NOBODY LOVES YOU

世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

西條先生・・・これからもっともっと売れそうな方です(^^)/

2015-05-10 | 未分類

原田武夫です。あらためまして・・・こんばんは。
本日は午前は執筆、その後かるーくワインを買いにお買い物。
そして午後はどっぷりと読書デー。
いやー、久々にとれた読書時間に楽しくて仕方が無くって。。(^^)/

そんな中出会ったのがこの1冊。
西條さん、私と全く違ってナイスガイ+イケメンですが(!)、他方、考え方は非常に共感できるなぁと思いました。

東日本大震災の直後に全くもってspontaneouslyに支援組織を全国規模で立ち上げられ、意味ある緊急災害支援をされた方です。
早稲田大学の先生でもあります。

非常に参考になったのは次の一句です:
「では、人間とはどのような心を持っているのだろうか。すべての人間に共通する本質とは何だろうか。それは、『すべての人間は関心を充たして生きたいと欲してしまう』ということだ」(西條剛央「チームの力」第151頁参照)

正直、ハッとしました!
普段、human resource managementのコンサルティングや産業人財育成をやっている私ですが、ここに来てvolatilityが激しくなる世の中に対応出来るのは基本的に、行動特性(コンピテンシー)が高いこと、それ以上でもそれ以下でもないという頭に凝り固まっていたように思います。
つまり「達成志向」「柔軟性」「自己認知力」ですね。
要するに素直でなんでもやる人ということですが。。。

しかし!
お仕事は「関心」があってのこと。
確かにそうだなぁ、と。
それがヴォランティアではなおさらですよね。実体験に基づいた言葉が胸に刺さります。

是非ご一読を。
読みやすく、HRMの世界、心理学の世界、哲学の世界、そして何よりも自己啓発しながら前に進む力の世界、その中間領域を示して下さいます。

西條先生・・・これからもっともっと売れそうな方です(^^)/
(※トレンド・ウォッチャーの私がいうのだから・・・・間違いない!!)

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%81%E3%83%BC%E3%…/…/4480068309

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/865217800216109


 

 


 

西條剛央 おはようございます。
お忙しい中、拙著を手に取りお読みくださり本当にありがとうございます!おかげさまで重版が決まりました。


なお、こちらから序章の「進撃の巨人の“巨人”とは何か」に加えて、あとがき「いいチームとは何か」も全文無料で試し読みできます。http://www.chikumashobo.co.jp/special/team_power/

この本はいいチーム作りを通して、よりよい社会を作る一助となるために書いた本なので、有志と「いいチームを作りましょうプロジェクト」を立ち上げました。ぜひこちらにもご参加いただき、お智慧をおかりできればとおもいます。
http://akademeia.jp.net/?page_id=583

お会いできる日を楽しみにしております(^_^)


 

『進撃の巨人』の“巨人”とは何か

http://www.chikumashobo.co.jp/special/team_power/data/tachiyomi.pdf

 

あとがき ― 「いいチームとは何か」

http://www.chikumashobo.co.jp/special/team_power/data/atogaki.pdf 

 


原田武夫です。西條さま おめでとうございます!
早速、本質を究めるチームへの申請を出しました。宜しくご検討下さいませ。
本質…das Wesen. 大切な言葉です!それに万人の幸せがかけ合わされば言うことはありません(^^)


私たち IISIA は何をやっているのか

2015-05-10 | パックス・ジャポニカ

おはようございます。皆様。原田武夫です。

あんまり気づかれていなかったかもしれませんが・・・実はこの7・8日というのが世界の大きな仕切りだったのです。
ここで何を考え、想い、そしてどのように動き始めたのか・・・。
これが今後の全てに決定的な影響を与えます。

最新コラムをアップしました(日本語です)。
「私たちIISIAは何をやっているのか」

よく聞かれる質問なので・・・じっくりとお読みください!
では、素敵な日曜日を。私の方は山のようにある書籍を傍らに、読書三昧です♪

http://haradatakeo.com/?p=58256

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/865056856898870


 

2015年05月10日

私たちIISIAは何をやっているのか (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

 

先週連休中に掲載したこのコラムでは「ゴールデン・ウィーク明けからマーケットは激変になる」旨記した。そのことについていくつかのブログで転載がなされ、「確かにそのとおり」とのコメントを頂いていたようだ。その様にしてきっちりとここで発しているメッセージをとらえて下さっている読者の皆さんが我が国の全国津々浦々にいるということは、とても嬉しく、また心強いことだ。

実際、マーケット、そしてそれを取り巻く国内外情勢は「激変の時」を迎え始めた。なぜならば来る15日に向けてヘッジファンドたちが一斉にポジションを変え始めたからだ。ロング(買い)・ショート(売り)共に大幅なポジション調整に入っている。したがってマーケットが荒れるのは当然で、焦眉の課題はそうしたシーズナル(季節的な)調整のレヴェルではなく、「2015年5月15日」を越えてもなお、荒れ続けることになるのかに絞られてきている。

卑見を述べるならば、「今回はいつもと違う(This time is different.)」。我が国の伝統的な経済メディアなどを中心に「5月の相場は荒れますから・・・」といった楽観論が流布されているが、全くもって違うのである。なぜならばマーケットにおける需給バランスではなく、グローバル社会(global community)全体の構造を変える、そしてそのための一連の仕掛けを巡る意思決定がなされ、後はその執行を巡る最終的な判断が行われればそれで良いという段階にまで達したからだ。

したがって正に「ここ一番」というタイミングであるので、あらためて私たちの研究所「IISIA」が一体何をこれまで行って来、また何を目的として今後活動していくのかについてあらためて明らかにして行きたいと思う。そして最後に今後の「見通し」について簡単に触れることとする。

IISIAの基本的な認識=出発点、それは他でもない「私たち日本人こそ、それ以外全ての世界の各国・各勢力から狙われている」というものである。とはいっても、一部の感情的な「愛国主義的評論家」たちが述べているような感情論を述べたいわけではない。そうではなくて、国富の絶えざる地理的移動・循環という観点(=グローバル・マクロ(in- and outflow of capital))から見た場合、戦後の我が国は明らかに「富を獲得しすぎてしまい」、しかも「一度得た富を二度と国外に出さない(=hoard 退蔵)」という行動に出たため、米欧勢の統治エリートたちから睨まれてしまっているということなのである。

そう述べると今度は米欧勢の統治エリートについて「陰謀論(conspiracy theory)」を叫んで止まない(これまた)評論家たちが大勢いる。すなわち「世界を支配しようと奴らは企んでいる、日本が危ない」というわけだ。だがこうした認識も決定的に間違っている。なぜならば彼ら米欧勢の統治エリートが貫徹しようと考えていること、それは単に「ルシャトリエの原理(復元力の原則)」の維持だけだからだ。

「ルシャトリエの原理」とはこの世のあらゆる事物を貫く大原則である。簡単に言うと「作用は反作用を必ず伴う」ということであり、かつ「作用を施さない限り、万物は平衡を保って推移する」と言うことを意味している。これが世界統治の基本なのであり、米欧勢の統治エリートは単にこれを墨守しているに過ぎないのだ。

「それでは量的緩和(QE)は一体何なのか」というコメントが読者から出て来そうだ。確かにその局面だけをとらえれば量的緩和(極端な金融緩和)とはここでいう“作用”に他ならない。激烈な措置である以上、「米欧勢の統治エリートたちはそれに見合う激烈な“反作用”を起こそうとしているのか」という結論が導かれがちだ。

だが、もう一つ踏まえるべきことがある。それはここで対象としていることは自然(じねん 宇宙・地球・自然環境など全般)そのものだということだ。すなわち自然(じねん)が今後動いていくということになるならば、それに先立って対処することで何とか平衡を維持しなければ人類社会はそれ自体収縮をルシャトリエの原理に従って繰り返す自然(じねん)に翻弄されるだけになってしまう。特に何等かの理由で自然(じねん)が今後「収縮期」に向かうのだとすれば大変だ。なぜならばこれまで「拡大期」にあることを前提に営まれてきた人類の歴史、とりわけ米欧勢を中心とした文明がその根底より崩されかねないからである。

自然(じねん)が「収縮期」に入るということ、これについても精査が必要だ。端的にいうとその理由は気候変動(climate change)なわけだが、だからといって地球全体が一方的に熱くなる、あるいは寒くなるというわけでもないのだ。ある瞬間をとってみるならば、一部の地域が熱くなる(global warming)であるのに対し、「ルシャトリエの原理」にしたがって別の地域ではむしろ寒くなる(global cooling)が生じるからだ。問題は後者、すなわち「寒くなる地域」が米欧勢であった場合、それを中心としたこれまでの文明は大変なダメージを受けるという点にある。とりわけ従来の文明における「主役」であった米欧勢の統治エリートたちからすれば正に絶体絶命のピンチである。「何とかしなければ」と焦って動くのは当然だということになってくる。

(出典:「MOKU」)

そこで彼らが試みていることが3つあるのだ。第一に、米欧勢がこれまで維持してきた文明の拠点(ロンドン・シティ(City of London)、ニューヨーク、パリ等)が今後の寒冷化に伴う収縮期の中で受けるダメージを極力少なくすべく、通常であればあり得ないほどの景気拡大策をとるということである。米国勢を筆頭に始めた量的緩和策は正にこれである。これから「小さくなる」「縮む」というのであれば、その前に「大きくする」「拡大する」動きをしておけばその分ダメージは減るのだ。我が国の「異次元緩和」も、実のところ、安倍晋三政権による”発案“でも何でもないのであって、中央銀行らが国際協調の名の下行っている努力の一環に過ぎない。それが証拠に、我が国の日本銀行は「包括的量的緩和策」を2010年から実施しているのである。

第二に、それでもやはりこれまでの拠点が自然(じねん)の収縮(寒冷化)によって維持に値しないという事態に陥った場合に備え、「次の拠点」になる場所・地域を押さえてしまうということだ。量的緩和を続ける中でマネーが米欧勢の国内・域内マーケットからあふれ始め、最初はBRICs、そして次にエマージング・マーケット全体、さらには「包含性(inclusiveness)」の名の下に性的少数者(LGBT)や極貧層などにもチャンスを与える(マイクロ・ファイナンス)といった動きに米欧勢の統治エリートが出てきたのはそのためである。何せ地理的に見て、現在進行形である自然(じねん)の「収縮」の結果、地球上のいずれの国家・地域が最も有利な立場(ポール・ポジション)を獲得するかは誰も分からないからだ。どうやら北半球が大打撃を受けそうである以上、件の「ルシャトリエの原理」に従うと「南半球は大丈夫なのでは」ということになってくる。たとえば従来あれほどまでに「核開発」「人権侵害(アパルトヘイト)」などを理由に糾弾していたはずの南アフリカがやおら持ち上げられているのはここに理由がある。「南半球にはご縁をつくっておかなければ」というわけである。華僑・華人ネットワークのハイレヴェルがその拠点を中国からインドネシア・ジャカルタへと移し、あるいはアルゼンチンがなぜかロシアVS英国の争奪戦になっているのもそのせいだ。米欧勢の統治エリートは「いざ」という時にはそこへ移ろうとしているのである。北京に設立されはしても、実質的には明らかに金融拠点・上海をベースに動くことになるはずのアジアインフラ投資銀行(AIIB)もこうした文脈でとらえなければならない。

だがしかし、以上の2つの予防措置(preemptive measures)によってもなお、「収縮」は免れないということになってくると最後の手段を探す必要が出て来る。「収縮」とは簡単にいうと人口縮小とデフレ経済が加速度的に進行することを意味している。その中で最後の最後に生き残るのは「富」を人一倍獲得し、しかもそれを人知れず退蔵してきた勢力である。無論、その筆頭格が米欧勢の統治エリートたちなわけであるが、だがそれ以上に綿々とこのことだけに専心して行って来た別の勢力がいるとなると話は全く変わってくるのである。しかもこのことを「それ」として全面に出すことなく、いかなる国際会計基準を課しても絶対に表面化しない「簿外資産(hidden asset)」の形で管理しているとなると非常に厄介だ。

米欧勢の統治エリートがその意味で最も疑念を抱いているのが華僑・華人ネットワークのハイレヴェルである。それもそのはず「中国4000年の歴史」であり、簿外資産を築き上げるというのであればもっともこれを早くから行うことが出来たのは彼らであったはずだからだ。「米中対立」あるいは「中国の台頭」といった月並みな議論は実はこうした基本認識の上にたっての動きであることを確認しておきたい(そうしなければ物事の本質は全く見えてこない)。

もっともこれで米欧勢の統治エリートたちの詮索が終わったわけでは全くないのだ。彼らが華僑・華人ネットワークのハイレヴェルをこの意味で攻めるとなれば、当然、後者も激烈に反応し、あるいは予防措置を講じて来るはずだ。そこで前者は尖兵としてユダヤ勢=アシュケナージ勢をもって対峙させるということになるわけだが、それでもなお決着がつかないということになってくると、最後は相互に共倒れになる危険性が出て来る。

そこで(米欧勢の統治エリートらからすると)最も危惧すべきは「第3の男」が現れることは本当にありえないのかという点なのだ。しかもそれまでは全くもって一連のゲームに対して無関心を装い、「昼行燈」とまで揶揄され、愚かなふりをしてきた勢力である。―――そう、それが我が国の本当の「権力の中心」である天皇家に他ならない。

GHQという名で我が国に進駐した米国はだからこそ、徹底してそこにある「簿外資産」探しを行った。ありとあらゆる勢力からこれを出させ、正確に数値をはかった後、今度は自らが最終的に決裁権限を持つ形で再分配した。単に奪うだけではルサンチマンを買うだけであり、かつ経済効率も悪いからだ。かといって我が国の側に戻すだけであればまた何に使い始めるか全く分からないのである。そこで米国勢は御得意の「見える化」をこの簿外資産管理システムについて図ったというわけなのだ。

その一方で、GHQは徹底した「日本人白痴化計画」を執行した。もっともこれは世上言われているような市井のレヴェルのものではない。そうではなくて、上述の意味での「簿外資産」を増やすためのエリート人財が二度と育成されないよう、我が国の教育システムを徹底して破壊したのである。そこでのカギは「外国語学習」と「グローバル・マクロの体得」であった。我が国を事実上の閉鎖経済に追い込み、そこに富を分けてやりつつ、その国境を超えない限りにおいての小さなゲームの中で勤勉な日本人たちを互いに争わせたのである。その結果、平成バブル頃を境にしていよいよこの意味でのエリート人財は我が国において再生産されることがなくなった。「外国事情通」あるいは「グローバル・リーダー」を自称する者たちがいるが、彼らは結局、この意味での米欧勢の統治エリートたちがつくった対日監視システムの代理人か、あるいはその代理人を育成するための教育者でしかない。

その一方で文部科学省は一定の条件つきであれど、月額30万円程度の「給料」を与えつつ、国費留学を学生たちに推奨している。しかしそうした低レヴェルの留学プログラムでは何ら意味を持たないのである。いや、もっと最初にすべきなのはかつての旧制帝大・高校においてそうであったように、まずは我が国国内における徹底した「グローバル・マクロとそれを廻して来た米欧勢が中心である従来の文明史の学習」なのである。それを行わないで単に「外に行って来い」とカネを渡すことほど愚かなことはない。

さて、非常に長くなって恐縮であったが、要するにここにIISIAが為し遂げたいことがあるのだ。

戦後、我が国が追求してきたビジネス・モデルは以前詳細に書いたとおり、(1)一方では米国に追随し、自由貿易を”喧伝”する中、極端な円安を用いて輸出攻勢をかけ、国外より莫大な富を獲得する、(2)次に法律によって規制をかけ、その対象としての「業界」をつくって補助金を与えることで「公定価格」をあらゆる物品・サーヴィスについて設ける一方、実勢価格で取引するアウトローの存在を容認し、両者の価格差を(1)によって裨益する大企業のサラリーマンたちからの租税徴収で補いながら、関係者の中で「利権」として分配する、というものだった。別名「構造」である。我が国に諸外国からいったん入ったマネーが二度と出て行かなかったのは何のことはない、この「利権構造」の中で半永久的に循環していたからである。

米欧勢の統治エリートからすると実に噴飯ものなわけであるが、他方で私たち日本人にとっては非常に居心地の良いものであった。なぜならば何も考えずとも、一つには「マニフェスト・デスティニー(manifest destiny)」を掲げ、自由貿易の全世界的な拡大を図る米国についていきさえすれば良く、しかもその米国が絶大な防衛力をもって守ってくれ、他方では(その意味においては)「国内随一のレヴェルで優秀な」官僚たちが次々に利権構造をつくってくれ、それに従ってさえいれば莫大な富にあずかることができたからだ。我が国においてイノヴェーション(刷新)が止まってしまったのは当然のことである。なぜならば苦労して全く新しい付加価値をつくる必要はなく、常に「二番手」を甘んじているふりさえしていれば、最も儲けることが出来、国民全体としてもハッピーだったからである。私たち日本人が「枠組み(フレームワーク)」を提示されるとそれに盲従してしまうのはここに理由がある。そして「枠組み(フレームワーク)」を新たに提示しようとする同胞(日本人)がいると徹底して排除しようとするのもそのせいだ。

だが、これまで延々と述べてきたとおり、そうした「美しい時代」は終わったのである。狙いを最後の最後につけられているのは我が国なのであって、そのことに我が国の本当の「権力の中心」は気付いているのであるが、哀しいかな、「それ以下のレヴェルの国民」は一切このことに気付くことが出来ていないのである。繰り返していうが、狙われているのはギリシアでも、中国でも、はたまた北朝鮮・韓国でもないのだ。他ならぬ我が国だ。このことを述べることがない言論人や政財官リーダーたちはよほどグローバルな現実を知らないか、あるいは「知らせしめないこと」を役割としている第五列の連中なので、相手にされない方が良い。

そしてこのまま行くと最後の最後に我が国だけが残ることになり、米欧勢の統治エリートたちからこう真正面より聞かれることになる。―――「日本は何がしたいのか。1回だけ機会を与えるので意見を述べてみよ」その時、果たして一体何人の日本人が自らの見解を、己と全世界のために陳述し、賛同を得ることが出来るだろうか。

読者の皆さんも先刻同感であるとおり、この点について余りにも心もとないのが我が国の現状なのだだからこそ、今月(2015年5月)20日をもって最新刊を上梓することにした。もはや時局について云々することは私・原田武夫の仕事ではないと考えている。それはもう、従前刊行した拙著にあるとおりであり、「その先」にこそ、私たちIISIAがなすべき仕事があると考えているからだ。現在リテール(個人)そして法人のそれぞれに向けて展開している全ての事業はその目的をとらえると、ここに収斂して来る。時代精神(Zeitgeist)が一度だけ示すことになる「質問時間」に、モノを言うことが出来る日本人が果たして出て来るかである。そのための内発的な自覚を促し、他律的ではなく「突き上げる自走」へと一人でも多くの有意な日本人を導いていくこと。そしてそれを通じて米欧勢の統治エリートが築き上げてきたものとは「全く違う」システムを構築し、国際社会全体が平穏かつ幸福に満ちた状況でのソフト・ランディングを図ること。これが私たちIISIAのミッションに他ならない。

「今」と「直近のこれから」は正にこうした流れに向けた1コマに過ぎない。「次」に向けた最終的な意思決定は実のところこの7・8日までに行われているはずだが、まずもってそれを受けたクライマックスは14・15日頃に訪れる見通しだ。しかしそこで収まることはなく、6月5日前後を次の山場として動きに再びなってくる。

「最終決戦」の時はすぐそこまで来ている。「パックス・ジャポニカ(Pax Japonica)」の実現に向け、読者各々が草莽の士となって奮起されることを重ねて期待してやまない。

 

2015年5月10日 東京・国立にて

原田 武夫記す

 

私たちIISIAは何をやっているのか (連載「パックス・ジャポニカへの道」)

http://haradatakeo.com/?p=58256


  

まぁ・・・開戦ですから。 対イラン戦。そういうことです。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b9f6d55ecee65e1c9b531b37ebc6f78a

 

ここから先で何が起きるのか? ポイントを示す

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6a1d0b59a1050df34308e8d4703915b9

 


 

 

「今、目の前で起きている世界の構造変化とは?」 (Whiteboard Seminar vol.23)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/c1f71915b36e8905da4462e319dd1b62


 

 

「『利権の時代』はなぜ終わるのか?」 (Whiteboard seminar Vol.21)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/ebb39955d837ceb0aeb746f3bdee4041

 

『利権の時代』の終焉

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/3f8274a2b95e36f49af8bfd85da54214

 

「利権の時代」の終焉

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/425222e517ba4757ebd43854c672f8b3

 


 

しかも戦前期の我が国における資本主義の中心には明らかに「天皇」「皇室」が存在していたのである。それが証拠に、第二次世界大戦において敗戦した直後、このシステムを解体すべく我が国にやってきたGHQという名の米国が目にしたもの。それは「4大財閥の実に10倍以上の資産を持っている」天皇家という実態だったのである。驚いたGHQ(米国)が直ちにこれを解体し、二度と天皇家が「産業資本主義+民族資本主義」の音頭取りを我が国で出来ないよう、用意周到に二重三重の策を講じたことは言うまでもない(日本国憲法第8条「皇室に財産を譲り渡し、又は皇室が、財産を譲り受け、若しくは賜与することは、国会の議決に基かなければならない」)。

 

スイス・フラン急騰と巨額損失 それでも資本主義は終わらない

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/e6b27e69ca510fbd7baddf098d68d6e7


 

 

気になる内容は… 「これから生き残るために必要なものとは?」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/98686388f8884ccd939aa04be9aa69f2


 

 

気になる内容は… 「2015年の世界と日本 ~何が焦点なのか?~」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6eb2680e485dd55b90c8684c3d1ca6bc


 

 

気になる内容は… 「ジャパン・ショックという罠?~今、世界は何を日本に求めているのか?~」

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/444eaeb2e042ae83b81998986ec6e2d5


 

●第一に「本当の過去」について徹底的に学ぶことである。そうはいっても何も「歴史教科書」の論争を行おうというのではない。大切なのは「1945年8月15日」を境に我が国でこれまで起きてきたことについて正確に学ぶ必要があるのだ。1945年から1951年までの6年間にわたり、我が国は「GHQ」という名前の米軍によって占領され、統治された。この間に我が国社会のありとあらゆるシステムが改編され、現在に至っている。ところが大変奇妙なことに、私たち日本人は「一体どこが変えられ、現在に至っているのか」について学校で学ぶことが無いのである。それもそのはず、我が国のアカデミズムにおける「歴史学」はGHQによる”日本管理”の歴史を「歴史」とはあえてとらえないまま現在に至っているからだ。だが、1990年代に入り、事態は米国の側から大きく変化している。なぜならばメリーランド州にある米国国立公文書館に所蔵されていたGHQの大量の極秘文書がマイクロフィルムに撮影され、それらが我が国の国立国会図書館に引き渡されているからだ。無論、知るべき過去は「このこと」だけではない。特に明治維新以前の東アジアにおける国際システムとそれを支える人脈ネットワーク、さらには明治維新後に移入された米欧流の金融資本主義の我が国における浸透過程について、一体何が起きてきたのかを学ぶ必要がある。なぜならば、我が国の「本当の立ち位置」を知り、そこに至るまでの因果関係を知らないままに「これから」について気づくことは到底不可能だからである

 

パックス・ジャポニカへの道 「綜合文化人」宣言(その2)

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/958b8975e94aa0843e95876f9db77494


 


「なぜ、そしてどの様にして私は彷徨えるオランダ人になったのか?」

2015-05-10 | 感謝・出会い・共時性

原田武夫です。おはようございます。
今朝のお目覚めはいかがですか?

「なぜ、そしてどの様にして私は彷徨えるオランダ人になったのか?」

公式ホームページに英語ブログとして先ほどアップしました。是非お読みください。

まぁ・・・これがこの3月20日くらいから昨日までの総括、ですかね。
ここからまた、一気に始まる。そう想っています。

http://haradatakeo.com/?p=58248

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/864691180268771


 

Why and How Did I Become a Flying Dutchman?

 

Sometimes, the Japanese on the street (particularly single women just before middle age) love to refer to how to cause “synchronicity”. By saying that, they just apply their own “rules” and “values” to others and decide whom they should meet or not (Just imagine “婚活 (struggle for marriage)“. They never realize this attitude of self- righteousness won’t connect them with synchronicity. Never ever. To the contrary, openness is the key in this regard.

 

Why and How Did I Become a Flying Dutchman?

http://takeoharada.com/2015/05/08/why-and-how-did-i-become-a-flying-dutchman/


 

 株式会社原田武夫国際戦略情報研究所 @iisia


 

 

やっぱり Grimaud は素敵だなぁ。。。♪

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/1e5522b040c64aa8074fdc666a651359


 

本当に最後にもう一つだけ。たまに誤解している向きがいるが、これから起きることを「引き寄せること」など一切、ヒトには出来ないのである。そのことについて修業(?)をされているのであれば今すぐ止められた方が良い。ただ、感じるべきは、とりわけこれまで耐えがたいほどの悲しみ・苦しみを味わったことのある者のみ、実は次のフェーズに向かうための切符を手にしているということである。なぜならば復元力の原則に従うならば強烈な「下げ」があった場合にのみ、反作用としての「上げ」は起こり得るからである。もっとも漠然と不幸をかみしめていれば良いわけではない。むしろ大事なことは、そこで他人を謗るのではなく、「己がそうであること」についてそれが持つ”意味“を悟ろうと努力し続けることなのである。そしてそれが何のことはない、己についての浮き沈みではなく、もっと大きな何か、が姿を現すにあたって力を尽くせと言うサインであることに心の底から気付いた時、初めて自覚したヒトとなり、全てが動き始めるのである。このことが真実であるということは、あらゆる「偉人伝」の中にどういうわけか必ず、それと分かる人には分かる形で書かれている。繰り返しになるが、我執は最も忌むべきなのである。心を解き放ち、己に与えられた役割を全うしようと踏み出すこと。これしか解法はないのである。

 

ここから先で何が起きるのか? ポイントを示す

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6a1d0b59a1050df34308e8d4703915b9


 

「なんで婚活なんていうものが存在するのだろう」って。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/c803f9e4fd13497a3eec7321a3357b89

 

私のその意味での”気付き”の旅=シンクロニシティ

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b30ec50bd7da20a53f56c0a803331dd3

 

フライング・ダッチマン

http://ja.wikipedia.org/wiki/フライング・ダッチマン

 

カール・グスタフ・ユング

http://ja.wikipedia.org/wiki/カール・グスタフ・ユング

 

シンクロニシティ

http://ja.wikipedia.org/wiki/シンクロニシティ


やっぱり Grimaud は素敵だなぁ。。。♪

2015-05-10 | 未分類

皆様、金曜日の夕暮れ時。いかがお過ごしですか?原田武夫です。

こんな夕暮れには・・・
ちょっと感傷的にこんな曲を。
では!
佳き週末を!!

やっぱりGrimaudは素敵だなぁ。。。♪

https://www.youtube.com/watch?v=_n2zZ0se558

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/864403886964167


 

 


 

エレーヌ・グリモー

http://ja.wikipedia.org/wiki/エレーヌ・グリモー


日本製磁気テープに再び脚光が集まり始める

2015-05-10 | 変革・イノヴェーション

   □■□ IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉 □■□
───────────────────────────────────
●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
───────────────────────────────────

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「日本製磁気テープに再び脚光が集まり始める」です。


⇒その理由は……:

 ─「グローバル・スタンダード」
  そう聴くと真っ先に「我が国発のものであるわけがない」と直感します。

 ─なぜならば1990年代以降、全てが海の向こうからやってきたからです。
  その勢いはすさまじく、我が国発のものは徹底して貶められて来ました。

 ─しかし冷静になって今一度振り返ると事実は違うのです。
  1980年代まで我が国は「国際標準」のトップ・ランナーでした。

 ─つまり我が国こそが「グローバル・スタンダード」の旗手だったのです。
  だからこそある時より集中砲火を浴び、完全に没落しました。

 ─大事なことは「過去を思い起こすこと」なのです。
  そして「あの時起きたことを繰り返さないこと」です。

 ─そうすることによってのみ、本当の未来を取り戻すことが出来ます。
  「過去」は「未来」を映し出す鑑であり、鏡でもあるのです。

我が国の磁気テープに再び脚光が集まり始めています。
技術革新によって、ビッグ・データ向け大容量が可能になったからです。

安価で性能が良い。
そうした好評を全世界から受け始めています。

1980年代までは誰しもが持っていた「カセット・テープ」。
あの世界で我が国は「国際標準」を創り出していました。

しかも多くの企業の場合、その最先端は東北の拠点だったのです。
そう、東北地域こそがグローバル・スタンダードの発信地であったのです。

その記憶は一気に消え失せました。
人財と共に記憶も失われ、誇りは微塵も残っていません。

時代精神(Zeitgeist)とは面白いものです。
それでもそうした磁気テープの王者・日本を復活させつつあるのですから。

大事なことは「二度と同じ過ちを繰り返さないこと」です。
あの時、一体どんな失敗をしたのか。

跳ね上がる瞬間だからしっかりと屈みこむ。
そして屈みこむ一瞬に熟考する。

それこそが・・・我が国が為すべきこと、なのです。

 

(メールマガジン 2015年5月8日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

これ、とても勇気づけられるニュースです。

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/b90cda86267eec9361b226569a9d6e00


・・・来てます。債券マーケット。不可逆的なんです。

2015-05-10 | 未分類

原田武夫です。さらに今朝はもう一つ。

「グローバル・マーケットの暴力的な反転」

・・・来てます。債券マーケット。不可逆的なんです。

http://www.telegraph.co.uk/…/Violents-bond-moves-signal-tec…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/864242540313635


 

Violent bond moves signal tectonic shifts in global markets

'It is absolute pandemonium in the fixed income markets. Everybody has been trying to get out at the same time but the door is getting smaller,' says RBS

The sharp moves have been exacerbated by a lack of liquidity as traditional dealers withdraw from the market to comply with stricter rules Photo: Reuters

 


 

「これから起きること」を端的に言うならば、全てが反転するという一言に尽きる。国際決済銀行(BIS)の言葉を借りるならばviolent reversal of the global market、すなわちグローバル市場は暴力的な反転の時を迎えるのである。―――一体何が起きるのであろうか?

 

ここから先で何が起きるのか? ポイントを示す

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6a1d0b59a1050df34308e8d4703915b9


・・・と某内閣総理大臣様に先般言われました。 ふふふ(^^)/

2015-05-10 | 未分類

原田武夫です。さらにもう一つ。

あ、そういえば。
「イアン・ブレマーが現在のように売れっ子になった契機をつくったのは我が国の経済産業省でしょう?しかし、ちょっと彼だけが売れすぎだよね。がんばってよ、君も」

・・・と某内閣総理大臣様に先般言われました。
ふふふ(^^)/

まぁ、そうですよね。
ちょっと多くの我が国「企業幹部」は、B20なんかでも顔を見ることすらない、この通称未来アナリスト氏にどっぷりつかりすぎですよ。
自分でまずは考えないと・・・未来は。

http://ps.nikkei.co.jp/nikkoam2015/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/864239763647246


 

米国化停止と中国の台頭

 当社諮問委員会のメンバーであり友人でもある柴田さんとは、かれこれ12年ほど懇意にしている。地政学のアプローチを資産運用とどう融合させるかを2人でさんざん話し合ってきたが、それが今回実現した。地政学にとっても画期的なことであり、私自身とても興奮している。
 過去数十年間、グローバル化がうたわれ、世界中で米国化が起こった。今後もグローバル化が鈍化することはないだろうが、米国化はこれ以上進まない。
 世界銀行、国際通貨基金(IMF)、国連、世界貿易機関(WTO)など、第二次世界大戦後にできた組織は米国が主導してきたが、それがどんどん分断されてきている。

 中国がBRICS開発銀行、シルクロード構想、国家開発銀行、アジアインフラ投資銀行(AIIB)などを立ち上げるとき、そこには米国的にならないようにという条件が付く。そして、通信やインターネット、金融やインフラ構築において、中国スタンダードを適用しようとする。
 10年後も中国は政治的に安定し、崩壊せずに世界最大の経済大国になると予想しているが、依然として国家資本主義者であり、中国がリードする組織はどんどん強固になる。
 各国の中央銀行総裁が市場を左右するのではなく、政府の行動が市場を左右する。各国がお互いにどうやって足並みをそろえるのか、どのようにヘッジをかけ合うのかが問題となる。

相互関係の分析が重要

 例えば、原油価格がこの1年間に一変したあと、何が起きているか。産油国のベネズエラ経済が破綻し、ベネズエラの支援を受けてきたキューバが、米国に対して開国する決断をした。
 中東ではエジプト、ヨルダン、レバノンなどを支えてきたサウジアラビアの支援が今後減少する。その結果、支援を受けてきた国々が不安定になり、緊張が高まる。相互のつながりを地政学的に分析しなければ先は見通せない。

リーダーなき欧州

 現在、経済危機は欧州では起きていない。ギリシャは困難の中にあるが、市場ではほかの国には波及しないと見ている。欧州にはリーダーシップがなく、ポピュリズムが台頭し、既存政党に対する嫌悪感、中間層の空洞化が広がっている。欧州問題は経済的なものではなく、政治の不安定さにこそある。
 英国の総選挙で労働党が勝っても、政権中は欧州連合(EU)からの離脱が無いというだけで、不透明な時期が長引くだけだ。フランスは右傾化を強めており、サルコジ氏が大統領に返り咲けば、EUからの離脱について投票を行う確率が高まる。ドイツのメルケル首相も、ギリシャの離脱を望む有権者のポピュリズムに苦しんでいる。

 欧州はロシアからガスの供給を受けており、ウクライナ問題でのロシア制裁は、欧州経済にも打撃となる。このため、制裁は欧米間に亀裂をもたらしている。

単独主義的に傾く米国

 また、米国は依然、世界の超大国ではあるが、世界の警察にはなりたがっていない。介入主義的な政策は続けているが、単独主義的な側面が濃くなっている。
 資金は米国に潤沢に流れ込んできており、米国自体は今後も比較的安定した状態を保つが、世界各国の課題にチャレンジする意欲は限定的になる。
 私たちは、これまで経験したことがない地政学的に不安定な時代に突入しようとしている。そこから今後も目をそらすことはできない。

 


 


これ、とても勇気づけられるニュースです。

2015-05-10 | 未分類

おはようございます。原田武夫です。

これ、とても勇気づけられるニュースです。
磁気テープは我が国の専売特許のようなものです。
東北地域はこれで潤っており、世界最高水準でした。
時代精神の復讐っていう奴でしょうか?

http://www.asahi.com/articles/ASH514JHHH51ULFA019.html…

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/864237633647459


 

磁気テープに再び脚光 大容量化でデータ向け急伸

伊沢友之

2015年5月8日03時26分

富士フイルムの磁気テープを使っているIBMの記録保存装置。世界のデータセンターで活躍している=日本IBM提供

 CDやDVDに押され家庭であまり見かけなくなったカセットテープやビデオテープ。同じ仕組みの「磁気テープ」が今、世界のデータセンターで引っ張りだこだ。読み込み時間はかかるが、安くて省エネ性能が高く、寿命も長い点が見直された。生産は日本の3社のみで、膨大な情報が飛び交ういまの社会を下支えしている。

 「データ保存分野で一層の売り上げ拡大を目指していく」。富士フイルムホールディングスの助野健児取締役は4月30日、決算発表の席上で力を込めた。富士はデータセンターなどで使う産業用磁気テープで世界首位。2015年3月期の売上高は482億円で、3年連続で増えた。

 データセンターで使われるのは、ビデオテープのVHSよりやや小ぶりのカセット型などだ。

 家庭用の磁気テープは、デジタル音源の音の良さや頭出しの速さなどでCDなどに負け、市場が徐々に縮小した。産業用でも、12年時点の世界のデータセンターの記憶容量では上回っているが、急伸するハードディスク(HDD)の勢いに押され、一時、シェアが下がっていた。だが米調査会社IDCによると、世界のデータセンターで使われている磁気テープの記憶容量は、12年の327兆メガバイトから17年には2倍超に増えるという。

 


 

富士フイルムがいま市販するコンピューターデータ記録用の磁気テープ。4月に発表した開発品は記録量が現行品の88倍に増えた

 

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150507004066.html


ソニーがいま販売しているオーディオテープ

 

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20150507004054.html


 

日本製磁気テープに再び脚光が集まり始める

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/622a3e1e7a311c6cabecb3f0ff38ea15