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ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

『デビュー50周年記念セレクション』第4巻新発売

2015年05月18日 | 高階良子
高階良子先生の『デビュー50周年記念セレクション』第4巻が発売になりました。「ダークネス・サイコ 4」です。収録は表題作と貸本時代の作品「おかしなおかしなあいつ」、『プリンセス』掲載の「天使の胎内」の3作です。



ボニータ・コミックスα 平成27年5月25日 初版発行

カバー折り返しのことばです。
「ずっと以前/超ベテランの作家さんに/「先生のデビュー当時の作品を/今でも持っています」って言ったら/イヤーな顔をされてしまいました。/「なんで?」と思ったけど/今ではその気持ち/よ---くわかります。」

『ダークネス・サイコ』は「夢のいざない」、「水面の桜」の2話が収録されています。オリジナル・コミックスでは第3巻に収録されていました。第11話、第12話にあたります。


ボニータ・コミックス 平成4年8月5日 初版発行

収録ページ数を比較してみると、「第11話 夢のいざない」は46ページが54ページと大幅に加筆がされています。

「第12話 水面の桜」は50ページが52ページと2ページの加筆がありました。

「おかしなおかしなあいつ」は若木書房から刊行された貸本で、先生の個人シリーズ『チャーム漫画劇場』の第2巻になります。


チャーム漫画劇場 No.2 昭和42年6月刊(推定)

雑誌デビュー作の「夕やけ雲はしっている」(セレクション第1巻に収録)と同時期に描かれた作品です。

デビュー後『少女フレンド』を中心に発表していく「三郎とあくしゅ」、「ばんから太陽」、「ずっこけ番長」などの学園ものとの比較も興味あるところですね。

セレクション目次ページの注書きには「一部原稿が紛失しているため、貸本漫画をもとに収録しています。一部、不鮮明な絵がありますがご容赦ください。」と記されています。それほど気になる部分はなかったので、デビュー作の「リリ」(原稿が残っているかわかりませんが)も記念セレクションに収録していただきたいですね。

「天使の胎内」は昭和58年に『プリンセス』に掲載された作品です。コミックスは『むらさき神話』に収録されました。


プリンセス・コミックス 昭和59年(1984年)8月5日初版発行

雑誌掲載時は巻中カラー1ページを含めて60ページの掲載だったと思うのですが、オリジナルコミックス、今回のセレクション収録では61ページです。あとで雑誌を確認してみます。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は2ページで、「ニュージーランド旅行記 再3」です。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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高階良子先生『黒とかげ』図書カード

2015年04月25日 | 高階良子
高階良子先生の画業50周年スペシャル企画の図書カードを入手しました。先生の転機となった作品「黒とかげ」の図書カードで、昨年の『ミステリーボニータ』12月号で50名にプレゼントされたカードです。

もしかしたらオークションに出品されるかも知れないと思い、注意深く探していました。実は以前出品されたことがあったのですが、それを知った時にはもう終了していました。

少し時間が経ってしまったので、もう無理かと思っていたのですが幸い出品され、入手することができました。ありがとうございました。

      図書カード 500円 DS336939

ボニータ編集部からの「当選おめでとうございます」との当選通知も付けて譲っていただきました。宝物として大事にします。


高階良子先生のテレホンカードの発行状況はまったくわかりません。現在持っているのは『ダークネス・サイコ』の1枚だけです。

      ホワイトカード <品名 50<110-011>>

『ボニータ THE 12TH ANNIVERSARY』のテレホンカードで、コミックス『ダークネス・サイコ』第4巻の表紙と同じ図柄です。

『高階良子デビュー50周年記念セレクション』として、収録されている作品が「ダークネス・サイコ」なので、このテレホンカードも大切なテレホンカードです。

秋田書店のホームページで、『セレクション 4』の収録作品が発表になっています。

「ダークネス・サイコ (4)」のほか、「おかしなおかしなあいつ」「天使の胎内」の2作収録とのことです。

「おかしなおかしなあいつ」は若木書房の貸本です。高階良子個人シリーズ「チャーム漫画劇場 No.2」で、「すきとおった世界」の一つ前の作品になります。

発売日は5月15日(金)です。待ち遠しいですね。

『セレクション 3』の発売時にホームページ更新してありませんでしたので、今回更新しました。

『高階良子の部屋』


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『デビュー50周年記念セレクション』第3巻新発売

2015年03月18日 | 高階良子
高階良子先生の『デビュー50周年記念セレクション』第3巻が発売になりました。「ダークネス・サイコ 3」です。収録は表題作と貸本時代の作品「すきとおった世界」の2作です。


ボニータ・コミックスα 平成27年3月25日 初版発行

カバー折り返しのことばです。

「昔なつかしい貸本時代の/長編を入れてみました。/まだ10代の頃に描いた/死ぬほどハズカシイ作品ですが/強い要望があったもので、読み/返すことなく目を瞑って渡しました。/当時の原稿はほとんどが/失われていて、これは/かろうじて残っていた/数少ない一作です。」

『ダークネス・サイコ』は「迷走の地獄」、「光の蝶」、「闇療法」の3話が収録されています。オリジナル・コミックスでは第2巻、第3巻に収録されていました。


ボニータ・コミックス 平成3年11月20日 初版発行


ボニータ・コミックス 平成4年8月5日 初版発行

今回のセレクションでは「話数」がなくなっています。オリジナルコミックスでは第8話~第10話にあたります。

ページ数を比較してみると、「第8話 迷走の地獄」は51ページが62ページと大幅に加筆がされています。物語の途中に大ゴマが用いられているだけでなく、ラストに7ページの加筆があり、見逃せません。

「第9話 光の蝶」は52ページで変わらず、「第10話 闇療法」は50ページが52ページと2ページの加筆がありました。

「すきとおった世界」は若木書房から刊行された貸本です。若木書房からは『ひまわりブック』シリーズに12冊、高階良子先生の個人シリーズ『チャーム漫画劇場』が7冊あります。何れも描き下ろしの貸本になります。

若木書房からは他に、『名作漫画総集ブック』に3冊、『ティーン・コミックス』に1冊、『ティーンコミック デラックス』に8冊がありますが、これは『少女フレンド』、『なかよし』、『希望の友』などに掲載された作品のコミックス化になります。

『チャーム漫画劇場』などの貸本は現在では入手が難しく、読む機会はないでしょうから、今回の「すきとおった世界」の収録はうれしいですね。高階良子先生と秋田書店の英断に感謝します。

コミックスで「ダークネス・サイコ」の次に来ると、まず「白い!」と感じます。これは、ぜひ読んでいただきたいですね。

巻末の「あとがきのかわりの雑談」は4ページで、「ニュージーランド旅行記 再2」です。

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『ミステリーボニータ』4月号発売

2015年03月06日 | 高階良子
3月6日(金)、『ミステリーボニータ』4月号が発売になりました。


「よろず幻夜館」第2話「闇から覗く顔」掲載です。60ページ。3月号に続いての掲載です。2015年7月号に続く、とのことです。

『デビュー50周年記念セレクション』第3巻は「ダークネス・サイコ (3)」で3月16日(月)の発売です。同時収録作品は、なんと「すきとおった世界」です。

若木書房の貸本で出版された作品で、もちろんコミックス初収録です。


発行年月日は記入されていませんが、私は他の貸本の発行状況塔から、昭和42年(1967年)8月の発行と推定しています。(以下、貸本の発行年月についてはすべて推定です。)

若木書房での単行本の発行は、昭和40年(1965年)8月に「ひまわりブック」の269番として『花陰』が発売され、昭和42年(1967年)の『続青春ワンマン物語』まで12冊が刊行されました。

その後、高階良子先生の個人シリーズとして「チャーム漫画劇場」が刊行され、『すきとおった世界』はその第3号にあたります。

雑誌でのデビュー作品「夕やけ雲はしっている」が『別冊少女フレンド』に掲載されたのは、昭和42年4月号でした。(『デビュー50周年記念セレクション』第1巻に収録)

『すきとおった世界』は、先生の雑誌デビューの頃の作品となりますね。16日のコミックス発売が楽しみです。

ホームページ更新しました。作品リスト等のページを更新しました。

『高階良子の部屋』


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『ミステリーボニータ』3月号発売

2015年02月08日 | 高階良子
2月6日(金)、『ミステリーボニータ』3月号が発売になりました。


「よろず幻夜館」掲載、待望の新シリーズのスタートです。今号掲載の第1話「あの子はどこに居る?」は巻中カラー60ページ。「幻想夜話」の美弥子たちが便利屋稼業で大活躍 !?

3月6日(金)発売の4月号に続きます。

『デビュー50周年記念セレクション』第3巻は「ダークネス・サイコ (3)」で3月16日(月)の発売です。秋田書店のウェブページで確認しましたが、同時収録作品はまだ明らかになっていません。

ぶんか社発行の『まんがグリム童話』の平成26年11月号に、高階良子先生の新作が掲載されていました。


「高階良子コミック表紙集」さんのサイトで収録を知り、あわてて注文して何とか入手することができました。あぶなかったです。情報ありがとうございました。

作品は「ヘンゼルとグレーテル」。巻中カラー61ページです。『まんがグリム童話』への掲載は平成25年(2013年)9月号の「白雪姫~王子様の事情~」についで2作目です。次の掲載はあるのでしょうか。

文庫への収録ではなく、最初はコミックス化していただきたいですね。

ホームページ更新しました。

『高階良子の部屋』

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