継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

目標、正しい理想に向かってコツコツ自助努力を継続する人を応援するブログ

新型コロナウィルスで考えたこと【6】ー〇〇民主党-

2020-04-19 12:55:32 | 新型コロナウィルス

日本には、〇〇民主党という政党が4つあります。
自由民主党、立憲民主党、国民民主党、社会民主党です。
この「民主」とはどういう意味なのでしょうか。
「民主主義」の「民主」、つまり、国民の普通選挙で選ばれた代表が政治を行うという意味でしょうか。
政策や考え方からは、そうでないような気がします。
私が感じる「民主」に共通するのは、以下のような点です。
・労働者、生活者を直接支援
・福祉重視
・経済格差是正
・結果平等志向
・できる限り国が面倒を見る
・多くのことを国に頼らせる 等
この結果、税金を多く取って、特にお金持ち(所得・資産の多い人)、大企業等から多く取って、直接、労働者や生活者に支給する方向に持っていこうとします。
この結果、政府は大きな政府となります。
「民間」よりも「官」が活躍する展開となります。
これは、「民主」ではなく、「官主」なのです。
(政党名を「自由官主党」「立憲官主党」「国民官主党」「社会官主党」に変えると分かり易いんだけどなぁ)
では、このような「労働者・生活者直接支援主義
の民主」の考え方と対局をなすのは、どのような考え方でしょうか。
マスコミは、「権力者」と考えているようです。「権力者」への監視が、マスコミの重要な仕事と考えて報道をしているように思えます。
私は、違う考え方をしています。
このような「労働者・生活者直接主義の民主」の考え方と対局にひとつに、「企業育成主義」があると思います。
・企業を育成による国の繁栄
・企業を通した労働者・生活者の間接支援
・経済格差是正よりも国民全体所得の底上げ
・機会を広範囲で与える志向
・民間の力をできる限り活用
・多くの国民が国の支援がなくても良いようにして、本当に困った少数の人を直接支援
このようなことを実現するために、税金の負担をできる限り少なくして、小さな政府を目指します。
このようなこと政策とする政党は日本にはないのではないかと思います。
自由民主党は、「企業育成主義」と「労働者・生活者直接主義」は両方の考え方がある幅の広い政党ですが、現在は、「労働者・生活者直接主義」の方、野党の考え方に引きずられています。
今回の新型コロナウィルスの対応で、国民に一律10万の支給を決めたことでもはっきりしました。
一律10万円よりも、必要な先に30万円の方が効果があったと思います。
駄目だったのは、対象先の選定が難しいことや対象先が少なくなると予想されたことです。
対象先の選定方法は分かり易い方法に変更すればよく、対象先が少ないという指摘には次から次へのと必要な支援策を打ち出せば良かったのです。
「労働者・生活者直接主義」のもう一つの対局が、「国民全体の総意」という考え方です。
「労働者・生活者直接主義」が、個々の労働者や生活者の視点から政策を考えがちですが、「その労働者・生活者である国民全体の総意」という視点からも考える必要があると思います。
これについては、機会があれば、説明したいと思います。(ないかな?)
私は、このような「民主」の考え方に引きずられて、効果的な対応がスピーディになされないことで、新型コロナウィルスの被害の拡大化や長期化につながらないかということが心配です。
自由民主党の「民主」の考え方でない議員、党員の方々、党を割ってでも、正しい方向を示していただきたいと考えます。
(無理だな。まず、お前の考えが届かない。届いたとしても「保身」が邪魔をする。残念!)

自らの目標に向かってコツコツと正しい方向で努力を継続している皆さん、未来はあなたがたの手の中にあります。
この苦境は、必ず終わります。
力を振り絞って、難局を乗り切ってください。

58歳のオッサン公認会計士でした。
では、また。