ISO成功法

ISOと継続的改善を両立させよう。ISOは継続的改善のための、基盤整備に役立つ。基盤整備と継続的改善のコツを整理したい。

実践活動2、ひとづくり、ものづくり

2009-05-11 | ISO外論
多くの経営資源の中でもっとも重要な資源は「ひと」である。
ISOで人を重視して人の技能(力量)を評価して、教育訓練の必要性を要求事項にあげているのは注目すべきことである。

いまのような不況の中で派遣切りが当たり前に行われている時代にISOの要求事項をどのように解釈したらよいだろうか。
人の質が製品の質を作るということを建前として言えても、重要である人に教育投資を惜しまない企業は少ない。

またISOは製品の品質に直接関係する作業者の技能だけでなく、マネジメントの技能の向上にも役立つ。
スタッフの統計的手法の理解などの技能も要求される。

日本が元気だったころに多くの企業で実践されていた教育という人に対する経営資源の投入がなされる時、また元気な日本を見ることができるようになるであろう。
そんなきっかけにISOがなればいいと思う。
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