NOBODY LOVES YOU

世界はやがてジャパネスクの時代を迎える(非公式)

未来から今を見る 過去から今を考える

2014-05-31 | グローバル・マクロ

皆様! そういえば・・・コラム連載中のナイルスナイルさんのところで、Web版にコラムが掲載されたのでした★

こちらも是非(^^)/
姉妹企画で講演会も実は企画中なんです。。。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/670407516363806


 

(2014.5.26)

元外交官。原田武夫国際戦略情報研究所代表(CEO)。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、外務省に入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に2005年に自主退職。2007年から現職に。「すべての日本人に“情報リテラシー ”を!」という思いのもと、情報リテラシー教育を多方面に展開。自ら調査・分析レポートを執筆すると共に、国内大手企業等に対するグローバル人財研修事業を全国で行う。最新刊は5月19日発売の『世界史を動かす日本──これからの5年を迎えるために本当に知るべきこと』(徳間書店)。同書の刊行記念講演会も東京(5月31日)、大阪(6月1日)で予定。www.haradatakeo.com/pub_event

 

「これから先5年で、世界と日本の情勢は大きく変わります」と原田武夫氏。その情勢によってマーケットは乱高下を繰り返すという。大事なのは「未来から今を見る」視点を持ち、先を見通して考え、行動すること。目先の出来事にアジャストしていくような資産運用では立ち行かない。日本は、世界はどう動くのか、金融商品は個別にどんな乱高下を見せるのか、その中で富裕層はどんな役割を担うのか……原田氏がそのアウトラインを開陳する。 

 

 今年の幕開けと同時に、「日本は世界から見放されたのではないか」という疑念が広がった。実際、日本株は1月の終わりから2月の頭に突如下落し、それに中国のデフォルト危機やアルゼンチン・ペソの暴落、ウクライナの騒動などが追い打ちをかけ、「日本売りが始まる」と思った人は多い。しかし、そんなことはない。冷静に分析すれば、それはリーマンショックの時に大量に日本株を買った外国人がようやく手放せたということ。一方で、日本株が大量購入されている現実もある。目先の現象で判断し、振り回されても疲れるだけ。やめたほうがいい。
 一つ確実に言えるのは、4~9月のフェーズは、世界全体が「債券から株式へ」という大きな潮流の中にあることだ。クリミア半島のロシア編入に端を発し、スコットランドがイギリスから、さらに先にはカタルーニャがスペインから分離独立の住民投票を行うなど、ヨーロッパは分裂に動き始めている。実は、ヨーロッパを皮切りに世界はデフレに向かっており、その中で債券は非常に危険なのだ。
 このように、先半年を予測しただけで、各金融マーケットの変数要素はてんこ盛り。現象が起きてからあわてるのではなく、ここ5年の見通しを立てて、何が起きても受け入れられる構えを整え、かつ先手、先手を考えて運用することが求められる。投資対象が何であれ、とにかく「乱高下の中で、下がったらその都度買う」が鉄則である。
 また、見通しを立てる際のポイントは、「未来を知るために過去を知る」こと。とりわけ今の状況は、1970年前後と、90年前後に起きたことと重なる。オイルショック、北海油田、イランが悪者になった中東戦争、アメリカの小型偵察艇が北朝鮮に拿捕されたプエブロ号事件などを彷彿とする様相を呈している。当時の国際政治とマーケットの動きを想起すると、おのずと見えてくるものがあるはずだ。
 では、騒動続きの5年を経た後、マネーゲームはどう進むのか。これまでの勝ちパターンは、アメリカが大量にドルを発行する中、それにうまく乗るのが鉄則だった。けれども来春以降は、アメリカから資本の逃避が始まり、欧州では分裂騒ぎが続き、87年のブラックマンデーと同じような状況になりそうだ。そして結果として、日本円・日本株・日本国債が安全だと世界のお金が日本に流入する可能性がかなり高い。マネーが入り込んでも使わず貯め込む国・日本は消極的に選ばれる。もちろん、税収を増やすような新技術のイノベーションに失敗するとか、日米が同時破産する、富士山の大噴火や南海トラフなど、不安要素もあるが、もろもろの可能性を視野に入れて考え、行動する。それがこれからの日本をリードする富裕層の役割でもある。だからこそ、あらゆる状況を受け入れられるだけの健康な体と平穏な心を養うことにも心を砕いていただきたい。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208


 

 

5年後に世界のリーダーになる
日本経済

 アベノクス効果かどうかはさておき、この2年で大筋、私が“日本的なるもの"と呼んでいる日本円、日本株、日本の不動産、日本の債券が国内外で買われ、世界のマネーが日本に集中する。国際的資金循環の中心に日本が据えられる。
 ただ、そう手放しで喜んでもいられない。問題は、個人が儲かっても、国としての税収は増えないことだ。日本では産業が税収を増やしてきた。技術のイノベーションが活発に行われることが大前提だ。ところが日本人は、追い詰められないと新しいものを受け入れない。だからこのままいくと、イノベーションは日本で進まない。実際、成長戦略といっても医療や介護の話ばかりがされている。日本が勝ち組になるには、資源関連で新しい技術が出てこなければダメなのに、である。今のところ、皆がその方面の技術を互いにつぶし合ってしまっている。
 だから、このままいくと資産バブルを越えて、ものすごいインフレ懸念が高まる。それが2016年後半以降。多くの人が「これはまずい」と思い、預金の引出に走るなど騒動に発展する恐れもある。へたをすると、またデフレに転落する。そうなった時、果たして日本は耐えられるのか。
 そこで重要になってくるのが、例えば「100万円を3人から取って300万円」ではなく「3円を100万人から取って300万円」というような、これまでとは全く違う新たなデフレ対応のビジネスモデルに転じること。また、今後益々海外からやって来る人々とビジネスを立ち上げるなど、国内を舞台にした本当の意味での国際化を図ることもポイントとなる。さらには、富裕層が富を社会に還元しながら総じて運用していく形で、富を「守る」のでなく「保つ」ことへの転換を図るべきだ。日本人がそのくらい覚醒すれば、5年後に世界経済のリーダーになるのも夢ではない。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208&page=2


 

 

政府は価格を上げようと必死

 安倍総理は「消費税10%へ引き上げは、7 ~ 9月期における経済指標を見て判断する」と明言している。ということは、その間は株価が下がるわけはない。今は外国人からさんざん売り浴びせられ「やはり日本はダメか」と思われる状況で、他の金融商品にシフトする、あるいはキャッシュで保有する、といった状況ではある。しかし、総じて債券に対するリスク度が上がっている今、やがて株式に流れるのは自明の理。目先では4月に株高転換へと政府・日銀が舵を切らなかったため、6月まではさえない展開になる。世界中のリスクが追い撃ちをかけるかもしれない。だが、遅くとも6月から絵柄が大きく変わる。
 いずれにせよ、政府は株高にしようと懸命だ。財界にも「よろしく」となるだろう。それを受けて、昨年かなり儲けた大企業が増えた内部留保をどう使うか。「給料は上げられない、設備投資はすでに終わった」という中で、6月以降に自己株取得に走る公算が大きい。実はすでにこの動きは始まっており、株高にとって追い風だ。目先は乱高下し「下げたところ」で買い増すべき時である。
 では、その先はと言うと、国際情勢がキナ臭くなって、世界のマネーはいったんコモディティに流れ、日本株も秋口に一度暴落する。だがその後、我が国では、2015年春には日本郵政の上場があり、翌2016年には政府の東電株売却がある。1986年にNTTが上場した時と同じような状況になり、皆が「郵貯の株、当たった?」と言いだすはずだ。
 このように、日本株はいわゆる内需株を中心とする「官製相場」へと向かう。政府の動きを見ながら、先を見通して「下がったところでガサッと買う」人は勝つ。そういうセンスのある人たちが新富裕層として台頭するだろう。

 http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208&page=3


 

 

 

大暴落か、有事で高騰か

 注目は中央銀行による金取引の自主規制であるワシントン合意が9月26日に切れるか否か。これはヨーロッパの中央銀行が中心になって、「金を一定以上売らない」と取り決めたものだが、その第3次合意の期限を延長するか否かが決められる。もし、延長しないとなると、各中央銀行は好きだけ売れることになる。
 もっとも現実問題、金を売っていないというのは建前だ。どの国もBIS(国際決済銀行)に金を預けて借金し、BISは預かった金を“質流れ品"のようにして売っている。ようするに、BISを通したロンダリング。実は去年だけで44トンもの金が売られているのだ。では、金は世界的にどんな流れになっているか。ロンドン・シティーが去年1年間で、相当量をスイス経由で中国に流している。これをどう捉えるか。今年の第1四半期は1オンス当たり1200~ 1300ドルで推移してきたが、もしワシントン合意が危ない、延長されないのではないかとなると、その場で大暴落することは必至だ。
 そこを見越して、その前に金の価格を上げようという思惑がある。どうやって? 答えは明快。「有事の金」といった状況になるなら中東戦争を起こすことが考えられるのだ。「消息不明のマレーシア航空機に核関連物質を積んで、イランかイスラエルに突っ込ませるのでは」という人すらいる。それを理由に、たとえばイスラエルがイランを攻撃する、というシナリオ。そう考えると、3月にハーグで行われた核安全サミットで、オバマ大統領が「私はマンハッタンで核爆弾が爆発することを心配している」と発言したことが妙にひっかかる。いずれにせよ、中東で戦争になると、当然、金の価格が上がる。原油やガスの価格も上がる。9月からの局面では、だから「株式からコモディティへ」という流れになることが予想される。金取引ではこのことを踏まえておきたい。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208&page=4


 

 

ポンド、ユーロ、元、米ドルが危ない
外貨

 世界経済が大きな転換期を迎える際の引き金となるのはポンドの暴落だろう。もしスコットランドが住民投票で独立するとなると、ポンドの価値を高めてきた北海油田の原油利権を失ってしまう危険があるからだ。独立をめぐる住民投票が行われるのは9月18日。ポンドは9月が山場になり、独立となれば暴落する。
 そのポンド危機にユーロがどの程度連動するか。マネーがそこでユーロに逃げるかどうかがポイントだ。他方で、ロンドン市場が中国元の取引センターであることからこうした動きに、中国元が巻き込まれて暴落する可能性もある。
 ユーロについては、2002年にデフォルトしたアルゼンチンの動きに注目したい。アルゼンチン国債の一部保有者たちが満額支払いを求めアメリカの最高裁に訴えている。「それを認める判決は出しちゃダメだ」と猛反発しているのがフランスやブラジルだが、何といってもアルゼンチン国債を一番持っているのはイタリアだ。5月19日の債権国会議までは大丈夫なものの、成り行きによってはアルゼンチンがデフォルトとなる可能性もあり、玉突きでユーロは危ない状況だ。
 他方で米ドルは中東戦争により米国内でテロにならない限り、当面安定する。危なくなるのは、来年の春以降。特に中間選挙後、一時休止していた連邦レベルでの公的債務の上限枠に関する議論が復活すると、国債が売れなくなる。中国・日本を中心に、民間ベースで大量に米国債がすでに売られているという問題もある。そこへきて2015年7月15日に「NY市場を使うなら、米国債を買え」というボルカー・ルールが施行されると、資本の逃避が始まる。2016年には雲行きが相当怪しくなるだろう。米国債を大量に保有している日本にとっては他人事ではない。「日米同時破産」さえありうる。

http://www.web-nile.com/article/article.php?category=09&article=000208&page=5


 

 ★ナイルス未来塾計画
経済、教育、医療などの未来を考える「ナイルス未来塾」を計画しています。講師には原田武夫氏などを迎えます。このセミナーでお知りになりたい内容など、お聞かせください

「アベノミクスの最終章が始まった」

2014-05-31 | グローバル・マクロ

皆様、おはようございます。5月最後の週末の朝、いかがお過ごしでしょうか??

私は・・・昨日は六本木の某有名店にておいしく、かつ超良質なたんぱく質を気の置けない友人と共に。。。その後、快眠致しました♪ ふふふ(^^)/

今さっき、英語公式ブログを更新致しました。

「アベノミクスの最終章が始まった」

なぜ?と思われた方。
是非ご覧ください!!

※いつものとおり、FB上でshare頂くか、あるいはtweetして頂ければ幸いです♪どうもありがとうございます!

さてさて。
今日は念願の新刊記念講演会IN東京、です♪ がんばります!!

佳き週末を。

http://takeoharada.com/2014/05/30/epilog-of-abenomics-has-just-begun/

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/670397716364786


 

Epilog of ABENOMICS Has Just Begun

 


日経平均株価が一時、14000円割れ

2014-05-31 | 復元力の原則

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「日経平均株価が一時、14000円割れ」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのため、下げは上げのため」
  マーケット、人間社会、さらには森羅万象を貫く「復元力の原則」です。

 ─大事なのは一方向への動きが続くのであれば、その分、エネルギーは溜る
  ということです。逆向きに動き出した時のエネルギーはかなりのもの
  です。

 ─したがって大切なことはただ一つ。
  「その時」を正確に見極めることです。

 ─つまり大事なのは「時間」なのです。
  その一点に絞り込んで考えを巡らせていくべきなのです。

本日(21日)、日本株マーケットで平均株価が一つの矩を越えました。
「14000円」を割り込んだのです。

これをどのようにとらえ、行動するのか。
それが今のポイントになっています。

なぜならば一方向への作用は、必ず逆向きへの反作用を伴うからです。
そのことを踏まえれば後は「何時なのか」に絞り込んで考えるべきなのです。

そう考えた時、果たして次の「その時」は何時なのか。
どのように考えればそれをあらかじめつかみとることが出来るのか。

それが・・・私たち日本人を二分する大きな課題なのです。
一方ではそのことを感じ、考えられる人たちがいます。

他方でこれに気づかず、漫然と暮らしている人たちがいます。
しかし後者には明らかに「未来」は無いのです。

そのことが・・・間もなく明らかになります。
断続的に、しかし容赦ない動きの中において、です。

 

(メールマガジン 2014年5月21日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


バーゼル銀行監督委で国債を安全資産とはみなさない動き

2014-05-31 | 米欧・枠組み・金融資本主義

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「バーゼル銀行監督委で国債を安全資産とはみなさない動き」です。


⇒その理由は……:

 ─「親方日の丸」という言葉があります。
  「国が最終的に何でもしてくれる」という考え方を指します。

 ─そもそも他者への依存指向、集団指向が強い私たち・日本人。
  その考えの極みがこれであると言えます。

 ─最後の最後は、巨大な、暖かい存在であるクニが面倒を見てくれる。
  そういった、そこはかとない確信が私たちの心の底にはあるのです。

 ─そしてその現れとなっているのが金融ポートフォリオです。
  我が国では「国債」が余りにも大量に国内で引き受けられています。

 ─「国は大丈夫、国は私たちを裏切らない」というわけです。
  ・・・本当でしょうか?

バーゼル銀行監督委員会で大きな動きが出始めています。
2020年から有効なルールで国債がやり玉に挙げられているのです。

要するに、「国債は安全資産とはみなさない」というのです。
もしこれを保有しているのであれば自己資本を積み立てよといわれています。

すなわちこのことは「2020年までに世界は変わる」ということを意味している
のです。これから何が起きるのか、その焦点は“国家”です。

破綻する“国家”との関係をどのようにとっていくのか。
これが、今後も生き残っていかなければならない私たちの課題なのです。

「親方日の丸」はもう存在しないのです。
あるとすれば、亡霊のようなもの、残像、でしかありません。

そのことを悟った者だけが得るもの・・・
それが「未来」なのです。

 

(メールマガジン 2014年5月19日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


リクルートが今年(2014年)10月を目途に上場予定

2014-05-31 | 情報リテラシー

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「リクルートが今年(2014年)10月を目途に上場予定」です。


⇒その理由は……:

 ─私たち人間は普段、「予測」をしながら生きています。
  脳を使いながらですので、これを「予測脳」とも言います。
 
 ─毎日毎日の経験を踏まえて脳内フレームワークを創るのです。
  そしてそこに今現在の現実が入って来るのかを見定めます。
 
 ─フレームワークの中に入る時、内心「ホッ」とするのです。
  それが私たちの人生の真実です。

 ─逆に言うと、人を動かすにはこのフレームワークを与えれば良いわけ
  です。これを行うことを社会的操作と言います。

 ─「安心だから」と、大きな存在から言われるとそう信じ込む私たち。
  その瞬間に私たちは社会的操作を蒙っているわけです。

我が国の大手企業リクルートが上場します。
今年(2014年)とは言われていましたが、「10月」にセットされたようです。

このことは大きなサインであるのと同時に、社会的操作でもあります。
つまり「そのタイミングには株高」というニュアンスが出て来るからです。

大型上場を大企業が決断する際の判断基準はそうであるべきだからです。
しかし同時に、副次的にはそれを周囲で見るものにも影響を与えます。

なぜこうした「ビッグ・ニュース」が今この瞬間に飛び出すのかがカギです。
そのことを通じて誰が、何を目論んでいるのかを考えるべきです。

いずれにせよ近未来は見え始めています。
まったく考えていない方は言語道断。

考えていてもあてどなく思考している人は不十分。
既に標的を定めて、動き始めていなければ生き残りは不可能です。

是非・・・「動き出す人」になってください。

 

(メールマガジン 2014年5月14日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


北朝鮮が日本との間で拉致再調査を約束

2014-05-30 | 北朝鮮

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 【2】IISIA代表・原田武夫からの〈メッセージ〉:「今日の焦点!」
   ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢の
    ツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「北朝鮮が日本との間で拉致再調査を約束」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げて落とす」
  これがマーケットにおける鉄則です。

 ─いや、それ以上に森羅万象の法則と言うべきです。
  「上げは下げのため、下げは上げのため」の復元力の法則に基づきます。

 ─大事なことは統治リーダーたちに温情は無いという点なのです。 
  「我」と「彼」との間にくっきりと線引きをしています。

 ─すなわちリーダーシップの間で情けは無用なのです。
  それに溺れたものに未来はありません。

 ─相手を追い落とすためにむしろ「上げる」こともあるのです。
  それを踏まえておかないと自らが崩落してしまうことになります。

北朝鮮が我が国との間で拉致問題の再調査に応じました。
「安倍晋三政権最大の功績」とまで言われ始めています。

しかしグローバル・マクロの本質を踏まえれば全くそうではないのです。
「仮初め」の出来事である可能性が十分あります。

つまり北朝鮮が合意した背景には全く違う目的があり得るのです。
それは「その次」を見通した戦略であるということです。

それでは「その次」とは一体何なのでしょうか。
そこに見えているものは何であり、我が国はどうなっているのでしょうか。

「安倍降ろし」こそが真意であった時、どうなるのか。
何が起きるのか。

・・・これに対する答えを持っている者だけが「次」の時代に生き残るの
です。

 

(メールマガジン 2014年5月30日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

日朝協議が拉致問題再調査について合意せぬまま終了

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/157d0b0f24d4540396bedb4aae1023b1

 

日朝局長級協議を26日よりスウェーデン・ストックホルムで開催

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/cad10d2ad9c094f1a5a1dbde3f2fd980

 

Why Accountability a la Mode??

 

なぜ今「日朝局長級協議」なのか? 実体験からその真意と展望を考える

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/f65ed1de64db3a10306bcb95adbaa1d2

 

「米ドル軍票」という韓国の切り札

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/f11fd077cdbf9bf7650e395d0d457486

 

オバマ米大統領の東アジア歴訪を巡り日韓が綱引き

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/12e1fc2007b9a751b797faa850855ef2


ウィキリークスに公電を漏洩した米兵士に35年禁固の判決

2014-05-30 | 外交・諜報・非公然活動

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「ウィキリークスに公電を漏洩した米兵士に35年禁固の判決」です。


⇒その理由は……:

 ─国民国家のことを講学上、「想像の共同体」と呼んでいます。
  つまり実態はないのにそれがそこにあると思い込まれているわけです。

 ─私たちは学校教育の中で「国家の存在」を教え込まれます。
  そしてその枠組みにおいて生きる「公民」を目指せと刷り込まれるのです。

 ─しかし実際の国際社会は国民国家だけで構成されているわけではありま
  せん。現に「領土を持たない」国際法上の主体も存在しています。
 
 ─いわゆる「マルタ騎士団」がその典型です。
  外交団リストにも登録されており、各国に外交上の代表がいます。

 ─このように「国民国家の集合体=国際社会」というのは幻想なのです。
  実際にはそうではない主体が無数にうごめいているのです。


情報公開サイト「ウィキリークス」に米秘密公電を漏洩したマニング上等兵
に対する判決が下されました。「禁固35年」という判決でした。

恐らくは60年程度の懲役ではないかと言われていたのでかなり軽いという
のが第一印象です。しかも矢継早に被告側は次なる措置に出ています。

何とよりによってオバマ大統領に対して「恩赦」を申し出ているのです。
これはオバマ大統領にとって頭の痛い展開です。

なぜならばエドワード・スノーデン元CIA職員によるリークで明らかになった
米諜報機関の国内盗聴騒ぎが収まっていないからです。連続報道されています。

そのような中でオバマ大統領には、一連のリーク、「正義のリーク」を行った
者への罰を下すなという声が高まっています。だから非常に悩ましいのです。

仮に「恩赦請求」に応じた場合、それはとにもかくにも一つのことを意味して
います。すなわち米国という「国民国家」以上の存在があるということです。

そしてそれを怯えているからこそ、オバマ大統領は恩赦せざるを得ないという
わけです。それでは一体、そうした「存在」とは一体何なのでしょうか。

いよいよ「本当のこと」が明らかになりつつあります。
その中で毅然とした態度を貫いていけるのかどうか。

私たち日本人もそうした時代の中を生きているのだということ。
これを片時たりとも忘れてはなりません。

 

(メールマガジン 2013年8月22日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


 

「ウィキリークス」マニング被告に対して「死刑」は宣告されず

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/a285ccc2cd89354397af9255fe44d6a6


エドワード・スノーデン元米CIA職員がロシアに亡命申請か

2014-05-30 | 米欧・枠組み・金融資本主義

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「エドワード・スノーデン元米CIA職員がロシアに亡命申請か」です。


⇒その理由は……:

 ─「上げは下げのため、下げは上げのため」
  これが国際社会、そして森羅万象を貫く復元力の原則です。

 ─我が国ではこれを咀嚼した表現があります。
  「奢れる者は久しからず」

 ─あるシステムに安住してはならないということです。
  支配的なシステムを前にすると人はどうしても思考停止してしまいます。

 ─なぜならばそれの方が“楽”だからです。
  その結果、思考は停止され、流されていきます。

 ─しかし本当のリーダーシップは違うのです。
  支配的なシステムの中にありながら、逆向きへと進み始めます。


多くの人たちはその姿を見て「大丈夫か?」と不安にすらなります。
その心配は全く要りません。

なぜならばそれがその人物の「宿命」だからです。
与えられた「運命」をつかみとり、形作り始めた「宿命」なのです。

むしろそうした「宿命」に逆らうことの方が問題です。
“風”を感じたならばそのまま前に進めば良い。

そうすることによってだけ道は常に開き続けます。
シンクロニシティがなせる業なのです。

その姿を見て恐れおののくのが支配的なシステムの囚われ人たちです。
最初は妨害しますが、やがてそれも終わります。

それがその人物にとって「与えられた役割」だからです。
全ての事どもはこれに逆らうことは出来ないのです。

そのことを知っている者だけが……次の時代に向けた切符を手にしています。

 

(メールマガジン 2013年7月2日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


プーチン露大統領が「スノーデン元CIA職員は露空港にいる」と発言

2014-05-30 | 外交・諜報・非公然活動

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●「今日の焦点!」
 ~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
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⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「プーチン露大統領が『スノーデン元CIA職員は露空港にいる』と発言」です。


⇒その理由は……:

 ─統治者が為すべきことは一体何なのか。
  それはたった一つしかありません。
 
 ─それは「復元力の原則」を社会において維持することです。
  つまり「上げは下げのため、下げは上げのため」を続けさせるのです。

 ─なぜそうなのかといえば、人は幸せになるとそれを守ろうとするからです。
  その瞬間に物事は動かなくなります。

 ─実はそうすることが自然の摂理に反しているのです。
  上げは下げのためではなくなり、下げは上げのためでもなくなります。

 ─そのため、統治者たるもの決然と揺さぶらなければならなくなるのです。
  世の中における「政治」は結果的にこのことにつながってきます。

冷静に考えれば今回の出来事は実に不思議なことです。
世界全体で諜報網を持っているはずの米国がなぜ事前に察知しなかったのか。

しかも中国はみすみすスノーデン元CIA職員を香港から出国させました。
なぜあえて火に油を注ぐことをしたのか。

もっといえば、どうしてロシアのプーチン露大統領が米当局の要求に対し同人
の引渡しを拒否したのか。考えれば、考えるほどキリがありません。

そして考える先に出て来る答え。
それは「復元力の原則」の維持が画策されているのではないかということ。

しかもそれが世界的な統治者間のネットワークで暗黙裡に行われている。
そう考えざるを得なくなってきます。

それではこれからスノーデン元CIA職員は一体何を語るのか。
そしてそのことはどこの誰にとって有利なことなのか。

いよいよ……世界は正念場に入ってきました。

 

(メールマガジン 2013年6月26日号 より)

http://archive.mag2.com/0000228369/index.html


我が国では、本当のシステムは絶対にITなどに乗っていないのですが(笑)

2014-05-29 | 外交・諜報・非公然活動

皆様、おはようございます。原田武夫です。

昨日から今朝にかけて・・・再び大きく世界は変わりましたね。
あ?朝起きた時にそう感じませんでしたか??
その直前に、かなりお疲れになったりしてませんでしたか??

これでも・・・・まだ気づかれない方のために。
下記のVTRをご覧ください。

局面転換。
しかしこのタイミングで翻訳本を出す新潮社さんもねぇ、、、と(笑)

彼、日本にいたのですよ。
そこがポイントでしょうね。
「僕は人と会ってはいない。システムをスパイすることが仕事だったんだ」

何のシステムなのでしょうか。。。
我が国では、本当のシステムは絶対にITなどに乗っていないのですが(笑)

では。
佳き一日を!

http://video.cnbc.com/gallery/?video=3000279263

 

https://www.facebook.com/iisia.jp/posts/669377236466834



Snowden: I was trained as a spy

Wednesday, 28 May 2014 | 2:50 AM ET

In an interview with NBC News, Edward Snowden, the former National Security Agency contractor who leaked documents related to U.S. surveillance methods, says he was trained as a spy, refuting claims by the U.S. government that he was a low-level worker.



これ、全くです。。。(^^)/(原田武夫) http://ameblo.jp/bijotoyaju/


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[美女と野獣と☆]-[水平線]さんのブログです。現在、水星は双子座サインを進行中です。 29日午後6時13分には、 水星は蟹座サインに移動します。 その後、 水星は徐々に歩みが遅くなり、 6月7日午後8時58分に、 水星は逆行モードに変わります。

 

ビッグ・データを越える人工知能(AI)が指し示す近未来 3月11日以降の世界はジグザグの展開に

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/47bf90a6d3edb7c63cd44433e23e0c67

 

イランと6か国が核協議を再開

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/3df3ca7689dd0a965bda62c73eca51a0

 

22日に「冬至」を通過

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6598fecfe8af46dfbfd40e30b3bdb38d

 

米ホワイト・ハウスがスノーデン容疑者の恩赦を否定

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/6bac34006fd1b9774a52c9a881f69a09

 

太陽嵐が、金融マーケットをリセットする日 ~アメリカは1999年から「Xデー」に向け、準備済み~

http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/37e470c9c26b7dc087f4c214b45bdc2a

 


 

暴露:スノーデンが私に託したファイル [単行本(ソフトカバー)] グレン・グリーンウォルド (著), 田口俊樹 (翻訳), 濱野大道 (翻訳), 武藤陽生 (翻訳)