ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

ワールドロボピック その2

2013年08月10日 | バロン吉元
7月28日(日)、幸い雨は上がっていました。「第1回ワールドロボピック」の開場は12時30分なので、午前中はつくば市内で過ごすことにしました。

つくばエキスポセンターに行こうと思っていたのですが、暑いのであまり動きたくないということで、松見公園展望塔に行きました。この報告は後ほど。

デイズタウンで昼食後、12時少し過ぎにカピオに来ました。今日のチラシです。


入口にはワールドロボビックのポスターと人型ロボットMANOIの写真がありました。昨日は何もなかったので入口がわからず、建物を一周してしまいました。



12時30分過ぎにアスリートの受付が始まりました。ロボピックでは競創に参加する選手をアスリートと呼んでいます。


つくば市の皆さんの作品展示の前にも多くの方が集まっていました。



審査委員の先生方も審査委員席に着きました。永井豪審査委員長、漫画家のビッグ錠、日野日出志、左近士諒、土山しげる、香取正樹、倉田よしみ、せきやてつじ、ロボットゆうえんちの岡本正行、アートロボットクリエイターの下平大輔の各審査委員、計10名です。


1時になりました。第1回ワールドロボピックのスタートです。司会は林家きく麿師匠と木村さおりアナウンサー。



バロン吉元大会会長のあいさつ。当然のようにカウボーイ姿で踊りながら登場、開始の合図も腰から抜いた拳銃でした。


今日の課題は「富士山の環境を守りきれいにする」ロボットのキャラクターの創作です。競技時間は2時間、1時間終了後休憩を取り後半戦も1時間です。


B4サイズの原稿用紙が縦に二等分されており、右側にロボットの全身像、左側は上下に分割し、上に顔のアップ、下にロボットが動いているところを描きます。


参加アスリートは140名、描いている間を先生方が見ていきます。アスリートは集中を途切らせることなく、紙面に向かいます。


特別参加?のアトムも会場内で審査?に加わっていました。


緊張の一時間が終了し、休憩です。まず林家きく麿師匠が一席。皆さん椅子を持って前に行き、落語を楽しみました。


続いて「ロボットを通じて、子供達に夢と希望を!そしてモノ作りの大切さと素晴らしさを!伝える」『ロボットゆうえんち』理事長の岡本正行さんの登場です。


MANOIによるラジオ体操、見事です。ジャンプもできるんですね。難しいのは「ひねる」動きとのこと。


休憩時間が終了し、再び競創の時間です。提出用の用紙に描き込んでいきます。


終了の合図もバロン吉元先生の拳銃でした。審査委員の先生方は別室で第1次審査に入りました。この間に手塚眞先生の講演があり、手塚治虫先生や鉄腕アトムについて興味深いお話を聞くことができました。


1次審査が終わって先生方が会場に帰ってきました。2次審査は公開審査です。



キャラクターの独創性を評価するか、デザインの画力をより重視するか先生方も悩み抜いています。相当の時間をかけて、やっと入賞10作品が決まりました。


表彰式が始まりました。まず、市原健一つくば市長から市長賞が授与されました。副賞として下平大輔さんの手作りロボットが贈られました。これはアスリートが競創している間に作り上げたロボットです。なお、会場左手にあったメカニカルな大型ロボットも下平大輔さんの作品でした。廃品を材料にしてロボットを製作しているとのことです。


小学生の女の子も入賞しました。『バンビ~ノ』のせきやてつじ先生から賞状の授与です。


優勝はスウェーデンから参加のカタリナ・バティスタさんでした。バロン吉元先生は以前文化庁の文化交流使として、2か月間スウェーデンの大学などでマンガの講義や実技指導をしているので、その時のご縁での交流でしょうか。


最後に全員で記念写真を撮り、たくさんのお土産もいただいてワールドロボピックは終了しました。

日本漫画家協会のホームページに報告と写真が掲載されていました。

「第1回ワールドロボピック」つくば市で開催

また、ワールドロボピックの詳細はバロン吉元先生のホームページに掲載されています。

ロボピックホームページ


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