仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

アイアンマン 2

2012年05月31日 | 映画サークル
2012年5月29日(火)に開催されたましけ映画サークル5月例会は、長○見企画『アイアンマン2(原題Iron Man 2)』(2010年/ジョン・ファヴロー監督/アメリカ)だった。
物語は、「アイアンマンの正体が自身であることを記者会見で認めたアンソニー・トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。物理学者イヴァン・ヴァンコ(ミッキー・ローク)は、その様子をテレビ中継で見ながら惨めな姿で亡くなった父の恨みを晴らしスターク家に復讐するため、スタークが開発したアーク・リアクターを模倣して武器を作った。一方、会社の経営権を秘書のヴァージニア・ペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)に譲ったスタークは・・・」という内容。
これは『アイアンマン』(2008年/ジョン・ファヴロー監督/アメリカ)の続編で、前作は"ましけ映画サークル"の栄えある【仁左衛門賞/2009年・灰色のモアイ像】を受賞した傑作だった。
(^_^)
しかし、「続編は第1作を超えられない」とはよく言ったもので、この作品も前作の楽しさにはマッタク及ばなかった。
前作は40歳代のヒーローにも関わらず何か格好良さを感じた展開があったのだが、今回は見ていてほとんどワクワク感を感じない物語だった。
一番格好良かった登場人物はナタリー・ラッシュマン(スカーレット・ヨハンソン)という女スパイだったが、主役を凌駕するほどの魅力はなかったので、仮にシリーズ第3作が作られるとしてもおそらくまたガッカリな内容になってしまうのだろう。
ちょっと残念なシリーズ第2弾だった。