こんにちは!
うさぎ組(2歳児)担任の橋元那実です
日々の育児の中で「うーん・・・困った。」「こんな時はどうしたら良いのだろう?」と
悩んでしまうことがあるかと思いますが、子どもは一人ひとり違う個性を持っているので
「これが正解!!」という解決策を見つけ出すことはなかなか難しいことでしょう。
そんな中で、「こんな時にはこのように子どもと関わってみてはいかがでしょうか?」
という対応の仕方をいくつか紹介させて頂きます。
Q.好き嫌いの激しい子どもにはどう対応したら良いの?
食事で大切なことは食欲を満たし、成長、発達に必要な栄養を摂取するとともに、
一緒に食事をしている人との楽しい関わりや雰囲気から心の満足を得ることです。
そこで無理強いをすると、マイナスの影響が出てきてしまう可能性もあります。
しかし、だからといって何も行わないということでは困ります。
食事は心身の状態などによりムラが生じるので、
子どもの体調のことも配慮した上で食事できるようにしていくことが大切です。
他にも、十分に体を動かしてお腹が空くようにしたり、
食事に関心が持てるような絵本を一緒に読む等も試してみると良いかもしれません。
好き嫌いをして食べないと「どうして食べないの?」と焦ってしまうこともあると
思いますが、子どもが安心して楽しく食事ができる雰囲気作りを心がけて、
保護者自身が楽しく食事するようにしてみてください。
嫌いな食べ物を1つでも食べることが出来たら褒めてあげるようにしてみてくださいね。
Q.寝つきが悪い原因は?
睡眠が阻害される原因はいろいろあって、「これが原因!」とはっきり言うことは難しいのです。
子どものリズムがくずれていないか、運動が不足していないか、
何か興奮することがなかったか等を疑ってみてください。
例えば、生活が不規則で朝に遅くまで寝ているならば、
早寝早起きをして規則正しい生活をするように心がけてみてください。
体が温まると眠たくなってくるはずなので、お風呂にゆっくり入って温まったり、
ホットミルク等の飲み物で身体を温めてみても良いかもしれません。
しかし、いろいろ調べてみても原因が発見できないときは慌てず、
しばらく様子を見てあげてくださいね。
Q.指吸いがなかなかやめられないのですが・・・
指吸いは、あまり神経質にやめさせようとはせず、
何気なく手をつないで指吸いをしないようにしてみたりしてください。
他にも、紙芝居を見たり絵本を見ている時に指吸いをするのであれば、
お話の中に引き込んだりして指が口に入るのを阻止して、
「無意識のうちに指が口に」ということを減らすのも1つの方法です。
寝ている時にも指吸いをしているならば、
眠ってから優しく指を口から離してあげるのも良いと思います。
少しでも指吸いをすることが減ったり、子ども自身が意識して指吸いを我慢できた時には
たくさん褒めてあげてくださいね。褒めてもらえたことで自信や意欲を持ってくれるはずです。
他にもいろいろな悩みがあるかもしれませんが、焦らずにその子の側で見守ってあげてください。
「言うことを聞いてくれない」とイライラしてしまうこともあるかもしれません。
そこで、叱るのではなく「○○してくれると嬉しい」というように気持ちを伝えるようにしてみると、
子どもが「喜んでもらうと嬉しい」と思って行動してくれるようになるかもしれません。
悩みを解消する方法はたくさんあるので、1人で悩むのではなく、
周りの人に相談する等して育児を楽しんでもらいたいと思います。