『パトリオット・ゲーム(原題Patriot Games)』(1992年/フィリップ・ノイス監督/アメリカ)を見た。
物語は、「CIA分析官を辞め、アメリカ海軍兵学校の教官となったジャック・ライアン(ハリソン・フォード)は、眼科医をしている妻キャシー(アン・アーチャー)と、まだ幼稚園に通っている娘サリー(ソーラ・バーチ)との3人でロンドンに来ていた。講演の仕事を終えて、家族との待ち合わせ場所である都心の広場に着いたライアンは、テロ事件の現場に遭遇してしまう。北アイルランド担当国務長官を務めているイギリス王室のホームズ卿(ジェームズ・フォックス)がショーン・ミラー(ショーン・ビーン)らIRAの分派である過激派グループ達に襲われたのだ。ライアンはショーンから奪った銃で彼の弟を射殺するなどして、ホームズ卿一家を救ったのだが・・・」という内容。
丸腰のライアンがこのテロ事件に関わってしまったのは、持ち前の正義感からだったが、これは危険すぎる行動だった。
ケガだけで済んだのは奇跡と思っていい。
弟を初めてのテロ行為に誘ったショーンは、自分の銃から発射された弾丸でその16歳にもならない弟を死に至らしめてしまった。
裁判に証人として出廷したライアンに、被告のショーンは「無関係なのになぜ手を出した!!」と叫んだが、責めるべきはライアンではなく自分ではないのか。
完全な逆恨みだ。
アイルランドの武装組織による活動は相当に根が深いようで、政府内や警察内にもテロ活動の支援者がいるらしかった。
収監されていたショーンがあっという間に脱走してしまうのも、警察内部の協力者による情報提供が原因。
収監された犯人が脱走して事件への協力者を襲うだなんて、何とも恐ろしい物語だ。
犯罪者心理というものはよく分からないが、"逆恨み"という怒りの気持ちは、相当に強いエネルギー源になるようだ。
物語は、「CIA分析官を辞め、アメリカ海軍兵学校の教官となったジャック・ライアン(ハリソン・フォード)は、眼科医をしている妻キャシー(アン・アーチャー)と、まだ幼稚園に通っている娘サリー(ソーラ・バーチ)との3人でロンドンに来ていた。講演の仕事を終えて、家族との待ち合わせ場所である都心の広場に着いたライアンは、テロ事件の現場に遭遇してしまう。北アイルランド担当国務長官を務めているイギリス王室のホームズ卿(ジェームズ・フォックス)がショーン・ミラー(ショーン・ビーン)らIRAの分派である過激派グループ達に襲われたのだ。ライアンはショーンから奪った銃で彼の弟を射殺するなどして、ホームズ卿一家を救ったのだが・・・」という内容。
丸腰のライアンがこのテロ事件に関わってしまったのは、持ち前の正義感からだったが、これは危険すぎる行動だった。
ケガだけで済んだのは奇跡と思っていい。
弟を初めてのテロ行為に誘ったショーンは、自分の銃から発射された弾丸でその16歳にもならない弟を死に至らしめてしまった。
裁判に証人として出廷したライアンに、被告のショーンは「無関係なのになぜ手を出した!!」と叫んだが、責めるべきはライアンではなく自分ではないのか。
完全な逆恨みだ。
アイルランドの武装組織による活動は相当に根が深いようで、政府内や警察内にもテロ活動の支援者がいるらしかった。
収監されていたショーンがあっという間に脱走してしまうのも、警察内部の協力者による情報提供が原因。
収監された犯人が脱走して事件への協力者を襲うだなんて、何とも恐ろしい物語だ。
犯罪者心理というものはよく分からないが、"逆恨み"という怒りの気持ちは、相当に強いエネルギー源になるようだ。