仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

最高の人生の見つけ方

2009年06月16日 | 映画サークル
2009年6月10日の"ましけ映画サークル6月例会"は、守〇企画の『最高の人生の見つけ方(原題The Bucket List)』(2007年/ロブ・ライナー監督/アメリカ)だった。
物語は、「個室がない病院で、たまたま病室が一緒になった大金持ちの実業家エドワード・コール(ジャック・ニコルソン)と自動車整備工カーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマン)は、これまでの人生では何の接点もなかった。しかし、ほぼ同時に"余命6か月"と宣告された2人は、"棺おけリスト(The Bucket List)"に書いた内容を実行するため、世界中を飛び回る・・・」という内容。
以前、『死ぬまでにしたい10のこと』(2002年/イザベル・コヘット監督/スペイン・カナダ)という映画もあったが、主人公の性別や年齢が違うこともあって、内容はまったく違う。
この映画の宣伝のために来日したジャック・ニコルソンのインタビュー記事に「(前略)海外に行くといろいろな名前がつけられている。でも今、アメリカの政治家たちも"僕のBUCKET LISTはこれこれこうだよ"と公言してるくらいポピュラーなもの。黒澤明の"羅生門"もそのままで充分通用する言葉になっている。だから私は映画のタイトルを変えるのには反対なんだ」と書かれているが、邦題『最高の人生の見つけ方』も悪くはないんだけれど、『死ぬ前にしたい10のこと』という題名は超えられなかったような気がする。
しかし、切なさを感じなかった分だけ『最高の人生の見つけ方』のほうがほっとした気持ちになれた。
また、モーガン・フリーマンとその息子役の俳優の顔つきが、妙に似ていて「おやっ!?」と思ったのだが、なんと実の息子(アルフォンソ・フリーマン)とのことらしかった。
そりゃぁ似てて当然だ。
(^o^)