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トラクター修理

2015年06月08日 | 修理作業
トラクター故障
6月1日の事である、トラクターを使おうと充電しても電圧の上がらぬ
バッテリーを新品に交換しエンジンを掛けて山小屋に停めて昼食とした。
食後作業に出掛け様としたらスイッチを入れるとカッと言ったきりスターターが回らない。

邪魔なのでバックホーで引っ張り移動させ、その後優先する作業が有って今まで放置していた。
今日は原因を探し修理に兆戦です。

クボタL3001型トラクター
2駆の小型トラクターです。(同型のトラクター)


電気図面
原因究明のためにメーカーから古い電気図面を貰った。


ヒューズbox
まずヒューズの点検です。
1本入って無いものの、この状態で使っていたので管ヒューズは全て導通有りでOK。


メインヒューズ
メインヒューズも溶断なしでOK。


スイッチ類
何せ古い骨董品の機械です、まず第一にスイッチ不良や繋がる配線の断線を疑いました。


運転席の操作盤カバー
計器やスイッチを点検するにはカバーを外さねばなりません。
ハンドルを抜かなければ点検も出来ません。


ハンドル抜きに兆戦
これが中々大変な作業です、メーカーの技術者に聞けばナットを緩めて中央のシャフトを
叩くと抜けると聞いたがビクともしません。
仕方が無いのでホームセンターでプーリ抜きを買ってトライするも2爪タイプなので芯ずれして
抜けません。
バッテリーの元から点検する事に点検作業を変更した。


スターターモーター付近の電圧点検
バッテリー+-間では12.9Vの電圧で有るのに、+がバッテリーから直に繋がる
スターターモーターの+端子と車体間の電圧が11Vそこそこしか無いのに気付く。
よってバッテリー配線を調べるとバッテリーマイナスと車体の接続部が腐食し導通不良でした。

磨いてグリスを薄く塗り再接続してしっかり締め付けた。
何とスターターが回りエンジン始動しました。
全く予想もしない場所がトラブル元でしたよ。
プーリ抜きは買う必要が無かったものの直ったのでメデタシメデタシです。








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