ノーブル・ノーズの花の穴

麗しき本音のつぶや記
~月に1度ブログ~

持ってる女の北海道 Vol.2

2022-11-16 09:10:10 | おでかけ

ミッション③
「mont-bell」で、取り寄せしてもらった、
ご当地Tシャツを買う。

これも、通販無し。
店舗でしか買えない。

札幌散策する前、
ブラックな話題で、笑いをとっていたおばちゃんバスガイドが、
「ここが、松田聖子の…、あ、言っちゃいけないか。」と、
神田沙也加が自殺したホテルを案内。
(たぶんわざと。)

茶色のクラシカルな高級ホテル。
私は、ニヤリ&ヘェ~で、
物事は、リアルに起こっているのだと感じた。

バスを降りたら、調べていたルートを迷わずダッシュ。

モンベルの店員は、スムーズに、
Tシャツを2枚、袋に入れた。

時計台で、連れと合流。

初めて訪れた時、がっかりした時計台は、
「久しぶり!!」と思うほど、親しみを感じた。
しょぼい土産物屋だけのぞき、
記念に、ピンバッジを買った。

以前来た時とは、年齢や時期が違ったせいか、
札幌の街は、とても大きく、美しく見えた。

札幌場外市場では、
決められた食堂で、海鮮丼の昼食だった。

連れは出発前、北海道に行くというのに、
海鮮は嫌いだと言いはり、
「食べたくない。」とまで言うので、
イライラしたが、一時は、別行動も考えた。
しかし、旅費に昼食代が込みなので、
どうにか、ときふせた。

いつも思うのだが、刺し身は、
あたたかいご飯の上に、のせない方がいい。
これでは、連れじゃなくても、イマイチだ。
上の物だけ食べて、サッサと店を出る。

ミッション④
「岩本林蔵商店」で、干物を発送する。

昼間の市場は穏やかで、店内に客も無し。
私が、ズカズカ入って行くと、
問合せした客だと、すぐに分かった様子。

決めていた干物を、テキパキ指示して、
2ヶ所に配送手続きを済ませる。

驚いたのが、子持ちししゃも10匹、2700円。
ユニクロで、パーカーが買えるわい。
それでも、美味しいならOKなので、選んだのだ。

高額になったせいか、
イカの燻製を、オマケしてくれた。

まだ時間があったので、
ネットで紹介されていた撮影スポットへ行ってみる。

カニの大看板の横のターレーに乗り、カニのポーズ。
これも、やりたかった事の1つだ。

連れに、何度も撮り直しさせていたら、
「お上りさんみたい。」と言われたので、
「お上りさんじゃないよ。お下りさんだよ。」と言い返した。

私にしてみれば、こんな大迫力のカニの絵なのに、
誰も撮っている人がいない方が、不思議だわい。

この日に泊まる旭川のホテルは、
ウェルカムドリンクがある。
これも、あまり知られていないネット情報だ。

いきなり部屋に直行せず、
スパークリングワインを2杯飲んで、いい気分。

ここは、朝食ビュッフェの会場でもあるのだが、
本当にオシャレで、雰囲気のいいカフェだ。

このホテルは、ロビーの空間も広く、
部屋の間取り、ソファーのデザインや配置も変わっていて、
本当に、居心地が良かった。
又、行きたいくらい。
オススメ。

夜は、ラーメン「一蔵」で、
小ネギで埋まった醤油ラーメンを食べた。

昔、札幌のラーメン横丁で、
札幌は「味噌」とは知らず、
その時ハマっていた塩バターラーメンを食べてしまった為、
大人になった今は、ご当地オススメの味を、
素直に食べてみようと思った。

バスガイドが、この「一蔵」の他に、
「すがわら」という店も、あげていたのだが、
後日、地元のデパートの北海道物産展で、
「すがわら」が出店しており、
旭川で食べに行けなかった、ホタテ入り塩バターラーメンをイートイン。
とても美味しかった!!
(ちなみに「すがわら」は「塩」が推し。)

旭川の朝食ビュッフェのオススメは、
ワッフルと、山わさびローストビーフ丼。

特に、生地にジャガイモを練りこんだワッフルは、
食感も味も、サイコー!!

マリネサーモンをのせて、お食事ワッフル。
フルーツソースをかけて、デザートワッフル。
どちらも楽しんだ。
あ~、あのワッフル、もう一度食べたいよ~。

ホテルを出発して、旭山動物園へ。

行くまでは、あまり興味が無く、
「珍しいマヌルネコが、見られればいいや。」
くらいに思っていたが、
肝心のマヌルネコは、遠くにいてよく見えず。

迫力があったのは、オオカミ。
デカくて、カッコいい。
有名なホッキョクグマは、
今は、子グマのユメちゃんが、
水中で、バケツと遊んでいて可愛い。
連れは、アザラシを見て、大喜び。

エゾカラスのカップルが、しょぼくれていた。
鳥系を、オリに閉じ込めるのは、ゴーモンだ。

長めの滞在時間だったが、あっという間だった。
やはり、動物は癒されるのぅ。

今までは、どちらかと言うと、
「街」を見てきたが、
バスが、美瑛・富良野にさしかかると、
景色は、「ザ・北海道」という感じがしてくる。

「青い池」は、天気が良いので、真っ青だった。

昼食は、あらかじめ選択していたジンギスカン。

あきれたのは、連れが前日、
「明日は、スープカレーだ。」と言った事。
何を言ってんだ、コイツ。
旅行申し込み時に、
テメーが、「ジンギスカンがいい。」と言ったから、
しかたなく合わせてやったんだろーが。

昔、北海道に行った時に食べたジンギスカンは、
鉄カブトのような物に、
肉をはりつけて、焼いた記憶があるが、
美味しいとは思えず。

今回は、スキヤキのような味の、
ジンギスカン鍋だった。

「固い…。脂部分が、噛み切れない。
このまま飲み込むと、喉に詰まる…。」
わざと、ゆっくり噛んでいるうちに、イライラしてきた。
「食べにくい。美味しくない。」

「やわらかくて美味しい。」と、ペロリだった連れを、
待たせるのは悪い気がして、
先に、土産物屋へ促した。

周りが、どんどん食べ終わっていく中、
一気に、テンション下がる。

白飯は、ほとんど残した。
やっぱり、ジンギスカンは苦手。
もう食べないと思う。

しかし、次に寄ったファーム富田で、気分は回復。
思っていたより、花が咲いていて、景色も良い。
施設内に、置いてあるバイクも、
畑仕事をする人のウェアも、紫色だ。

北海道の人口と、道路の広さにしか、
興味を示さない連れは、
動物の時とはうってかわって、
花畑など見向きもしない。
写真を撮っても、眉間にシワを寄せている。
全くつまらん!!

友人のお土産に、ラベンダー石鹸を買う。
ナチュラルで、とてもいい匂い。
これは、とても喜ばれた。
タンスに入れても、使ってもOK。

北海道物産展で、「ファーム富田」も出店していたので、
買い足したくらいだ。
そこで会った常連のおばあさんに、
「ファーム富田に、行って来た。」と話したら、
「うらやましいわ~。」と言われた。

最後の星野リゾート、トマムへ向かう。

ここは、楽しみも多いが、
問題が多い場所でもある。

細長いタワーホテルと各施設が、
狭い通路でつながっている為、
人が多いと、すぐに混雑する。

エレベーターが3基しかなく、
上層階の客が、たくさん降りて来ると、
中層や低層階の客が、乗れずに待たされるという情報があった。

幸い、私は、そのような目に合う事はなかったが、
1階から上へ利用したさい、若者グループと一緒になり、
彼らは34階で、私だけ17階だったので、
ただの旅行客なのに、タワマン住民の格差社会を感じた。(笑)

部屋は、フォースルームで、
ベッドが4つ、バスとトイレが2つずつ。
イビキをかく連れと、
少しでも離れて寝られたので、助かった。

しかし、いずれにせよ、私は連日、
一時間半くらいしか眠れず、
昼間も、バスの中で眠る事もなく、
ギンギンに、ミッションをこなしていた。

トマムのホテルの部屋は広かったが、
旭川のホテルの方が好きだ。

トマムは、長期滞在型リゾートなので、
部屋に執着せず、外で遊んだ方がいい。

何をするにも、混雑するので、
早めに行動する事だ。

夕食を食べに、レストランへ向かった。

続く。

 


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