露花便り

福山市の庭師のブログです。庭師の仕事や日々の生活の中からやさしさに包まれる出来事や気付きを綴っていきます。

御神木のカイヅカイブキ剪定。

2013-09-30 23:50:11 | 庭仕事
ご報告が遅くなりましたが、庄原のさとやまガーデンフェスティバル無事終了しました~!!

三原のKさま、お久しぶりにお会い出来て嬉しかったです

初日は酷暑、二日目は雨、最終日は台風と、天候には恵まれませんでしたが、
新しい発見とご縁がたくさんありました。
庄原オープンガーデンのご関係者様、赤塚植物園のUさま、大変お世話になりました
特にUさまのプラス思考には人を幸せにする力があり、影響されました。


そして露花のブースにお立ち寄りくださった皆様、ありがとうございました~!

植物たちは元気ですか?

またどこかでお会いできると嬉しいです






さてさて、何でこんなにご報告が遅いのかと言いますと、
工事と剪定に追われているのです。
本当に有難いことですが、
Mさま~、工事が遅れて申し訳ありませんでした

先日何とか無事終了!ホッ



こちらの工事は後日ご報告しますね






毎日ヘトヘトでボロ雑巾のようにもみくちゃになって帰宅・・・
現場ではとにかく力仕事のため、パソコン作業は不可能。


みなさんまめに更新されてますが、すごいパワーですよね・・・。
本当に尊敬します。


そもそも工事が遅れる原因となったのは、何日も降り続いた雨と18mのカイズカイブキの剪定。




剪定前日にカイヅカの下に祀ってある神様の社を単管を組んで保護。
10年ほど前に一度剪定されただけの自然樹形のため、内枝は全くありません。
小さく縮めて欲しいという施主様の依頼でしたが、内枝がないので今回は大きく枝を抜きました。
光が入るようになると、そこからやがて内枝が育ちます。


剪定前






剪定後





大透かししたカイヅカ。
親方と春布親方が登り込んで一本一本ロープで吊ってチェーンソーで切断。
たった一本の枝でも近くに来ると巨大!!
ユニックで吊らないとどうにもならん重さです。



本当に危険な作業です。




登り込んでいる途中、何故か親方の背中にスズメバチがピタリと留まりました。

春布親方がそれに気づき、静止するよう注意されましたが、なかなか飛んでいかず、

親方がしびれを切らしました。

「取って!バチンとやって!」

と言いながら後ろ向きにずりずり春布親方に近付いていきました



木の上で逃げ場のない中、顔の前にスズメバチが近づいてくる恐怖!




「お、親方、じっとしていなされ~~!!!!」


・・・と思ったら飛んでいった。


春布親方が何かされたのかもしれませんが、一瞬の出来事で見えなかった。



何はともあれ、お二人共ご無事で何よりでした

カイヅカの神様、ありがとうございました!




雨をはさんで全身ずぶ濡れの数日でしたが、長かった・・・。

あれからも手は豆だらけ、刺だらけですが、お陰さまで毎日頑張っています。


日中はまだまだ暑いですが、空は真っ青な秋晴れで気持ちいいですし








過酷な作業が続きますが、気持ちだけはのんびりいきたいと思います




それではまた







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