仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

海賊版=BOOTLEG FILM

2010年11月07日 | ムービー
『海賊版=BOOTLEG FILM』(2001年/小林政広監督)を見た。
物語は、「不倫相手だったアヤコ(環季)が自殺したとの一報を受けたヤクザの小松立夫(柄本明)は、その元亭主・会田清司(椎名桔平)と共にクルマを走らせ、葬儀へと向かった。途中のパーキングエリアで、拳銃とトランクルームの死体を見られた立夫は、洋二(北村一輝)と順子(舞華)の2人を殺そうとするが・・・」という内容。
立夫が抱いているコンプレックスがこの物語を動かしていく。
そして、2人の登場人物が共に「考えるより行動が先」という類いの、強い行動力を持っている人なのだが、必ずしもそれが良い結果に結びついていないという展開。
やはりキーワードは、「コンプレックス」のようである。
さて、この作品は監督のこだわりが強かったのか、モノクロ作品。
映し出される風景や店内の様子等、知っている場所がいくつも出てくるので、物語の展開に集中しきれないのが難点だ。
(^o^)
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