魂とは何か、この魂の仕組み、ソールシステムについて多くの人は混乱しています。
魂はこの宇宙の根源、創造の根源であるボイド、『空が空自身の意志によって、空に存在する全ての可能性を知るために創られたシステムです。
これは実によくできているんです。
魂はここにあるまるで空気のように分けることができないスピリットを一つ一つ分離させることが可能なシステムでもあります。
皆さん一人一人がここに別の魂を持っているけれど、その魂に内包されているのはスピリットと呼ばれる意識です。
意識という言葉を使いましたが意識はエネルギーでもあり、情報ということもできます。
宇宙に充満したたくさんのこの情報、たくさんの意図、たくさんの可能性、これらを分けるため魂という器ができています。
そして一つの大きな魂からたくさんの小さな魂へと分離されて行きます。
一つ一つの大きな魂をマスターソウルと呼んでいます。
マスターソウルがたくさんの情報を含んでいますが、この情報とは可能性でもあるわけです。
ここに潜在する可能性を一つ一つの魂がそれぞれ役割分担しながら顕在化し、そして自らが体験することによって知ろうとしているのです。
なぜなら空は空自身に潜在している可能性をすべて知りたくてたまらないからです。
この空の可能性をそれぞれ少しずつ分担して、皆さん一人一人がこの世界で実現化し自ら体験し、そして感じ取ったことは、実はこれらは皆さん自身の宝ものであるばかりでなく宇宙全体の共有財産として納められるのです。
私達の財産はここにあるたくさんの可能性であり、その可能性が具現化できた喜びと歓喜に満ちた感覚、これらが宇宙中の宝ものなんです。
みなさん一人一人の力は決して小さくはありません。
みなさんのルーツはマスターソウルであり、そのマスターソウルから自分が選んだ可能性を自らの魂に刻印し、潜在化させてここにやって来ました。
その情報は皆さんの個々人の個性を特定するものであり性質や考え方や、そして好奇心、何に興味が向き、何に関心があるのか、又、何に喜びを感じ、何を悲しい苦しいと感じるのか、これらの感性の違いも皆さんが持っている魂の中の情報の違いから現れます。マスターソウルから頂いたそれらの情報はただ単にコピーを取って持ってきただけです。
ですから皆さんが何かに気づいて何か大きな変化が起きれば、当然マスターソウルの中にも大きな変化が起きるわけです。
そしてそれは同じマスターソウルから分かれて来たたくさんの仲間たち共有し合う事になります。
マスターソウルは一つではありません。
マスターソウルは更に大きなマスターソウルから生まれて来ています。
ですからこれはまるで入子のようにつぎからつぎへとより大きなマスターソウルから少し小さなマスターソウルへ、そしてその少し小さなマスターソウルからより小さなマスターソウルへと分岐し分裂して行きます。
そしてその末端にあるのが皆さん個人個人一人一人の魂となります。
ですから、みなさんのふるさと、故郷は実は場所ではありません。
どこかの惑星でもどこかのエリア―でもありません。
みなさんが生まれ出てくる前はマスターソウルにいたのです。
そしてマスターソウルに帰ってそのマスターソウルが自分だと認識できるのです。
さてこのマスターソウルからあなたがどんな情報をコピーして持ってくるかは、あなたやあなたの仲間が一緒に決めた、そうな風に認識するとよいでしょう。
生まれてくる前はマスターソウル自身があなたですから、誰かに相談するわけではありませんが、ここに生れたときはもう仲間たちという認識に変わってしまうからです。
みなさんがよく過去世という言葉を使っています。
私達は過去世とは言いません。
私達はマスターソウルからただコピーを取ってきたということを知っているからです。
私の魂の中には、そう誰か私に言ったように誰でも血を引く、ソロモンの子サアラこの人の情報が入っています。
みなさん風に言えば私の過去世はサアラだったと言うことになるわけですね。
しかし、実際のところ私の人生だった分けではありません。
ただ私の一つの記憶としてコピーを取ってきたそう言うわけです。
私はこのサアラという女性を自分自身のように認識することができます。
そして彼女が今何をしたいのか私自身何をしたいのか、これがぴたりと一致しているからここに一つとして存在しています。魂について少しお分かりいただけたでしょうか。
このサアラという人は実はイエスつまりジ―ザスクライスト、この人の娘でした。
続く