「64」は、ドラマとしては、完璧だ。
原作は知らないが、作り方が王道なのだ。
ピエール瀧は、風貌で、
主演に抜擢されたのかもしれないが、ちょっと下手。
他のベテラン勢は、上手い。
特に、段田安則のモゴモゴしたしゃべり方はリアル。
子供を誘拐され、殺害された親が、
滑舌良かったら、おかしい。
「アルジャーノンに花束を」は、どんな映像でも、
小説を、超えられない。
あのSFは、原作が良過ぎるから。
ただ、河相我門と、いしだ壱成は良い。
役者として、苦労してきた深み、優しさがある。
「恋愛時代」は、意外と面白い。
料理屋「花籠」の、女店主の声が良い。
あんな、行きつけの店が、あったらいいな。
「心がポキッとね」は、ハチャメチャなようで、
全員が病んでいるのが、実にリアル。
最初、白神先生が、一言もしゃべらないのを、
「ありえない!」と笑っていたが、
今となっては、あれが、
究極のカウンセリングではないか、と思うようになった。
Dr.倫太郎みたいに、
「あなたの味方です。」なんて、言われたくない。
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