそれ以外の要素は民間に任せるべき事項なのです。

 ─逆に言えばこういうことです。
  上記の3つの権能は国家として外せない、と。

 ─それらの内、1つでも無くなったらば国家ではないのです。
  そして国家でなくなった「先」で何であり得るのかがカギなのです。

ジンバブエが通貨高権を自ら放棄しました。
すさまじいインフレにより、米ドルとの交換レートが維持出来ないのです。

結果として自国通貨を放棄しました。
そして米ドルが今後は流通していくことになります。

国家としての3つの基本的機能のどれかでも失うということ。
それは「国家」としての自死を意味します。

つまり形はともかく、もはや国家ではないのです。
ゾンビ国家とでもいうべきでしょうか。

その意味でジンバブエは新しい時代の最先端なのです。
「ゾンビ国家の始まり」です。

これがよもや全世界に広がっていくとは誰も考えていません。
ところが「そのこと」が現実になる瞬間が程なく訪れます。

それが・・・「世界史の大転換」の時、なのです。

 

(メールマガジン 2015年6月15日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


ハンガリーが中国の「一帯一路政策」に参画を表明

2015-06-10 | グローバル・マクロ

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ハンガリーが中国の『一帯一路政策』に参画を表明」です。


⇒その理由は……:

 ─預言書というものがあります。
  「未来はこうなると聞いた」という預言者の言葉を綴ったものです。

 ─その構成は古今東西、基本的に同じなのです。
  不思議なほどそう、なのです。

 ─まずは第一の預言者と救済者が現れます。
  激しい騒乱がそれによって一端は収まります。
 
 ─事実、しばらく、具体的には3年半ほど収まるのです。
  ところが事態はより深刻になっていることが分かります。

 ─その結果、起きるのが新たな争乱です。
  そして遂に本当の預言者が現れ、救済者が現れるのです。

 ─それが今、当てはまる動きになるとすればどうなるか、です。
  「新秩序の担い手」たちは最終的にどうなるのかがカギなのです。

ハンガリーが欧州(EU加盟国)としては初めて中国の「一帯一路政策」に
参画することを表明しました。シルクロードにつながったというわけです。

このことは「中国外交の勝利」の様に見えます。
しかし本当なのでしょうか。

ここであらためて思い出すべきは預言書の構図なのです。
最初の預言者、そして救済者は結果、どうなったのか。

「新秩序」の本当の担い手は誰なのか、です。
今起きていることが全てであると考えるのは早計なのです。

大事なことはただ一つ。
遠い過去からの記憶をも大切に呼び起こすことです。

そこに・・・・あります。
人類全体としての叡智が。

 

(メールマガジン 2015年6月8日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

上海で今、何が動いているのか(1)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a30dcfe1f2caf5c2c0ce248e89eaeb17

 

カギを握るのはシルクロード、すなわち中央アジア勢です。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/df56cd1330758b96e4ea6895b1da7d0f

 


 

 The second chapter will follow with much more surprising events. If you love to anticipate the future, take a little bit time to read through “The Apocalypse”. There must be two groups of prophets and saviors. Nobody won’t disagree, if I’ll say, “The first savior is V. Putin.” What about the second one? Stay tuned…

 

Welcome Back to 1986/1987 and “Putin Shock” with His Gold-Backed Currency.

http://takeoharada.com/2015/03/20/welcome-back-to-19861987-and-putin-shock-with-his-gold-backed-currency/


「プーチン・ショック」への備え。。。 出来ていますか??

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/60cc9dd069c3f7de629dda5e21734210


 

ロシアの仲介によりシリア内戦に関して和平が実現する展開

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/3eb752843adecf7e2d61f0314d37a888

 

ローマ法王がイスラエル首脳に対してパレスチナとの対話を要請

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/e23ebd21120745dae39268dc887c6ce8

 

ロシアのプーチンは本当に悪人か?

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/085849ddd824d138652124daf7440ece

 

プーチンが「人類の救世主」になる日

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6453899231cda6f15af5a503b9c23ffc


「偽預言者」と「偽救世主」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/2b43a236a9ed592e0f18de24ee308809


というわけで・・・ 「全国の名古屋出身者の皆様!」 お待たせしました!!

2015-05-31 | グローバル・マクロ

原田武夫です。こんばんは。
実にたくさんのことあり、己の今を取り巻くものたちが違うと強く感じた今日。
その最後に来週、パリで行なわれるB20の会合アジェンダとG20への政策勧告案が届いた。無論、まだ極秘のもの。

帰ろう、グローバルの現場へ。
娑婆のマイクロマネジメントからはそろそろ卒業せねば。なぜならば世界が…お呼び、だから(^^)

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/873738122697410


 

原田武夫です。おはようございます。
昨日は・・・ウォールでのメッセージにつき、暖かいお言葉ありがとうございました(^_-)-☆
ちょっと睡眠が足りなかったかなぁと反省しています。もう元気です♪

というわけで・・・
「全国の名古屋出身者の皆様!」
お待たせしました!!
いよいよ・・・皆様の”真実”の登場です!!

是非拡散ください~♪

http://haradatakeo.com/?p=58630

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/874238809314008


 

NAGOYA: New Capital of Japan?

 

Preparing for the “X-Day”, many infrastructure has been build up in the Tokai region. One of the typical examples is the “TOKAI-HOKURIKU Expressway.” In spite of being blamed for its uselessness, the expressway was constructed as it had been planned and even allegedly financed by TOYOTA. Why TOYOTA? He added: The company isn’t just an automobile company but has been worked as a tap of money flow originated in the secret network of hidden asset in the Japanese postwar era. Take a look at the Fushimi Avenue in NAGOYA. Can you rationally explain why we need such a broad avenue with 10 lanes? Because a new capital will need it. That’s NAGOYA.”

 By the way, the Fushimi Avenue starts from the Atsuta-Jingu Shrine, one of the most important shrines in Japan, while it holds “KUSANAGINO MITSURUGI”, one of the Three Sacred Treasures of the Japanese imperial house. Once NAGOYA would become the capital, the shrine will begin to be declared as the most essential shrine. All the streets shall begin from there.

 

NAGOYA: New Capital of Japan?

http://takeoharada.com/2015/05/29/nagoya-new-capital-of-japan/


 

 

伏見通(ふしみどおり)は、愛知県名古屋市熱田区から中区に至る南北の通りである。名古屋市の主要な通りの一つで、熱田神宮から金山(副都心)大須伏見丸の内オフィス街)を経て名古屋城までを結ぶ

起点の熱田神宮南交差点から日銀前交差点までは国道19号、日銀前交差点から終点の三の丸1交差点までは国道22号となっている(なお、伏見通の起点である熱田神宮南交差点は国道19号国道22号の起点でもある)。

10車線(片側5車線)の非常に広い道路(但し、日銀前交差点から若宮北交差点までの区間は、自転車道の設置により、6車線(片側3車線)になっている。)で、起点から金山駅付近までは道路の下を地下鉄名城線が、大須付近から終点までは地下鉄鶴舞線が走っている。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/伏見通


 

 


 

 

東海北陸自動車道(とうかいほくりくじどうしゃどう、TOKAI-HOKURIKU EXPRESSWAY)は、起点の愛知県一宮市から岐阜県経由して富山県砺波市へ至る中部地方東海地方北陸地方)を横断する高速道路高速自動車国道)である。通称東海北陸道(とうかいほくりくどう、TOKAI-HOKURIKU EXPWY)。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/東海北陸自動車道


 

 


 

■東海北陸自動車道の概要

 東海北陸自動車道は愛知県一宮市で名神高速道路から分岐し、岐阜県内で東海環状自動車道及び中部縦貫自動車道と接続しながら北上し、富山県小矢部市で北陸自動車道に連結する総延長約185kmの高速道路です。
 この路線により太平洋側と日本海側が直結され、中部内陸地帯の開発と発展のみならず、東海、北陸両地方の一体的発展に必要不可欠な社会基盤として大きな効果が期待されています。また、災害時には緊急輸送道路や代替迂回路として機能する重要な道路です。

 

 

http://www.pref.gifu.lg.jp/kendo/michi-kawa-sabo/kosoku/project/project_gaiyou2.html


 

 

熱田神宮

http://ja.wikipedia.org/wiki/熱田神宮

 

天叢雲剣 (草薙剣)

http://ja.wikipedia.org/wiki/天叢雲剣

 


 

 


 

そろそろ・・・まともに海流の変化、調べた方が良いのでは?

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/ba1e1d490c36d1bd415f87018a0fec79

 

何時の間に、軍需産業になったんだろうか。。。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/7e2ed3c678dee33888ea5749f3451fb6

 

日本というのは・・・奥深い国です。 全てが結局は、「そこ」に帰着する。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a27214ceb99ce148e8c268be7649d6d4

 

大阪都構想。 橋下徹・大阪市長は「アホかいな」と今は言われていますが・・・・

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/69b4e28b4a967820644ab4073959034a

 

そして・・御身だけではなく、周囲の全ての愛すべき人々をいざという時に助ける心構えと具体的な準備を。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/205926d335bd1147cf20e357558996f0

 


 

それから約半年。私と出会うまでに社長は実に大勢の「外国からの不思議な訪問客」を飛騨高山で迎えてきたのだという。たいていの場合、素性がまったくわからないものの、カネ払いのよい人物ばかりだ。同時に、決まって「何か」を飛騨高山で探している様子であった。

だが決してそれをアテンドする社長に語ることはなく、くまなく歩き回り、最後は得心しかたのように満足した様子で帰っていく――。「彼ら、いったい何しに来ているのでしょうか。どう思われますか、原田さん」。これが、社長があの夜の宴で発した疑問だった。

私は直感的にこう答えた。

「ひょっとして彼ら外国人の富裕層たちは、“東洋のスイス”を探しに来ているということはありませんか。社会的に見てランクの高い人物がわざわざやって来る以上、大切な資産管理と関連があるとみるのが適当だと思います」

私がこう答えたのには理由がある。飛騨高山は乗鞍岳を筆頭とした高い山々に囲まれており、アクセスが限られている。その一方で「スーパーカミオカンデ」で知られる旧神岡鉱山がすぐ傍らにある。そして南は名古屋から太平洋へ、北は富山から日本海、さらにはユーラシア大陸へと連なる道のりの真ん中にある。

実はこの状況は金融立国として知られる「スイス」と似通っている。欧州を東西南北に分けたとき、その真ん中に位置しているのがスイスだ。そして何よりも山がちであり、そこに財宝を隠すことのできる天然の要塞を見つけ、金庫を造ることはそう難しくはない場所、それがスイスなのである。

そうした私の直感的な分析を聞いた社長と宴のホストである経済人は、共に膝をたたいて口々にこう言った。

「なるほど、それで合点が行きました。続々と来る外国人たちは、話を聞くと、どうもその多くがユダヤ系であるようなのです。教えてくれはしませんが、何かの話を聞きつけてこの飛騨高山まで来ているとしか思えない。私たち日本人にはうかがい知れないストーリーです。そう考えてみると、“東洋のスイス”の候補地として、わざわざこの山奥まで来たとしても不思議ではありませんね」。

これを聞いて私は「そうであるならば、まずはパリの貴婦人にあらためて連絡をとり、『そういうことなのですか』と尋ねてみるのがいい。もし『そうだ』との答えを得たらば、彼らがつくる前に地場の方々が今はやりの『国家戦略特区』を利用して、金融特区をつくってしまえばいいのではないか」と答えた。何も、地の利の果実を、彼らにだけ取られる必要はまったくないのだ。飛騨高山はわが国であり、わが国を仕切るのは私たち日本人なのであるから。
「なるほど。では早速、動いてみることにしましょう」と、根っからの熱血である社長はそう答え、翌日から動き始めたという。

 

謎の仏貴婦人が与えてくれた、重大なヒント ~「小泉脱原発宣言」と日本デフォルト(上)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/c/ff3075adb715f94febd22a4cc753982b


 

 

 


 

仮にそうであるとき、世界中の富裕層がわが国内に「安全な資金の置き場所(safe haven)」を求めても、まったく不思議ではない。そしてそれは彼らの財産を安全に保管するべく、物理的に外界から遮蔽されている必要があるのと同時に、「海の向こう側」とも陸路・空路で単純な形でつながっている必要もあるのである。しかもできればそこに年中寄り集うセレブリティたちが保養できる場所であることが望ましい。そうしたある意味で相矛盾した立地条件をクリアする場所は、いったいどこにあるのか……。

「そういえば、飛騨には『農道離着陸場』として造られた飛騨エアパークがありますよ。あそこならばセスナでやって来ることも可能なはず」

 

唐突な小泉元首相の発言に隠された「秘密」 ~「小泉脱原発発言」と日本デフォルト(下)~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0b5c6a45e25e77768c8411e7b647290f


 

 


 

名古屋はええよ!やっとかめ -National Anthem of "NAGOYA"- < 0:54~ >

https://youtu.be/a5nqCzDBd-g?t=54s

 

名古屋はええよ!やっとかめ -National Anthem of "NAGOYA"- < 1:14~ >

https://youtu.be/a5nqCzDBd-g?t=1m14s

 

名古屋はええよ!やっとかめ -National Anthem of "NAGOYA"- < 1:43~ >

https://youtu.be/a5nqCzDBd-g?t=1m43s

 

名古屋はええよ! やっとかめ (歌詞)

http://www.kasi-time.com/item-17795.html

 

名古屋はええよ!やっとかめ

http://ja.wikipedia.org/wiki/名古屋はええよ!やっとかめ

 

いや~、アニメ顔して、実はすごい内容の歌、っていうのが日本のすごいところなのですよね~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/bc2e783a25701dfe33d8aeb48a6e900a

 


 


エリザベス英女王が「EU脱退の可否を問う国民投票の実施」を明言

2015-05-31 | グローバル・マクロ

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
───────────────────────────────────
●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
───────────────────────────────────

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「エリザベス英女王が『EU脱退の可否を問う国民投票の実施』を明言」です。


⇒その理由は……:

 ─米欧の統治エリートたちが常に考えていること。
  それは「上げ」と「下げ」を維持することです。

 ─一つの方向性で固定してしまっては困るのです。
  「上げ」「下げ」が生じないからです。

 ─大事なことは「上げ」と「下げ」が交互に生じること。
  それによって両者の間の「差異」が生じること、なのです。

 ─したがって時に突拍子もないことを彼らは始めます。
  それらも全て「一点のため」なのです。
 
 ─それは「上げ」と「下げ」の維持です。
  それ以上でもそれ以下でもありません。

エリザベス英女王が英国会で演説を行いました。
そして「EU脱退の可否を問う国民投票の実施」を明言したのです。

サッチャー政権当時の英国は金融資本主義化を徹底しました。
そして欧州連合(EU)の一員であることから裨益してきたのです。

それをなぜみすみす失おうというのでしょうか。
現状維持ではなぜ満足できないのでしょうか。

全ては「上げ」と「下げ」のためなのです。
「大英帝国」がいよいよ終わる、というわけなのです。

それではその中核的勢力は一体どこへ移るのでしょうか。
他のいずれの地域へと退避し、新たな都を創るのでしょうか。

今、足元で起きていることと、これは大きな関係があります。
我が国、そして東アジアで起きていること、です。

大きな意味で「上げ」と「下げ」がそこでも作用しています。
───見えます、でしょうか??

 

(メールマガジン 2015年5月29日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

イギリスにおいて選挙戦が始まる

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0b0f9223e5ef17a41f169c2bbd9c1850


いやはや・・・ 「言うこと聞かないと、またやっちゃうよ」という脅しなわけです。

2015-05-22 | グローバル・マクロ

そしてもう一つ。原田武夫@岡山、です。
皆さん、もうそろそろ起きてますかー(^_-)-☆??

さて。
「ダヴォス会議があらためて見解表明。金融危機は新たに生じる、と」

いやはや・・・
「言うこと聞かないと、またやっちゃうよ」という脅しなわけです。
まぁ、本当に今回はやるんでしょうけれども。
すごい話ですよね~

というわけで。
これからグローバルマーケットにおける資金大移動です。
すごい勢いですので・・・お気をつけて!

6月。

http://sputniknews.com/business/20150519/1022315737.html

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/869248056479750


 


Financial Industry Representatives Fear New Crisis  German Media

© Sputnik/ Igor Samoilov
14:47 19.05.2015
Representatives of the international financial industry are calling on state leaders to take precautions regarding the next possible economic crisis. They fear that too much money has flowed in the wrong direction and are appealing to strengthen controls over the granting of loans, Deutsche Wirtschafts Nachrichten reported.

ロンドン・シティーの策謀とニッポン

2015-05-17 | グローバル・マクロ

 米系最大手投資銀行の日本法人で「諜報部隊」を務めた人物からこんなことを聞いたことがある。後に我が国のメガバンクによって表向き「合併」された日本法人だ。
「原田さん、驚いたことにメガバンクの連中、ニューヨークの本店ばかり調べて、ロンドン・シティー(City of London)にある店舗は一切調べなかったのですよ。本当はそちらに重要顧客情報は全てあったのに」
 私が見る限り、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢にいつも絡み、もっと言えばそこでの動きを仕掛けているのはロンドン・シティーだ。ニューヨークのウォール街にいる連中ではない。そのことをたいていの日本人は見誤っている。
 しかしそれもそのはず、ロンドン・シティーは紳士然と動くから、そうとは決して気づかれないのだ。しかも期間高率、すなわち「どれだけ短期間にもうけることができるのか」を追求するのが米国勢のいつものやり方だとすれば、ロンドン・シティーは見たところ、そのことよりも「歴史を構造として創り上げること」に専心している。とても時間をかけて強固な仕組みを創り上げるのであって、少しずつ少しずつのその動きがまさか歴史を変えることになるなど、夢にも思えないというわけなのである。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=03&article=000417

 

 最近の例で言えば3月に入って国際社会全体を騒がせた「アジア・インフラ投資銀行」を巡る一件がそうだ。中国主導の国際的な金融機関とあって、米国を始めとする西側諸国は、これに参加しないだろうと当初は思われていた。ところがふたを開けてみると何のことはない、ロンドン・シティーを中核とした英国が真っ先に「入ります」と手を挙げたのである。これにドイツ、フランス、そしてスイス等の大陸諸国が怒涛(どとう)のごとく続いたのだ。その様子に米国が唖然(あぜん)としたのは言うまでもない。
「これでいよいよパックス・シニカ(Pax Sinica=中国の平和)の時代がやって来る」
 以上を読んであなたがそう思っているとすれば、ここで少し冷静になる必要がある。なぜならばあの狡猾なロンドン・シティーのことだ、中国勢を単に「上げる」だけではなく「下げる」ための仕掛けも考えているはずなのである。なぜならばこうした「上げ」と「下げ」があってこそ、初めてマーケットでは利潤を得ることができるからだ。
 振り返ってみると、ロンドン・シティー人脈は、ここに来て一貫して中国勢による「金融立国」を手伝ってきた。私が知る限り、そうした意向をロンドン・シティーが対外的に明らかにしたのは2008年のことである。この段階でロンドン・シティーは「これからのアジアにおける金融ハブは北京と上海のセットだ」と明言していた。そして中国における金利の自由化を彼らは手伝い、そうした金融立国の延長線上にある措置として「アジア・インフラ投資銀行」に真っ先に参加するよう英国を仕向けたのである。
 だが金融立国とは要するに製造業のウエートを下げることを意味する。貧富の差は確実に開き、チャイニーズ・ドリームを失った「人民」たちは強烈に不満を覚えるはずだ。やがてそれが政治的な動乱を招き、下手をすると中国共産党による支配という既存の政治システムを大きく揺るがしていく……。
 だが実のところ、事はそれほど簡単ではない。なぜならば中国の金融立国化を教育してきたのは我が国でもあるからだ。ここに我が国を筆頭とした東アジア勢の狡猾さが見え隠れする。「米欧に迫られたらば日本カードを出す」これが中国のいつものやり方なのであって、ここに来ての習近平体制による親日路線の喧伝も、そう考えるとよく分かるというわけなのだ。
 中国大陸を巡り、対峙するロンドン・シティーと我が国。1930年代にも一度見られたこの構図が今後、何をもたらすのか。戦乱か、それとも東アジア主導の新世界秩序か。静かな戦いは今始まったばかりである。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=03&article=000417&page=2

 

(2015.05.15)


 

 

今回のテーマは「アジアインフラ投資銀行をどう考えるべきか?」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/675b6e7cfd294a56cf419b90875b67a3


 

麻生さんの気持ち、分かるなぁ。。。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a01f993e8544c01569a77ffa7bdcdc8b

 

英米の草刈り場となる日本を乗り越える「草莽の士」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0cb9c41531f48f7b7f54c3437b305a02


ヴァチカンがパレスチナを国家承認。 いよいよ、です。

2015-05-17 | グローバル・マクロ

原田武夫です。今朝はさらにもう一つ。

静かに・・・しかし着実に世界は変わっています。
ヴァチカンがパレスチナを国家承認。
いよいよ、です。
イスラエルは領土が分割されてしまった、これによって。
彼らは・・・何もしないのか?いや、するとすればどこに。。。??

http://www.buenosairesherald.com/…/vatican-officially-recog…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/866603406744215


 

Wednesday, May 13, 2015

Vatican officially recognises Palestine as a state

 
Pope Francis.

The Vatican concluded its first treaty that formally recognises the State of Palestine, with an agreement on Catholic Church activities in areas controlled by the Palestinian Authority, the Holy See said on Wednesday.

The agreement "aims to enhance the life and activities of the Catholic Church and its recognition at the judicial level," said Monsignor Antoine Camilleri, the Vatican's deputy foreign minister who led its six-person delegation in the talks.

The text of the treaty has been concluded and will be officially signed by the respective authorities "in the near future," a joint statement released by the Vatican said.

Vatican officials stressed that although the agreement was significant, it certainly did not constitute the Holy See's first recognition of the State of Palestine.

"We have recognised the State of Palestine ever since it was given recognition by the United Nations and it is already listed as the State of Palestine in our official yearbook," Vatican spokesman Father Federico Lombardi said.

On November 29, 2012 the UN General Assembly adopted a resolution recognising Palestine as an observer non-member state. This was welcomed at the time by the Vatican, which has the same observer non-member status at the UN.

During a three-day visit to the Middle East a year ago, Pope Francis delighted his Palestinian hosts by referring to the "state of Palestine", giving support for their bid for full statehood recognition.

The four-person Palestinian delegation was led by the Assistant Minister for Foreign Affairs, Ambassador Rawan Sulaiman.

In an interview with the Vatican's official newspaper, L'Osservatore Romano, Camilleri said he hoped the agreement would indirectly help the Palestinian State in its relations with Israel.

"It would be positive if the accord could in some way help with the establishment and recognition of an independent, sovereign and democratic State of Palestine which lives in peace and security with Israel and its neighbours," he said.


米軍の国内での警戒レヴェル、なぜか引き上げられたのですよ。 やるなら今週ですからね。。。 箱根。

2015-05-12 | グローバル・マクロ

原田武夫です。おはようございます。
今朝はこれ、から。

いやはや・・・汗
NYCでこんなことが。。。
「火事ですが、原発では何も起きてませんよー」
って言うに決まってるじゃないですか!(笑)

さて。。。
どうなりますか。。。
米軍の国内での警戒レヴェル、なぜか引き上げられたのですよ。
やるなら今週ですからね。。。

箱根。

http://www.telegraph.co.uk/…/Part-of-nuclear-plant-outside-…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/865443953526827


 

Part of nuclear plant outside New York City shut after transformer fire

Locals report seeing smoke billowing into air at Indian Point, company says no injuries an public not under threat

Smoke seen billowing out fro Indian Point nuclear power station near New York 

 


 

実際、マーケット、そしてそれを取り巻く国内外情勢は「激変の時」を迎え始めた。なぜならば来る15日に向けてヘッジファンドたちが一斉にポジションを変え始めたからだ。ロング(買い)・ショート(売り)共に大幅なポジション調整に入っている。したがってマーケットが荒れるのは当然で、焦眉の課題はそうしたシーズナル(季節的な)調整のレヴェルではなく、「2015年5月15日」を越えてもなお、荒れ続けることになるのかに絞られてきている。

卑見を述べるならば、「今回はいつもと違う(This time is different.)」。我が国の伝統的な経済メディアなどを中心に「5月の相場は荒れますから・・・」といった楽観論が流布されているが、全くもって違うのである。なぜならばマーケットにおける需給バランスではなく、グローバル社会(global community)全体の構造を変える、そしてそのための一連の仕掛けを巡る意思決定がなされ、後はその執行を巡る最終的な判断が行われればそれで良いという段階にまで達したからだ。

 

私たち IISIA は何をやっているのか

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/792866ce7f5f7bdd53611d65656c0d74


 

箱根山 12日も活発な火山活動続く

5月12日 17時28分

 
神奈川県の箱根山では、12日も箱根町湯本で震度1の揺れを観測する地震が発生するなど活発な火山活動が続いています。
気象庁は、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、箱根山の周辺では先月下旬以降、地下の浅い所を震源とする規模の小さい火山性地震が増加し、大涌谷の斜面から噴き出す蒸気も増えて活発な火山活動が続いています。
午後2時すぎには箱根山周辺のごく浅い場所が震源とみられるマグニチュード2.1の地震が発生し、箱根町湯本で震度1の揺れを観測しました。
神奈川県温泉地学研究所によりますと、規模の小さい火山性の地震は12日は午後5時までに70回を超えています。
先月下旬からは、大涌谷付近を中心に山が膨らむ傾向を示す地殻変動も観測され、国土地理院が10日までの衛星のデータを使って解析したところ、立ち入りが規制されている大涌谷の中のごく狭い範囲では、ことし3月に比べて地面が最大で8センチほど隆起していました。
気象庁は今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な水蒸気噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き箱根山に噴火警戒レベル2の火口周辺警報を出して、噴火に伴う噴石などに警戒するとともに、自治体などの指示に従って危険な地域に立ち入らないよう呼びかけています。

 

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150512/k10010076471000.html


 

くらし☆解説 「箱根山の火山活動 地下で何が?」 解説委員室ブログ (5月8日)

http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/216156.html

 


 

箱根大噴火と一緒のタイミングだとどうなるんだろうか。。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/f105adec363fc69e92044508e6544aee

 

磁気がまたしてもずれて・・・地球・地殻が反応しないと良いのですが。。 箱根(汗)。。。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/04319d04de0fc7575e375c9d962cc2a9

 

まぁ・・・開戦ですから。 対イラン戦。そういうことです。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b9f6d55ecee65e1c9b531b37ebc6f78a


あぁ、ヴァチカン! 何と露骨なことか。。。(^^)/

2015-05-07 | グローバル・マクロ

原田武夫です。今朝はもう一つ。

あぁ、ヴァチカン!
何と露骨なことか。。。(^^)/

キューバ、一気に資産の逃避先として繁栄するんでしょうねぇ。。。

http://www.buenosairesherald.com/…/pope-francis-to-meet-cub…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/863893840348505


 

Tuesday, May 5, 2015

Pope Francis to meet Cuban President Castro privately on Sunday

Pope Francis and Cuban President Raul Castro will meet privately on Sunday, a spokesman said, four months before the pontiff's trip to the Caribbean island, his first as leader of the Catholic Church.

Vatican spokesman Federico Lombardi said today Castro's meeting with the first Latin American pope was strictly private and not an official state visit.

Francis leveraged the Vatican's ties to Cuba and the United States, writing letters to both Castro and President Barack Obama, to help foster December's historic announcement of the resumption of diplomatic relations between the former foes.

The Vatican said last month Francis - on the invitation of the Cuban government and the Cuban Roman Catholic Church - would go to the predominantly Catholic island in September, before making a previously announced visit to the United States.

 


 

なぜキューバなのか? それは・・・my 貯金箱が必要だからなんですよ~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/8fa762045846045974084f69e17301bb