こんにちは りす組(0、1歳児)担任の野口 千枝です
9月には社会のために一生懸命働いてくださったおじいさん・おばあさんに
感謝や尊敬の気持ちを持ち、長寿を祈る「敬老の日」があります
近年、核家族化が増加し、日常生活を過ごす中でおじいさん、おばあさんとの関わりが希薄になっています。
そこで、なかよし敬老祭を通して子ども達がおじいさん・おばあさんに日頃経験したことのない昔の遊びを教えてもらったり関わって遊んだりすることで、
感謝や尊敬の気持ちや「いつまでも元気でいてください!」という気持ちを育てていきたいと考えています。
また、おじいさん・おばあさんにはお孫さんの保育園での様子を見て頂く機会となりました
乳児(1・2歳児)の部は「海」をテーマにした布遊びをして、おじいさん・おばあさんと触れ合って遊びました
「さかなが はねた」の手遊びでは、手拍子に合わせ子ども達がかわいい手遊びを披露しました
初めはたくさんのおじいさん、おばあさんを前に、ドキドキ緊張ぎみの子ども達でしたが、
布遊びで大好きな「いない いない ~~ ばあ!」をた~くさんしてもらい、
遊ぶうちにだんだんと笑顔になって大盛り上がりでした
幼児(3・4・5才児)の部は、昔の遊びをしたり、ふれあい遊び等をおじいさん・おばあさんと一緒にしました
お手玉やあやとりをやって見せてもらうと、子ども達から「上手」 「すご~い」と目をキラキラさせていました
折り紙、こま、福笑い等、昔からある遊びの中から好きな遊びを選び、おじいさん・おばあさんに遊びの先生となってもらい一緒に楽しみました
ふれあい肩たたきでは、おじいさん、おばあさん達に気持ちよくなってもらえるよう、優し~くしてくれる子やリズミカルに肩たたきする子など心をこめていました
楽しい時間はあっという間に過ぎていき・・・
最後は歌のプレゼントで「手のひらを太陽に」を唄い
メッセージカードを「ありがとう」という気持ちを込めて渡して全員で花道をつくってお見送りをしました
昔の遊びを丁寧に教えてもらいみんな真剣に遊んだり、昔について興味を持つ子ども達の姿が印象的でした
来て下さったおじいさん、おばあさん方からは「自分の孫以外の子ども達とも関われて、楽しかった」というお声をたくさん頂きました。
子ども達もおじいさん、おばあさんの温かく優しい姿に人見知りや泣いてしまう姿は無く、
「次は、こっちで遊ぼ~」と子どもが手を引いて遊びに誘う姿があちらこちらで見られ、とても微笑ましい場面が見られました
自分のおじいさん、おばあさん以外の様々な人とコミュニケーションをとる中で、社会とはいろいろな人に支えられて成り立っていることを理解し、
年長者に対する感謝の気持ちを子どもたちに伝え、大切にしていきたいです