教頭の田中恵理子です。
まだまだ暑い日が続いていますが、にぎやかに鳴いていたセミからトンボが園庭を飛び回る姿を見かけるようになり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました
当園では毎週月曜日に貸し出し図書を実施しています。
絵本の読み聞かせを通して、読み聞かせの声や肌のぬくもりにより安心感や親の愛情を子ども達は感じることができます。親子で1冊の本を通して面白い、楽しいなどの感情を共有することもできるので、親子のコミュニケーションをとる機会として絵本の読み聞かせをすすめています。
その他にも絵本の読み聞かせはいいことがいっぱいです
美しい絵を見て感性や想像力が育ったり、さまざまな言葉の表現を知り、語彙が増えたり読解力がつく等々・・・。
まだまだ幼く落ち着きがない子ども達も絵本の時間は集中して目を輝かせながら最後まで見てくれています。
「また、○○の絵本読んでね
」「あのお話面白かった～
」と3・4・5歳児の子ども達は絵本を読んだ後は声をかけてくれるんですよ。
知らなかった世界を知ったり興味を持つきっかけになったり、興味を持ったことをさらに探求して深めていくことにつながったら嬉しいなと感じる瞬間でもあります
ということで、本日より先生のおすすめ絵本をリレー形式で紹介していきます
私がおすすめする絵本は水族館の人気者チンアナゴが登場する「ちんあなごのちんちんでんしゃ」（大塚健太作・くさかみなこ絵）です
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ちんあなごの ちんちんでんしゃ (講談社の創作絵本)
大塚 健太
講談社
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海の中を走るちんちん電車と海の様々な魚たちが登場する楽しいお話です。「ちんちんでんしゃ」という言葉の響きが子ども達は楽しかったようです。
また読んでほしいとたくさんの子ども達からリクエストしてもらいました
2冊目は
「おみせやさんでくださいな」（さいとうしのぶ作）です
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おみせやさんでくださいな!
しのぶ, さいとう
リーブル
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この本は、園にもある子どもに人気の「あっちゃあがつくたべものあいうえお」と同じ＜ことばあそびえほん＞シリーズの1冊です。
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あっちゃんあがつく―たべものあいうえお
さいとう しのぶ
リーブル
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37のおみせやさんが登場、それぞれのお店の品物や雰囲気が楽しく、いろいろなお店で買い物したくなります。この絵本は物語ではないので絵を見て登場する動物が何を買うのかな、どんな会話をしているのかなと想像したり自分でお話を自由に作ることができます
また、はじめにどんぐりと謎の招待状がお店の中にあるから探してみようとお題が書かれていたり、招待状のなぞなぞもあって、さらに想像力を働かせながら最後までわくわくしながら読むことができる絵本です。
なんと、全143ページもあるんですがお店の細部まで描かれているので見るたびに新しい発見がある絵本だと思います。
子ども達はお店のページが出てくるたびに招待状を見つけては「あったーーーー
」と教えてくれました。
今回紹介する絵本は、すべての本の紹介が終わってから、貸出し絵本に仲間入りします。
次は、歌の上手なお嬢さんと2匹のシベリアンハスキーをこよなく愛するあの先生です。
どうぞ、お楽しみに～
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