仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

銀座の若大将

2008年06月06日 | ムービー
若大将シリーズ第2作『銀座の若大将』(1962年/杉江敏男監督)を見た。
1962(昭和37)年といえば、仁左衛門が生まれた年である。
これは『大学の若大将』(1961年/杉江敏男監督/東宝)の翌年の作品だが、"寅さんシリーズ"とは違って内容的に連続性が無いのがこの"若大将シリーズ2の特徴なので、若大将と澄ちゃんは作品ごとに何度も出会いを果たす。
今回は"2度目の出会い"というわけだ。
(^_^)
物語は、「京南大学に通う田沼雄一(加山雄三)は、明治時代から続く老舗すき焼き屋"田能久"の若旦那。頼まれ事を断れない性格で、新聞部の団野京子(団令子)につきあって広告主探しに出かけたことをきっかけに、次々に面倒に巻き込まれてしまう」といった内容。
今作の"澄ちゃん"こと中里澄子(星由里子)は、婦人服を扱う店の従業員。
結構嫉妬深い性格に設定されていて、すぐにへそを曲げてしまうわりには青大将こと石山新次郎(田中邦衛)を巧く利用し、どこまでも若大将を追いかける。
ひどい女だ。
(^o^)
また、前作では水泳部マネージャー江口(江原達怡)が失敬してきた"浄化槽の蓋"で焼き肉をする無茶苦茶なシーンがあったが、今作でボクシング部のマネージャーになった江口は、レストランのゴミ箱に捨てられた食材を貰ってきて、なんとそれで鍋を作ってしまう。
鳥の足や野菜の芯はまだしも、さすがに「アブラムシが入ってるよ」というのはどうかと思ったが、まぁ"浄化槽の蓋で焼き肉"と大差はないか・・・。
(-_-)