ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

ハードボイルドモーニング

2024-01-31 10:11:06 | おでかけ

晴れた窓から見える、
ヨットハーバーの向こうに、富士山。
平日の早朝から予約した客は、私1人。

和食モーニングは、見た目も綺麗で、
ヘルシーでオイシー。

ゆっくり外を見ながら、
食べたり、写真を撮ったり、
ダラダラして自由で、行儀の悪い食事は、
私を、リラックスさせた。

遠くにヨットを見つけ、
「やってる人いるんだー。
でも、ここでモーニングなんてしないよねー。」と思う。

30分後くらいに、
乳児を連れたカップルが来たが、目もくれず。
どうせ、有名プリン屋に、
わざわざ、モーニングを食べに来た、
みぃはぁなヤツと思われてるし、
関係ねーし、という対抗意識か。

テーブル1つ隔てたその家族から、
何度もシャッター音がするので、チラ見すると、
サンドイッチのモーニングがあった。

それからは、彼らを、一切見ていない。
又、自分モードに戻る。

私は、自分と身内と友人にプリン、
紫色の革に、プリンを型押ししたキーホルダーを購入。

スタッフが、モーニングを2090円と言いながら、レジ打ちした。
「モーニング、1760円ですよね?」
慌ててメニューを見る彼女に、
「ドリンク、付けてないですよ。」と、たたみかける。

ネット上で、価格が表示されていなかったので、
わざわざ、電話して確認したのだ。
間違うわけない。
たいてい、ドリンク付けると、思い込んでるんだろ。

しかし、そのレジミスを差し引いても、
ロケーションのいい空いた店内で、のんびり過ごせたのは、
まさに、goodモーニング!!

問合せ時から、スタッフは、
そこそこ感じ良かったし。
今度は、秋谷本店でディナーして、
夕焼けの富士山が見たいものだ。

オープン前に、早めに来て写真を撮ったのも、
美術館に向かうバスに乗るタイミングも、
自分の段取りの良さには、感心する。

美術館で、友人と合流。
誘ったら、「行きたい。」と言った彼女だったが、
私が促した企画展のチラシを、
ろくに見もせず、4つ折りにした。
やはり、1人で来るべきだったかと、チラと思った。

館内で、遅めのランチをした後、
外に出て、海岸近くの東屋で、
一休みしようとしたら、
砂浜に、動かない仔牛のような黒い物体が。

「あれ、何?」と見ていると、
いきなり立ち上がり、黒い服の人間になった。
2人で大笑い。

その人は、少し行くと、カニ脚でしゃがみ、
石でも拾っているのか、
又、動かぬ黒い仔牛になった。

意味不明なオブジェのタイトルを、当てながら歩く。
この遊びは、彼女としかできない。

寒いはずなのに、日差しが暖かく、
外で過ごすのが気持ちいいくらい、晴れた日だった。

次の日、私の精神状態は、
すこぶる良かった。



 


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