露花便り

福山市の庭師のブログです。庭師の仕事や日々の生活の中からやさしさに包まれる出来事や気付きを綴っていきます。

鳥たち。

2013-04-01 00:16:06 | 野鳥
暖かくなって、鳥たちが活発になってきました

現場では石を動かしたり、土を掘り返したりするたびに

虫やミミズを狙って毎日いろんな鳥たちがやってきます。




一番よくやってくるのはモズ。





ころんと太って可愛い~
ふっくらふわふわ


警戒中警戒中!


ユンボでひとすくいする度にさっと地面に降り立ち獲物をキャッチ。





ユンボが戻ると樹の枝に待避。




モズは可愛い外見に似合わずくちばしが鋭い猛禽です。
カエルやバッタなどの獲物を小枝などに刺す「はやにえ」もモズの仕業です。
松の剪定をしていると、カエルのはやにえに出会ってびっくりすることもしばしば。


そういえば私が小学5年生の頃、家の前の道に落ちていたモズのヒナを拾ったことがありました。
まだ生まれて間もないヒナを手のひらにのせると、私の頭上を旋回し、鋭い声で泣き叫ぶ2羽の親鳥。
体はちっさいくせにびっくりするほどの大声で鳴き返すヒナ。


怒っているのはわかるんだけど、まだ飛べないヒナをそこにおいとくわけにもいかず、
連れて帰って鳥かごに入れ、親が対面できるよう二階の通路に置きました。


餌をどうしようかと考えていたのですが、何と親鳥は一日中ヒナのところに餌を運んでくるのでした。
玄関ドアに隠れてこの光景をどきどきしながら見続けたなぁ~。
イモムシやミミズや蜂などいろんなものを交代で獲ってきて、ケージ越しにヒナの口に入れてやるんです。
その間1羽は必ず鳥かごを見守っている。


一週間から十日ぐらい経つと、鳥かごの周りはヒナが吐き出した
蜂の頭とか昆虫の硬い羽などでいっぱいになりました。






ヒナが飛べるようになって、カゴの蓋を外したときの親鳥の嬉しそうな光景は感動したな。
涙出たよ





だいたい二羽つがいでやってくるムクドリ。
警戒心が強くて近づくとすぐにげちゃいます。











これはシロハラ。
冬鳥ですが広島では繁殖が確認されています。












松の掘り取り。





ユニックでギリギリ上がってホッ
松の移植。





三和石はどれも大きい。



石や樹を掘り起こす度に鳥たちがやってきて虫をツンツン。



つがいのカラスは巣づくりのため、掘り出した根っこを何度も取りに来ます。




いいなぁ~。

仕事しながら幸せな気分





そして先日出勤中に感動的な出会い。









オオタカの若鶏かな。

う、美しい!!!!
朝もやの中、白い姿に感動!










そして今日はキジに三回出会いました。



開けた畑で地面をツンツン。



写真は撮れなかったけどつがいツンツンしてる姿も見かけました。


車で移動中、立て続けに「あ!!キジ!!!」

「あっちもキジ!!」


「あ!またキジ!今度は夫婦!」

と私が興奮していると、後部座席に座っていた次男が


「キジ、多っ!!」








今日も寝る前に野山の鳥図鑑眺めて幸せな気分で眠りに落ちるのです


それではおやすみなさい











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