サアラという人は実はイエスつまりジ―ザスクライスト、この人の娘でした。
私の話を嘘だと思っていただくのも真実だと思っていただくのも皆さんの自由です。
ただ私はどうすることもできません。
私はただ自分の記憶に随って皆さんにお伝えするのみです。
私が知っていることはこれから皆さんが宇宙と大いなる交流をはじめるにあたって必要な話です。
しかし残念ながら地球上にはまだ宇宙にも真理にもそしてスピリチャルにも興味のない方がたくさんいらっしゃいます。
それが悪いわけではありません。
それもそれぞれの魂が選んだ道だからです。
ただ潜在的に皆さんが持っている皆さんの可能性に皆さん自身が気づくために知っていることをすべてシェアして行こうとそう決意した魂なのです。
さてイエスはご存じの通りキリスト教では神の子とされていますが、私の知っている限りは神の子ではありません。
だれか特定の一神教の神の子ではありません。
彼自身が全ての人の心の中に神の子が存在し、すべての人は神の化身だと言っています。
彼は宗教家ではありません。スピりチャルリーダーでもなかったかも知れません。
私が知る限りの、つまりサアラの知る限りの父親としてのイエス像は、決して宗教で語られている姿ではなかったのです。
彼は二代目のイスラエルの王のダビデの血脈を引く子孫です。
そして彼の妻であるみなさんが言うところのマクダリアノマリアは初代イスラエルの王サウルの血脈を引く直系の子孫です。
つまりマクダリアノマリア彼女は、つまりこの当時は知らないものがいないほど有名人でした。彼女はまさにイスラエルの女王だったのです。
当時の王族は常に女性がすべての財産を引き受けそして次の世代へ譲って行く役割を持っています。
「継ぎき制」と言われて、その幹である家系に受け継いで行くのです。
ですからマクダリアノマリアはサウルのマリアとして立派に誰からも認められたイスラエルの女王でした。
そこに嫁いだのがイエスです。
この二人はローマの圧政にあえぐ時代のイスラエルの国を支えようとしていました。
国民はこの二人に多大な期待をしていました。
だからこそ彼等の婚姻は秘密にされていました。
もし彼等の婚姻が公になりその子供たちが生まれ来たと知られれば間違いなく暗殺のターゲットなってしまうからです。
さてこの話はまたの機会にするとして、私自身の話をして行きましょう。
この二人の間に生まれた私の人生は当然のことながら苛酷な人生でした。
彼等は常にローマの官々達に追われ常に見張られちょっとした行為も悪くとられることが多かったからです。
私は自由の身ではありませんでした。
本来ならば次世代の女王であったはずのサラは奴隷の子として育てられました。
その当時の私、色が黒かったんです。
それは彼等にとって好都合でした。
ですから生れて来た時から外では奴隷のように振る舞わなければなりませんでした。
私の色の黒いことを利用してエジプトから連れて来た奴隷の子と思わせかったのです。
私は子供の時から父親に甘えることができませんでした。
父親は我が子を守るために必死で冷たくしました。
恩情をかければかけるほど危険の色が濃くなるからです。
私は常に孤独でした。
その孤独な気持ちを母は紛らわしてやろうと常に私には朗らかに接してくれました。
しかし、それでも人前で彼らが私の顔も見ることもありませんでした。
私は常に彼等から離れて歩きました。
常に荷物を持ちました。
何らかの助力を彼らに対して持たなければならなったからです。
やがて父親は見せかけの「磔刑(たっけい)」に遭いそしてインドへと旅立ちました。
残された家族はすべての財産をまとめそしてただちに南フランスへと渡りました。
南フランスへの船旅は苛酷でした。
しかしそんなことは言っていられません。
多くの財産を持って南フランスへと渡った我々はその地で新たなイスラエルを開いたのです。
さて私の魂はここがスタートではありません。
イエスの子として生まれる前にエジプトに三十六回も転生しました。
その時は神官のまあ見習いとして言ったらいいでしょうか。
そこで三十六回もの人生を苛酷なトレーニングで終えました。
その前の人生もその前の人生も決して楽な人生はありませんでした。
私は地球に生まれて来る前に長い間第八世界という戦いの世界で戦士をやっていました。
女戦士です。
私の魂はとてつもなく古いのです。
私は戦士をやっていた時、これはとても興味深い話に聞こえてくると思います。
なぜなら私は始めて人類種とドラコニア種が掛け合わされて造られたハイブリッド一号だったからです。
続く