あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 | |
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ディスカヴァー・トゥエンティワン |
こんにちは りす組(0、1歳児)担任の西薗友美です
この本の題名を見て、「えっ・・・」と思った方もいると思います。
実は、私は活字が苦手でこういう本を読むのが得意ではないのです
なぜかフッと立ち寄った本屋さんで、なぜか「ライフスタイル」という項目の本棚の所に目が行き、なんとなくこの本が目に付きました
その場ではすぐに購入ということはしなかったのですが、その後もずっとこの本の題名が頭から離れず購入してみることにしました。
まず少し読んだだけで「読みやすい・・・」と引き込まれました そして読んでいたお風呂の中で号泣しました。
内容は、「人生の終わりに笑って死ぬ」という内容で「死」とう言葉が頻繁に出てきて、あまり縁起の良いものではないかもしれませんが、作者の方の伝え方が面白くて、暗い気持ちにはなりません
私も「死」について深く考えたことがありませんでした。
人間は誰でも「自分は死なない」と勝手に思っているものだそうです
2年前の震災や津波で多くの方が命をおとされましたが、そのほとんどの方が「まさか自分が・・・」と思っておられたと思います。
実際に身近にいる人を失ったり、自分が死んでしまっては、気持ちを伝えることはできません。
この本を読んで、生きている事の重さ、気持ちを伝えられる喜び、すばらしさを感じ、奇跡にも思えました
それは自分だけではなく、家族や友達、毎日職場で顔を合わせている先生方、保育園に元気に通ってくれている大事な子どもたちや保護者の方々へも感じることです
生まれて、出会えたことが奇跡ですよね
だから、「明日死んでしまうかもしれない、今日生きられた事がすごいんだ」と考え方が少し変わりました。
すると、一日一日が大切に思えてくるのです。
大切な人に自分の思いを伝えていく、お子様がおられる方は「自分のもとに生まれてきてくれてありがとう」と更に実感するきっかけになる本です
活字が苦手な方でも本当に読みやすく、お薦めですよ