西のつぶやき

日々考える事

JA八代青壮年部農政学習会

2009-12-14 17:16:09 | Weblog
12/14
 昨日、郡司農林水産副大臣をお迎えして、民主党県連対応の学習会が開催された。
 政権交代後、農業者も戸別所得補償政策を含め、農政の転換について大変興味があり、民主党県連に要請があるようだ。

 私も民主党ではないものの、民主党支持の議員として、そしてもと県庁農政職員だったこともあって、民主党の農政施策についての意見交換会を求められる。

 特に農協青壮年部からの要望が多いが、意見交換会の話をすすめていても、上層部からの圧力?からか、途中で頓挫することが多い。

 わたしは、相談してきた、青年農業者には、「あせらなくてもいいよ。民主党が予算を組めば、当然農業施策がキチンと見えてくるので、それからでもいいのではないか」と答えている。

 しかし、今回八代青壮年部はそのような逆風をはねのけて、学習会を開催した。その勇気に敬意を表したい。やはり、県の農業界をリードしてきた八代の農家だからできたのかなと思う。

 そして、学習会の内容も素晴らしいものであった。まず、郡司大臣の説明が素晴らしかった。かなりの農政通であった。自身は茨城の出身であり、茨城県は北海道に次ぐ農業県であることをしっかりアピールされていた。このような方が国のトップで農政に携わっていることは大変心強いと思った。

 説明も農家が理解しやすい平易な言葉を用い、具体的な事例をあげ、自民党農政を決して揶揄することなく、淡々とこれから民主党政権でやろうとする農政の姿を校をしていただいた。

 私も農政通の議員として頑張らせていただいているが、郡司副大臣の方向性は共感できるものであり、これからの民主党農政を胸張って説明できると思った。

 質問の時間も45分程度も設けていただき、懇切丁寧に対応していた。今まで自民党の議員、大臣の学習会も見たことはあるが、これだけ時間を使って、丁寧に回答している国会議員は見たことがない。おそらく農家にもこの姿勢は心に伝わったのではないだろうか。

 もちろん戸別所得政策も、来年はモデル段階であり、米を中心として実施するため、八代地域のような、園芸農家等にはあまり関係はないわけだが、農家の疑問や不安、不満に対して、適切に対応されていたと私は思った。

 大臣が帰られた後、さらに青壮年部役員らと県連関係議員との意見交換会を1時間程度実施した。
 まだまだ、先の見えない農政であるが、この学習会を契機に続けていくことが確認された。

 農政は本当に幅が広く、特効薬はないと思うが、農家と政治家が本当に一体となって議論をしていく関係を作っていくことが、政治の原点だと思う。

 もちろん、農業者だけでなく、あらゆる分野の方々と話をしていき、課題解決に向けていくことが政治だと思う。大変気持のいい会合だった。

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1 コメント

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ありがとうございました。 (やっちろのぶちょう)
2009-12-23 05:58:54
農政学習会にご協力いただき有難うございまいした。我々青壮年部も更に勉強して、農業者の現場の意見を繁栄させられるような政策提言を行なっていかなければならないと思っております。
益々のご活躍ご祈念申し上げます。
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