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世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

ローマ法王フランシスコが韓国海難事故でコメント

2014-04-30 | 歴史・普遍

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ローマ法王フランシスコが韓国海難事故でコメント」です。


⇒その理由は……:

 ─世界には二つの「普遍」があります。
  そしてそのことは4世紀の昔から決まっています。

 ─そのことを普段、私たち日本人は意識していません。なぜならば「普遍」
  の一つに包み込まれるようにして生きているからです。

 ─ 一方の普遍は「カトリック」です。
  そしてもう一つの普遍は「皇道」です。

 ─これら二つはそもそも原始キリスト教からの決別という形で分かれ
  ました。つまり全てではないにせよ「同根」なのです。

 ─正統は異教を排除します。
  「異端」を正統は徹底して弾圧するのです。

 ─「似て非なるもの」が一番厄介だからです。
  そしてその狭間にあるものがまずは最も困難な立場に置かれます。

韓国において生じた悲劇的な海難事故。
これについてローマ方法フランシスコが異例のコメントを出しました。

「韓国人は倫理的・霊的に問題がある」
そう発言したのです。

8月には訪韓を控えているローマ法王フランシスコ。
しかも韓国においてカトリック教徒は圧倒的です。

その韓国に対してこれほど厳しい言葉を吐いたわけです。
ローマ法王フランシスコの真剣さに気おされかねません。

その結果、この「普遍」は一体何を目論んでいるのか。
そしてそのことは我が国に対していかなる影響を与えるのか。

・・・そう考えることが出来ること。
これが我が国の次の時代を担う者の必須条件なのです。

 

(メールマガジン 2014年4月30日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


「GPIF発言」について麻生太郎財務大臣が“主旨答弁”

2014-04-30 | 歴史・普遍

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「『GPIF発言』について麻生太郎財務大臣が“主旨答弁”」です。


⇒その理由は……:

 ─今、世界で起きている本当のこと。
  それは「二つの普遍」の衝突です。

 ─二つの普遍が分かれたのは325年のこと。
  そこから西洋文明では、正統と異端とが生まれました。

 ─その正統の側がいよいよ行き詰っているのが現代なのです。
  そしてその担い手たちは「異端」に主導権を奪われまいとしています。

 ─したがって異端を一つ一つ潰しにかかっているというわけです。
  とりわけその隠れた総本山に対する警戒感は高まるばかりです。

 ─米欧に限らず統治エリートたちは選択を迫られています。
  「正統」か、それとも「異端」かの選択なのです。

我が国の麻生太郎財務大臣が「失言」の主旨答弁をしました。
公的マネーが6月から日本株を買うかのような発言を説明したのです。

いわゆる「失言」が多いとされる麻生太郎財務大臣。
総理大臣経験者とは思えぬその“軽さ”が人気の的でもあります。

しかしその役割は表面的なものだけではありません。
ここでいう「正統」の担い手でもあるのです。

つまりこの「正統」の要素があるからこそ、の発言なのです。
そしてその流れを創ったのは縁者である「吉田茂」です。

宰相・吉田茂は逝去した後、遺言によりカトリックに入信しました。
それが一体何を意味していたのか?

いよいよ・・・世界の真実が私たちの国・日本を舞台に明らかになります。

 

(メールマガジン 2014年4月21日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


オバマ米大統領の国賓訪問を分析する 安倍・オバマの間で何がズレていたのか?

2014-04-28 | 外交・諜報・非公然活動

皆様、こんにちは☆ 週明けのスタートダッシュ、いかがですか?順調ですか?? 原田武夫です。

本日(28日)午前8時に、Yahoo!ニュースにて最新コラムをアップロード致しました。

テーマは・・・ズバリ:
「安倍・オバマはなぜ大団円にならなかったのか??」

鳴り物入りで議論されてきたはずのTPP。
なぜ米国は最後の最後になって折れなかったのでしょうか?
なにかと不調和があったように見受けられる安倍・オバマの二人。
オバマは一体何をしに来たのでしょうか、我が国に??

そして・・・
そこにおける我が国皇室の立ち位置とは??

是非、ご覧下さい!
そしていつものとおり、Yahoo!画面上で「シェア」ボタンを押して頂くか、あるいはtwitterでツイートして頂ければ幸いです!誠にありがとうございます!!

http://bylines.news.yahoo.co.jp/haradatakeo/20140428-00034834/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/651916174879607?stream_ref=10


 

2014年4月28日 8時0分

「自宅でもない寿司屋での接待」は米欧のリーダーには通用せず(出典:内閣広報室

オバマ国賓訪日を分析する:そもそも「国賓」とは何か?

23~25日にオバマ米大統領による国賓訪問が行われた。そもそも米側が「1泊2日」の実施を要請する中、日本側の粘り腰で「2泊3日」になったと報じられた今次国賓訪問であったが、その後の報道を見ている限り、マスメディアによる皮相な分析が後を絶たないように見える。私は元キャリア外交官として各種マスメディアより、今回のオバマ訪日の最中に取材依頼を受けた。しかし、これらについては基本的にお断りさせて頂いた次第である。なぜならば外交とは結局のところ最後にまとめられる文章こそが意味を持つのであって、そのテキストが明らかになっていない以上、あれやこれやと述べたところでそれは無意味な評論に過ぎないからである。そこでこの場を借りて、外交実務の現場にいた「プロ」の目線、そしてグローバル・マクロ(国際的な資金循環)とそれをベースとしたマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の分析者としての視線に立って、オバマ米大統領による国賓訪日のポイントを述べてみることにしたい。

先ほど「外交は最後にまとめられる文章のテキストが一番」と書いた。それと相矛盾するようだが、今回のような国賓訪問の場合、そのプログラムに何が盛り込まれていたのかにまず注目する必要がある。なぜならば国賓訪問とは訪問先の国の「国家元首」が招いて行われるものであり、首脳会談とはいえ、事務作業のために行われる「実務訪問」とは全く意味合いが違うからだ。

それがどれほどの意味があるのかと言えば例としてこんなエピソードがある。かつて国賓(state guest)として迎えられる際、その国の領土に入って来ても当該「国賓」の命を出迎える側の国家元首が保証しますよという意味で、国境をまたいだところから騎士団が派遣され、隊列を外側から守るという習慣があった。実はこの習慣、現在でも守られており、領空に入ったところから訪問先の国のジェット戦闘機が国賓の乗っている飛行機を空港に着陸する寸前まで護衛することになっている。今回で言えばオバマ米大統領の乗った「エアフォース・ワン」が我が国の領空に入った瞬間から航空自衛隊のジェット戦闘機が護衛したことになる。儀礼的にように思えるかもしれないが、このように国賓訪問とは国家元首同士の間接的な挨拶から始まるものなのである。

西洋における外交(diplomacy)はかつて各地に群雄割拠していた諸侯が相互に経済利権を認め合ったことから始まった。そしてそれを守るために外交使節団(diplomatic mission)を派遣し、出迎えた側の諸侯は使節団の団長以下構成員たちの「生命」を保障することを約束したのである。これがいわゆる外交特権の起源となっている。裏を返せば相手国に全幅の信頼を置いていることのジェスチャーとして外交使節団、とりわけその団長である大使(ambassador)が派遣されるのであって、その延長線上にあるのが国家元首自身の訪問ということになってくるのだ。

オバマが「迎賓館宿泊」を断った本当の理由

ところが今回はそもそもそこから米側の対応が違った。国賓訪問の場合、出迎える側の国(接受国)の国家元首が「宿」を国賓に対して供するのが決まり事となっている。そして我が国の場合、そのような目的のため迎賓館を提供するのがならわしとなっているのである。それを米側からの申し出によって取りやめざるを得なくなったのである。外交実務のセンスからいうとこれは「トンデモナイこと」「信じられないこと」に他ならない。

我が国では憲法の講学上、天皇は果たして国家元首なのかという議論が未だ行われている。だが外交実務上はそれは当然視されているのでここではあえてそれを無視するとするならば、要するに今回の米側の対応は(1)極端なことを言うと日本側が米側の国家元首であるオバマ大統領の生命を守る意思と能力が無いと判断されたのか、あるいは(2)そもそもオバマ大統領は形式的にはともかく、今回は何等かの理由から「国賓」には値しないと自らを評価していたのか、どちらかを意味することに留意しなければならない。いずれにしても正に前代未聞であり、ここからまずは重大なサインが米側から示されていたというわけなのである。

米国は世界随一のインテリジェンス大国である。しかも未だに在日米軍を駐屯させている。その二つを考え合わせるならば、この(1)の判断であったとは考えにくいのである。なぜならば「その気」になるならば、米側は事前及び現場において実力行動に出ることは可能だからである。むしろ今回の「異例さ」が持つ本当の意味合いは宮中晩さん会にあったと私は考えている。その際、オバマ大統領はスピーチの中でこう述べたのである。

 

私は第44代アメリカ合衆国大統領ですが、陛下は日本の125代目の天皇陛下です。日本の皇室は2000年以上の長きにわたり、日本人の精神を体現してきました。今夜、その精神を、陛下の平和への思いの中に感じることができます。またこれまでの困難な日々や、3年前の東日本大震災の悲劇にもかかわらず、その強さと規律正しさと高潔さで世界の人々に影響を与え続けている日本国民の立ち直る力の中にも感じられます。  私は本日、この精神に触れました。荘厳な明治神宮では、日本の古来からの宗教的儀式の美しさを体験しました。・・・(中略)・・・  日米両国民は、太平洋という広大な海を挟んでいますが、日々あらゆる分野で協力しています。・・・(中略)・・・3年前のようなつらい時にも、私たちは共にいます。  そのつらく苦しい日々に、天皇陛下が皇居から直接、日本国民に語りかけたことを、私たちは決して忘れることはありません。最後に、当時の陛下のおことばの精神を思い起こして、私のあいさつとさせていただきます。なぜなら、この精神は、日米両国の友情と同盟に対する、今夜ここに集まった私たちの願いでもあるからです。決して希望を捨てることなく、互いを大切にし、明日も強く生きていけますように。

 

一見すると当たり前のことを述べているように思うかもしれないが、ポイントは2つある。一つは歴史学的に実証されているか否かを問わず、米大統領として我が国の皇室が「2000年以上の長きにわたり」存続する、唯一無二の存在であるとオバマ大統領がはっきり認めていることである。いわゆる「アメリカ通」が語らないことの一つとして、米側のエスタブリッシュメントたちが我が国の持つ圧倒的な歴史性に対する畏敬の念がある。米国とは、建国前のピルグリム・ファーザーズによる北米移住(1620年)を勘案したとしても、たかだか400年ほどの歴史しか持たない国なのである。欧州各国にしても結局は同じであり、中国などアジアの周辺諸国にしても君主とそのファミリーを中心とした国制が我が国ほど長きにわたって存続してきた国はないのである。そのことが持つ圧倒的な力への尊敬と驚異の感がこの一言に含まれているのである。

そしてもう一つは、そうした天皇が語る「言葉」の威力について、同じように畏敬の念をはっきりと表現している点である。我が国では「グローバル化」を理由に英語教育の徹底を官民挙げて励んでいる。だが、天皇の「お言葉」は他ならぬ日本語によって語られるものなのである。そしてその精神は「日本語」によって刻印されているのであって、これが我が国だけではなく、アメリカをもカヴァーするものだとはっきりオバマ大統領は断言しているのである。しかも、「明日も強く生きていけ」るようにと述べるということは、それだけの困難(hardship)が実はこれからの時代、待ち構えていることを意味している。しかしこれを乗り越えるための糧となるものを述べたのは、天皇の「お言葉」であると普遍化した上でオバマ大統領は述べているのである。「change」を掲げて颯爽と登場し、その巧みな演説で選挙民を魅了して瞬く間に合衆国大統領の座に駆け上がったオバマ大統領は学生時代、詩人を志す文学青年であった。それだけに天皇の「お言葉」、そして「日本語」に対するこのような熱いメッセージを発したことにまずは注目すべきなのである。我が国のマスメディアによる報道ではまずもってこうした視点が決定的に欠けている。

「ロン・ヤス会談」「ブッシュ・小泉クロフォード会談」の意義

マスメディアたちが盛大に報じたのはむしろ銀座の名店「すきやばし次郎」における安倍晋三総理大臣主催の夕食会であった。通常、こうした「場所の選択」は外務省より総理官邸に出向している秘書官が、総理大臣自身の事務所に所属する公設秘書でもある秘書官と相談して決定するのが慣例だ。なぜならば首脳同士がその場所で会食したとなると抜群の営業効果をもたらすのであって、国内政治的にも大きな意味合いを持ってくるからだ。

「本当はすきやばし次郎ではなく、都内の有名てんぷら店に招こうとしていた」かどうかは別として、今回の安倍晋三総理大臣の選択は決定的に誤っていた。なぜならば「国賓」クラスとなる世界の「根源的な階層」(王族)やそれに付き従う「番頭格」(大統領など)にとって重要なのは、一般大衆からのその店の評判云々ではないからだ。それでは一体それは何かといえば、率直に言うと「土地」である。相手方に対する最大のもてなしとして自らが「居所」として選んだ場所を提供し、相手方もこれを有難く押し戴く。意外に想うかもしれないが、これがそのレヴェルにおける「もてなし」の基本なのだ。各国のリーダーたちはそうなるべくしてなるような教育を幼少時から徹底して受けている。私たち日本人は「英語を学べば良い」と少しカネがあると子供たちを通学制のインターナショナル・スクールに国内で通わせようとするが、これは全く無意味なことなのである。なぜならそこに米欧の本当のリーダー候補はいないからであって、それではそうした子たちがどこにいるかというと全寮制で徹底した時間管理をされ、しつけられる学校に通っているのだ。そしてそういった場で彼ら明日のリーダー候補たちは「目に見えないルール」の一つ一つを体を通じて学んでいく。

日の出山荘にレーガン大統領を招いた中曽根総理(出典:Wikipedia)
日の出山荘にレーガン大統領を招いた中曽根総理(出典:Wikipedia)

「自分がリーダーになるにあたってこんな土地で暮らしてきたのだ」ということを相手にだけ示すということの意味をはっきりと解っていた我が国最後の総理大臣は中曽根康弘総理大臣であった。1983年、国賓訪問したレーガン大統領を中曽根康弘総理大臣は自らの別荘である「日の出山荘」に招き入れ、もてなした。そしてその場で日米首脳会談まで行ったのであり、それが日米蜜月の「ロン・ヤス関係」につながっていったことは言うまでもない。同じことは米側についてもいえるのであって、2003年にブッシュ(子)大統領は小泉純一郎総理大臣をテキサス州クロフォードにある私邸に招き入れ、歓待した。その場の一部始終に立ち会った人物から両首脳のやりとりの仔細を私は聞いたことがあるが、実に信じられないほどの「打ち解けた話」であった。いずれにせよ自らをリーダーにまで押し上げた「土地」にまで招き入れ、これを相手とシェアするということほど、米欧の「国賓」レヴェルが喜ぶことはないのである。

今回、迎賓館での接遇を辞退したオバマ大統領が天皇と並ぶレヴェルではないと自らを考えていたとするならば、本来、同じレヴェルとして残されている安倍晋三総理大臣がこうした意味での「接遇」を行うべきであった。もっとも安倍晋三総理大臣が所有する別荘は山梨県河口湖町にあり、「親友」でもないオバマ大統領がわざわざ出向くには遠すぎたと言える。しかしそうであればなおのこと、自身が総理官邸での寝泊りを拒否してまで住んでいる都内・富ヶ谷にある私邸を開放し、そこでオバマ大統領を接遇すべきだったのである。ガイジンたちは日本人の住居が小さいことなど百も承知である。それは問題ではないのであって、リーダーともなれば彼らが関心を持つのは、相手方が一体どのようなところで寝泊まりし、だからこそこうした発想と行動になるのだという、その淵源が示されるかどうかなのである。しかも実務的に言っても仮に都内・富ヶ谷の私邸を開放すると米側に通告すれば、これをオバマ大統領が拒否するのはかなり困難であったはずだ。なぜならばインテリジェンス的に見てもこれほどまでに「友好的ジェスチャー」はなかったはずだからであり、その結果、安倍・オバマ会談は実に打ち解けたものになったはずだ。それを単にどこかの他人が星付けをした評価だけを頼りに選ばれた場所で、かつ相手方の「糟糠の妻」でもない人物が握った寿司を20個も供されてしまってはオバマ大統領でなくても、この「レヴェル」「ランク」の米欧のリーダーたちは「その程度の人物だ」と判断してしまうのである。その結果、「仕事の話ばかりになってしまった」のも当然なのだ

アメリカ、そしてオバマは何を日本に伝えたかったのか?

以上の2点から見ても、今回のオバマ国賓訪日は安倍晋三政権という「事務方」から見ると全く違う意味合いを持っていたのであり、そうしたズレをもはや認識しない日本側の当局が取り仕切ったところに最大の悲劇があった。そしてその「ズレ」は今回の訪日の結果、作成された公開文書の中でも手に取るように見えるのだ。

 

オバマ大統領より気候変動について提起があったのに対し、安倍総理より、COP21において2020年以降の枠組みにつき合意したい旨述べた。

 

日米両国民は、太平洋という広大な海を挟んでいますが、日々あらゆる分野で協力しています。私たちは共に創造し、つくり上げることにより、世界を変える新たなイノベーションを生み出します。共に学び研究して、病気を治療し命を救う新たな発見をします。平和を維持し、空腹の人々に食べ物を提供するため、共に世界の果てまで出かけます。宇宙の神秘を理解するため、共に宇宙にも行きます。

 

我が国のマスメディアは今回のオバマ訪日に際して口を開けば「TPP(環太平洋経済連携協定)」について、しかも日米合意の可否ばかりを論じてきた。つまり米国といえば日本と一対一で話をしてくれ、しかも合意してくれるものとどこかしら我が国全体で信じ込んでいるのである。マスメディアの論調を見ても、このTPPというものを通じて我が国がグローバル社会が危機に瀕していることに対してどのように対処し、未来に向けた代替案をどうやって提示していくのか、そのフレームワークやコンセプトには全く関心が無いことは明らかなのだ。そのことに米国をはじめとする「西洋」は非常に苛立っている。

我が国外務省が発表した日米首脳会談の「概要ペーパー」を見ても、その前半には日米二国間関係においてこれまで最重要課題とされてきた日米安保問題について延々とまとめられている。だが、ワシントンD.C.における率直な雰囲気を伝えるならば、米側はこうした日本側の「固定観念」に正直辟易しているのだ。ところがそんなことを日本側は露知らず、現下のグローバル共同体の中で最大の課題となっている(少なくとも米欧の「根源的な階層」「番頭格」のレヴェルにおいて)気候変動問題(及びその大前提としての「太陽活動の異変」)について話を振られても、安倍晋三総理大臣の側からは非常に事務的な対応に終始したことがこのペーパーからは手に取るように分かるのである。だからこそオバマ米大統領は天皇の面前で「私たちは共に創造し、つくり上げることにより、世界を変える新たなイノベーションを生み出」すとまで断言したのである。それは決して日米間の個別案件の積み上げではなく、ましてや特定の経済利権をどうこうするといったTPPを巡る日米間の事前交渉の延長線上にあるものでは決してなく、そもそも未曽有の危機の時代を今後5年間は迎えていくことになるグローバル共同体に対して一体どのような「フレームワーク」「コンセプト」を打ち出していくのか、これを話し合おうではないかということだったのである。だが、安倍晋三総理大臣は米側から明らかにその相手を見なされず、他方でオバマ大統領からすれば畏れ多くもこれは天皇に直訴するしかないと考え、「遊び」ではなくその本気度を示すべく夫人も帯同せず、単身乗り込んで来たというわけなのだ。「迎賓館での宿泊拒否」にもかかわらず、「明治神宮参拝」を行い、しかも「宮中晩さん会でここまで我が国の本質を突いたスピーチをする」といった相矛盾した対応を見せた理由はここにある。要するに追い詰められた米側は「本当のところ、日本はどう考えているのか、何をしたいのか」お伺いを立てに来たというわけなのだ。

程なくして「安倍降ろし」が始まる

明らかに相手とはみなされず、またその「レヴェル」の持ち主と考えられなかった安倍晋三総理大臣は、今後、どこからともなく吹き始める「安倍降ろし」にさらされることになる。もっとも安倍晋三総理大臣は第2次内閣の組閣へと至る道のりの最初にあってかなり逡巡していた。それを一部の「保守派」政治評論家たちが説き伏せ、立ち上がらせたという経緯がある。だが、本人こそが「そのレヴェルではない」ということを、今回のオバマ訪日を予期するかのように知っていたはずなのだ。その意味で安倍晋三総理大臣は「悲劇の宰相」であり、同時に我が国にとって人柱でもあるというわけなのである。

今回のオバマ国賓訪日は以上のような視点で読み解かなければならない。米欧から相手にされている間が華である。期待が裏切られ、結局、我が国からは何も出てこないということになれば、彼らは我が国を木端微塵にするはずだ。今後5年間は続いていくそうした流れの出発点にあって、私たち日本人自身が考えを改めるべき分岐点。それが今次国賓訪日だったのである。


原田武夫

株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役

http://bylines.news.yahoo.co.jp/haradatakeo/20140428-00034834/


 

オバマ米大統領の国賓訪日を分析する (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

http://blog.goo.ne.jp/shiome/e/4f055b3d6c258904628d5cf288f27f22


なぜオバマ大統領は安倍総理と合意しなかったのか?

2014-04-27 | 外交・諜報・非公然活動

皆様、おはようございます。原田武夫です。

麗らかな春の週末・・・いかがお過ごしでしょうか??

つい先ほど英語公式ブログアップロード致しました。
「なぜオバマ大統領は安倍総理と合意しなかったのか?」

不思議だとは想いませんか??
しかし・・・これが「新しい時代」の始まりなのです。
フレームワークを海の向こう側から与えられることに慣れきった私たち日本人にとって、真に困難な時代の始まりです。

なぜならば”彼ら”はもはや、照準を私たち日本人に定めているからです。これからどうなるのか??

是非、ご覧下さい!

http://takeoharada.com/2014/04/25/why-didnt-obama-agree-with-abe/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/650790701658821?stream_ref=10


 


日米首脳会談でTPP合意先送り

2014-04-27 | 外交・諜報・非公然活動

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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「日米首脳会談でTPP合意先送り」です。


⇒その理由は……:

 ─私たち日本人が最も不得手としていること。
  それはグローバル・マクロを体感し、それに沿って行動することです。

 ─そもそも私たち日本人の先祖の多くは海からやってきました。
  航海する際に重要なのが風向き、そして潮目です。

 ─それらを体感し、この国・日本まで先祖たちはやってきたのです。
  ところがここに安住する間にその能力はすっかり退化してしまいました。

 ─なぜならば最後の救いを求めてやって来るものを受け入れること。
  これによって自らを伸ばしていくという別の方法に気づいたからです。

 ─すなわちここで我が国・日本は完全に「退蔵」の国となりました。
  入って来るものをつかみとり、二度と出さないのです。

 ─これを逆さに利用したのが米欧のエリートたちです。
  次々に我が国に枠組みを与え、それによって社会的操作を行いました。

昨日(24日)行われた日米首脳会談によっても環太平洋経済連携協定(TPP)
の日米交渉は妥結しませんでした。これは異例中の異例です。

なぜならば首脳が決められないことを、他の誰かが決めることはないから
です。通常は、しかも日米首脳会談で妥結しないことなどあり得ません。

これをあえて良しとしたところに米国の戦略があるのです。
いやもっと言えば「意思」「意図」があるのです。

そしてそれは一言でいうならばこういうことです。
「これからはやり方を変える」

それではここでいう「これからのやり方」とは一体何なのか?
私たち日本人はどのように発想と行動を変えるべきなのか??

当初は「国賓」待遇を拒んでいたオバマ大統領。
そつなくこなしましたがしかし強烈なメッセージを残しました。

問題は・・・果たしてそのメッセージに私たち自身が気付くかです。
分かりますか??

 

(メールマガジン 2014年4月25日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

オバマ米大統領が米大統領としては18年ぶりに国賓として来日

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/d421ae4f667b837474ff382f7d75910c

 

国賓訪問するオバマ米大統領が迎賓館に宿泊しない意向

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0db59f91493cb281e6a9660809fa7ac3

 

国賓として来日時にオバマ米大統領が明治神宮を参拝

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/0f649f983daa3d624a22f164264cdc28


ヒラリー・クリントン前米国務長官の極秘発言メモが出回る展開

2014-04-27 | 復元力の原則

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ヒラリー・クリントン前米国務長官の極秘発言メモが出回る展開」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
  マーケット、そして森羅万象を貫く“復元力の原則”です。

 ─すなわち「上げ」られたものは必ず「下げ」られるのです。
  選挙においては特にこのことを注視しなければ勝ちません。

 ─なぜならば事前に極端な形で「上げ」られれば、それは肝心の投票日に
  「下げ」られることを意味するからです。時間合わせが大切です。

 ─そのため、メディアを通じた言論操作が行なわれます。
  「出所不明のメモ」が出回ったりするのはそのせいです。

「次期大統領候補」として叫ばれてきたヒラリー・クリントン前米国務長官。
その「極秘発言メモ」がリークされました。

「メディアはプライドこそ高いが脳ミソがない」
そんな大胆な発言までしていることが明らかになりました。

当然、ヒラリー・クリントン前国務長官のイメージは損なわれました。
「国民への説明を怠っているのではないか」との疑惑が浮かび上がります。

同前国務長官はとりわけ、リビアでの米大使殺害事件についての説明責任を
問われています。その最中での出来事なのであり、挽回を必死に試みる
はずです。

大切なことは「上げは下げのため」であることを思い起こすことです。
これまで「最も大統領にしたい人物」と持ち上げられていた同前国務長官。

そこに「油断」は本当になかったのか。
・・・“他山の石”として、今後の展開を見守っていきたいと思います。

 

(メールマガジン 2014年2月17日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


新興国通貨が一斉に崩落 リスク回避の動き

2014-04-27 | 復元力の原則

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「新興国通貨が一斉に崩落 リスク回避の動き」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
  マーケット、そして森羅万象を貫く“復元力の原則”です。

 ─この原則を免れる出来事は地球上においてありません。
  全てがこの原則によって律されているのです。

 ─そうである以上、気を付けることはただ一つです。
  ある一つの方向に動いているかのように見えるものを盲信しない
  ことです。

 ─この数年間、東南アジアを目指す日本人は大勢いました。
  それだけではなく新興国全体が「ブーム」だったと言えます。
 
 −しかしよく考えると全ては砂上の楼閣だったのです。
  金融資本主義の最終局面で先進国から通貨が溢れ出たに過ぎません。

 ─したがってその肝心の先進国が締めにかかる時、新興国も終わるのです。
  その状況がいよいよ始まっただけなのです。

日本時間の24日。
新興国で一斉に通貨安が発生しました。

米国の「量的緩和縮小の着手」という動きを控えての当局らによる動きが
見え隠れしています。いずれにせよ「何も起きない」ことはないと
考えているのです。

そうした中、中国についてはいよいよ「格下げ」が噂され始めています。
米国との対抗関係の中での言論操作ととらえるべきではあります。

もっともだからこそ、「流れ」が出来てしまった時の動きはすさまじい
のです。
一斉に崩落していきます。

先進国はそもそもデフレ縮小化まっしぐら。
エマージング・マーケットも崩落に次ぐ崩落。

そうなると「最後に残される」消極的な選択肢しかないのです。
それは・・・ズバリ、我が国です。

無論、初めはそうは見えないはずです。
しかしやがてそうであることがくっきりと見えるはずです。

そう、「その時」はいよいよ、なのです。

 

(メールマガジン 2014年1月27日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


タイで11万人による反政府デモが発生

2014-04-27 | 復元力の原則

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   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「タイで11万人による反政府デモが発生」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
  マーケットだけではなく、森羅万象を貫く“復元力の原則”です。

 ─すなわちいったん強烈に“上げ”られたものは、その後同じだけの勢いで
  “下がる”のです。作用と反作用と言えば分かりやすいかもしれません。

 ─しかしこのことが今一つピンと来ない人たちが大勢います。
  「下がることはなく、ずっと上がり続ける」といってやまないのです。

 ─なぜそうなってしまったのかと言えば「温暖期」が続いてきたからです。
  地球全体が20世紀を通じて温暖であったことが分かっています。

 ─そして暖かいと活動が活発になるのが生物です。
  人間もまた同じであり、それを基にインフレ拡大経済が続いてきた
  のです。

 ─そうした従来の「気候」がもはや維持されていないことは誰の目にも
  明らかなのです。北米地域での極寒を是非想起してください。

タイで11万人の反政府デモが発生しています。
バンコクでは「首都封鎖」が政府サイドによって行われてもいます。

根本にあるのは「上げ」を前提とした経済の破綻です。
東南アジアはインフレ基調とした金融資本主義の恩恵を一身に受けて
きました。

そうであるからこそ、病理も深いのです。
極端な経済発展を遂げたが故に、歪も大きく、倒れ方もすさまじくなります。

そのことが今、目の前で示されているのです。
事は単に政権が誰によって担われているのかだけの問題ではありません。

同じことは他の東南アジア諸国についても言えるはずです。
「繁栄」「急上昇」の後の「崩落」「崩壊」という構図。

「上げは下げのためである」という単純なこの原理原則。
目の前で生じているタイの人々の苦しみは正に他山の石。

明日の私たち日本人の姿でもあるのです。

 

(メールマガジン 2014年1月14日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


東南アジアで賃上げ広がる ヴェトナムでは2桁増加

2014-04-27 | 復元力の原則

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「東南アジアで賃上げ広がる ヴェトナムでは2桁増加」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」 
  マーケット、そして森羅万象を貫く“復元力の原則”です。

 ─米欧のエスタブリッシュメントたちが注目しているのはこの原理です。
  いや、正確に言うと「この原理だけ」を順守しています。

 ─その意向を受けて動き回るファンドや投資銀行など、
  「越境する投資主体」の動きもこの原則によっています。
  ただそれだけのこと、なのです。
  
 ─地域別の投資戦略でいうならば「下がっているところ」を彼らは徹底して
  買います。そして「上がっているところ」を即座に売り払うわけです。

 ─いわゆるエマージング・マーケットなる存在も全く同じです。
  途上国はかつて「下がっていた」からこそ彼らは投資したのです。

 ─逆に言うとそこで「上がり」始めた瞬間に売るのも彼らにとっては常識
  なわけです。ふと見ると、現地に彼らの姿は全くありません。

我が国は「円高・少子高齢化」が叫ばれる中、この数年、特に「グローバル」
展開を続けてきました。しかしその実態は惨憺たるものです。

要するに米欧が「売り棄てていったもの」を高値で買ったに過ぎないから
です。生産拠点の構築も、米欧の暗黙の了解がなければ出来ません。

一方、経済的な自覚がますますついてきている現地の人々は声高に賃金の引き
上げを求めてきています。実は昨年(2013年)の春頃よりそうでした。

今後生じるのは果てしない賃金引上げ闘争です。
そしてついには「実弾=マネー」が無くなる我が国企業は撤退し始めます。

しかし撤退出来るのであればまだ良いのですが、もっとひどい事態もあり
得ます。
多くの場合、資源価格に支えられている現地経済がクラッシュするのです。

「日本人とアラブ人が来るとそのマーケットは終わりだ」
そうマーケットではかねがね言われています。

同じことが、ここに来て安倍晋三総理大臣が訪問したトルコで生じないことを
心から祈るのみです。

 

(メールマガジン 2014年1月9日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


世界を変えたければ、まずは己を変えよ

2014-04-27 | 想うこと・言葉・祈り

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●「今日の言葉」
 ~不安な時代だからこそ「覇術」ではなく「王道」を語る珠玉の言葉を~
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“世界を変えたければ、まずは己を変えよ”

(読み人知らず)


……IISIA代表・原田武夫のコメント:

─世界を変える方法には二つある。
 多くの人たちがこの区別を知らない。

─一つは、力づくで変えるというもの。
 とにかく剛腕さで無理やりに変えていく。

─これに対して、変えようとする己の側を変えるというやり方がある。
 外部の環境へと完全に適合する己をまずは創るのである。

─一見すると前者が有効で、後者は無効に見える。
 果たしてそうなのか。

─これは全くの間違いである。
 なぜならば前者では作用することで反作用を招くからだ。

─つまり力づくで変えようとすると必ず元に戻ってしまう。
 いや、前よりもひどい方向へ世界は走ってしまう可能性がある。

─そうである以上、むしろ己と世界を合一させるのが勝ちなのだ。
 すると己が変われば、世界が変わるように自然となってくる。

我が国における文化の基本が「道」である。
この道とは、すなわちこのことを指す。

つまり、世界と自分が合一になること。
「絶対矛盾的自己同一」とでもいうべき状態だろうか。

これを生じさせるのが「道」なのである。
平たくいえば「没入する」ということである。

その瞬間、想ったことはすなわち現実となる。
これは西洋の言葉でいえば、量子力学という。

このこと、そう、作用なくして変えること。
これこそが東洋の極意であり、人生の窮みなのである。

果たしてこれを体感できるか否か。
これに人生が幸福なものになるのかがかかっている。

……私は、そう想う。

 

(メールマガジン 2013年4月26日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html