ANANDA・Cafe

独善的偏向偏執的毒舌紅茶&カフェのブログ 真実は香り高く甘くそして…渋い 良い紅茶のようにね

え?マジですか? 衝撃と言えば衝撃だなぁ…のUKデカフェ紅茶の製法におけるメーカーの現状について

2012年11月09日 | 紅茶・デカフェ
この記事には間違いがあります。
PGtips(UK)もTETLEYもタイフーもジクロロメタン抽出です
調べなおしたので、訂正入れます。
申し訳ありませんでした



※画像は超臨界二酸化炭素抽出マシン


1.どんな情報も鵜呑みにしないで自分で調べなきゃだめだよね

…という事件が起きたばっかりの日本のマスコミ
(もちろんisp細胞の臨床虚偽発表事件のことですよ!)
どこぞのTV局は責任者に処分が出ましたが、あれだけのガセ掴まされて、よく調べもせずに記事にしたもんです
それ以外のTV局は身内におとがめなしかよ(笑)まあ、とがめられるほどの信憑性が自分たちにはもうない
という、ある意味自覚があるんでしょうかねぇ。全社挙げて東スポかよ
まあ、なんかの陰謀…とか思うことにする。じゃなきゃお粗末過ぎて笑えませんからね

いや、マスゴミが~…とか言ってる場合じゃないんですよ
紅茶ゴシップ記事とか自称してるここのブログもある意味東スポ(紅スポ)っちゃそんなんですが
こういう風にWEBなんかで調べ物が簡単になり、無料でwikiなんていう百科事典のような詳しい情報が手に入り
質問サイトを検索すれば、自分と同じ悩みの回答が何個も出てくるこのご時世
こうしてブログなんか書いて、偏向情報とはいえ発信源になっている自分をつくづく恐ろしいと思うよね

と、なにが言いたいかっていうと、きっかけはなんのこたぁない
デカフェがいつの間にかあと2週間分しかないことに10月末にいきなり気がついたことなんですが(笑)
TetleyデカフェのTBを80個、エリズコーヒーさんに発注後
“英国紅茶、ハーブティー、雑貨をイギリスよりお届け”のEnglish specialitiesさんからお取り寄せの
マーク&スペンサー・デカフェ80個+クリッパー・デカフェ40個
計200個が8月初旬には我が家に届いていたにもかかわらず、3ヶ月後にはなくなってるこの事態…
え?200個÷90日=2.2222…?
旦那と私で1杯づつ飲んだら当たり前だって?
そーでした
なんか8月初めのデジャブのようじゃないですか…またしても認識が甘いだけだったorz

ええ…がんばって話を進めると、実は例のBritstore、クレジットカードさえあれば日本に配送可
しかも、コスパが良い!ということがわかり(後で記事にします←使い方がわかったんですよなんと)
放置してあるクレカを整備するまでのつなぎに80個くらいデカフェを買っておこうと
3000円以上買えばイギリスから送料無料で直送してくれるEnglish specialitiesさんに
ぴったり3000円のお買い物を注文するべく、どのデカフェを買うか(また新しいのに挑戦だと?)
事前調査をしているときのことだったのでした

テスコかモリソンかタイフーか?とかなんとか悩んで、評判をググっていると
GitHubという見たこともないブログか何かに行き当たりました
そこにはこんな記述がポツポツとメモ書きのように記されておりました



2.GitHubという謎のサイト

それは、こんな感じの画面だった
____________________________

GitHub:gist

Description:デカフェ紅茶
デカフェ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7

脱カフェイン法

・有機溶媒抽出
・水抽出
・超臨界二酸化炭素抽出

Sally's Site: PG Tips Decaffeinated - Not Such a Good Choice http://sallys-site.blogspot.jp/2010/02/pg-tips-decaffeinated-bad-choice.html

________________________

メーカーに問い合わせた人の話。

PG Tips と Tetley と Typhoo は有機溶媒抽出。
Clipper Organic Decaf Tea は二酸化炭素抽出。

Taylors of Harrogate の紅茶はすべて二酸化炭素抽出らしい。 本文中リンクはリンク切れ。 たぶん下の日本のサイトと同じ商品説明。

Red Bush はカフェインフリーである。

________________________

Twinings

Frequently Asked Questions http://shop.twinings.co.uk/shop/Frequently-Asked-Questions#_How_is_tea_1

How is tea decaffeinated? All decaffeinated products for the UK retail sector are decaffeinated using methylchloride/dichloromethane. It results in a tea which is much closer to the original product in taste, as it is a shorter, lower temperature process and removes fewer of the flavour compounds of tea.

Twinings UK は 有機溶媒抽出。

Twinings USA: FAQ http://www.twiningsusa.com/footer-content.php?id=3

Twinings teas are decaffeinated using water and liquid carbon dioxide.

Twinings USA は水抽出と超臨界二酸化炭素抽出。
同じブランドでも国によって違うとは。

日本では売ってないね。

_______________________

Taylors of Harrogate-Tea & Coffe Specialist | Products | CLASSIC BLACK TEAS http://www.taylorsofharrogate.jp/product003.php?category=28

紅茶本来の味を損なわず、特殊な二酸化炭素工法で自然にカフェインを取り除いた紅茶です。最高品質のアフリカ産茶葉の ブレンドティーで、口当り軽く、爽快な紅茶です。 【カフェイン:0.2%未満】

Yorkshire Tea Decaffeinated には言及なし。そもそも一覧にない…



(…以下略→全部読みたい方はリンクで飛んで下せえ by Nirvana・cafe)

_________________________
     

3.え?ちょっとまてや。ゆ…有機溶剤抽出?

デカフェを飲み始めて以来、おおむねデカフェのテイストについて言及してきました
どこのどんなデカフェが美味しくてコスパが良いか…
主にUKのデカフェを調査してきたのは理由があり、
1.欧州はデカフェの規格が設けられており、0.1~0.2%と決まっている。
2.日本にはデカフェの基準値がなく、80~90%除去が主流。
3.UKのデカフェはコスパが良い
4.日本のデカフェはコスパが悪い

まあ、なぜコスパが違うのかが実は問題だったんですが…

今年の正月から始まったトワイニング・スタディーが、勢い余ってイングリッシュティー・スタディーに変わっていったのもあり
クスミティー以来、UK紅茶とUKデカフェ紅茶を注文し続けたNirvana・cafeだったが
そのデカフェの製法については、デカフェwikiにある説明を読んでわかったつもりになっていました
つまり“どうやってカフェインを抜くか?”という工程について、です
念のために、もう一度ここにデカフェwikiの製法についてのコピペを抜粋・整理して貼っておきます

1.有機溶媒抽出、あるいはケミカル・メソッド
2.水抽出、ウォーター・メソッド(スイス式水抽出法(Swiss water method))
3.超臨界二酸化炭素抽出(Carbon Dioxide (CO2) method)

んで、私はひとつ、大きな誤解をしていたのです

『…安価な方法であるものの、カフェイン以外の成分の損失が大きいため風味で劣ることと、有機溶媒を直接生豆に接触させるため消費者が安全面での不安を抱きやすいという短所がある。』(有機溶剤抽出)

『…さまざまな点において有機溶媒抽出法の欠点を補った、極めて優れた脱カフェイン法だとされている。(中略)…カフェインの効率的な抽出除去のため、圧力、温度と豆の湿潤処理方法がさまざまに工夫されている。』(超臨界二酸化炭素抽出)

ここらあたりを読んだ私は、
「もうてっきりデカフェ世界は、安全で優れた超臨界二酸化炭素抽出抽出に移行してるんだ~♪」
という大変な勘違いを起こしていたのです
つまり、いままで飲んだ、そしてこれから飲むであろうデカフェは、みんなCO2メソッドだという
なんつーお花畑な早とちりなんだよ…だいたいそんなことどこにも書いていてねーっての!
潜在的な願望が事実をねじ曲げた瞬間だったね
ある意味ホラーですよホラー
自分の脳みそが怖い…ざわ…ざわ…
自分勝手な誤解が解けただけ、なんだけど、衝撃といえば衝撃でしたよね
欧米は先進的♪という偏見のなせるわざってか、いや、どんだけ経費かかるの?CO2法ってさ

このGitHub(なんかサンフランシスコ発のSNSの一種?)の記述は、どうやらこのブログが元ネタらしい
Sally's Site 「PG Tips Decaffeinated - Not Such a Good Choice」

これはgoogleのブログ【Blogger】で記事を書いていらっしゃるUKはケント州のアート系の女性サリーさん
詳しいプロフィールに:好きな音楽「レッド・ツエッペリンとピンク・フロイドとバッハ」
とあるのが、大変親近感の湧くパーソナリティーですね

このかた。当該記事を読んでいただくとお分かりになると思いますが
デカフェの安全性に疑問を持ち、脱カフェイン法について、紅茶の各主要企業に質問のメールを送り
それの企業からの回答をまとめてレポートしてくれたという大変貴重な作業をしてくれた奇特な人物です
それをメモ書きにしてまとめたのがGitHubの記述であった、というわけ


4.有機溶剤抽出の問題点

それから自分で調査開始
有機溶剤抽出はなんで問題かというと、溶剤はケミカルな化学物質なので、人体に対する安全性の問題があるという

よく使われているのが
・酢酸エチル(ethyl acetate):PGtips、タイフー
・ジクロロメタン(塩化メチレン・Methylene Chloride):UKトワイニング、テトレー

PGとテトレーは、サリーさんのサイトにはジクロロメタンになっているが、
両社ともUKサイトにFAQがないので、他の調査を参考にすると、
PGについては酢酸エチルに変わっているようだ
UKトワイニングは自社のFAQでジクロロメタンとある

[酢酸エチル]
日本でも香料に使用されているが、他の用途は限定されていて
『…酢酸エチルは、食品衛生法第 10 条に基づき食品添加物として指定されている(指定添加物)。
「食品、添加物等の規格基準(厚生省告示第 370号)」において成分規格及び使用基準が
定められており、着香の目的以外に使用してはならないとされている(以下略)』
(食品安全委員会『酢酸エチルの概要について』)
パイナップル・バナナ等天然の果実油の中にも広く含まれる果実臭成分の一つ
でもマニキュアの徐光液の主成分と聞き、うーむむむ
でも、調べてもあまり毒性は取り沙汰されていないのよね
劇物指定ってのも、シンナー中毒者の薬物取締りの法制のためだったらしいし
まあ、なんの添加物でも体は肝臓で分解しなきゃならないんですが
天然の酢酸エチルは、発酵過程でワインや日本酒にも微量存在するって
カフェインの副作用と比べるとどっちが優先されて排除対象になるんでしょうかね?

[ジクロロメタン]
『常温では無色で、強く甘い芳香をもつ液体。非常に多くの種類の有機化合物を溶解する。また難燃性の有機化合物であることから、広範囲で溶媒や溶剤として利用されている。特に金属機械の油脂を洗浄する用途で多用されているが、環境負荷とヒトへの毒性の懸念からPRTR法により利用と廃棄が監視される物質でもある。』

『ヒトに対しては、皮膚または目に接触すると炎症を引き起こす場合があることが知られている。蒸気を大量に吸引すると麻酔作用を示し、中枢神経系を抑制する。慢性毒性として肝機能障害が知られている。ヒトへの発癌性は証明はされていないものの、動物実験では発癌性が示唆される IARC発がん性リスク評価で Group 2B に分類されている化合物である。』

(以上ジクロロメタンwikiより)


・とりあえず調べた主な会社のFAQなんかを下にリンクします


・UKトワイニング(How is tea decaffeinated?)
・USAトワイニング FAQ(Decaffeination Process: The Twinings Way)
・クリッパー(Decaffeination…the Clipper way)
・テイラーズ・オブ・ハロゲイト(Decaffeinated Breakfast)


5.しょうもない結論

結論は、UKのご庶民デカフェは有名どころはだいたいが有機溶剤抽出でしたね
クリッパーはさすがにCO2抽出。
テイラーズ・オブ・ハロゲイトは高いラインはCO2になっているが、ヨークシャーティー・デカフェについては明言なし
変なのはトワイニングで、UKは溶剤抽出でしかもジクロロメタン、USAはCO2抽出。
全般的に、USAはCO2抽出のデカフェを売っているプロダクツが多く、UKは少ない
なぜなら、デカフェwikiにもあるとおり、有機溶剤法は安価だからです
金が掛かるからケミカル法。UKは美味しくてコスパが良い紅茶の国です
超臨界二酸化炭素法は経費がかかるので、理念のあるメーカーでないと価格競争に負けるんでしょう

その安い紅茶に便乗してる私も、有機溶剤かぁ…と思うとミルクティーが美味しいような(笑)
だからといって、現在デカフェにはそんな経費かけられないし(大量消費中なので)
とにかくカフェインの副作用と天秤にかけて、いまんとこカフェインを排除したいな

酢酸エチルもジクロメも、沸点が低い(それぞれ77.1℃/40℃)から残留はしないらしいが、
そうでもないようなうわさもあるという煮え切らない状態
衝撃といえば衝撃だけど、じゃあこの情報でケミカル拒絶するかって聞かれたら
とりあえず体弱いからジクロメは勘弁って思う
消極的選択として、酢酸エチルなら仕方ない…でお茶濁すしかねぇな、いまのところ

食品添加物に不安を感じる方は、少々お値段が張るが、欧州基準では
クリッパー、クスミティー、USAトワイニング、テイラーズ・オブ・ハロゲイト、ディルマ
あたりがCO2法で脱カフェインしてます
テイラーズ・オブ・ハロゲイトでも、ヨークシャーティー・デカフェは、正規輸入してないんで怪しい。安いし



6.余談…

さて、調査中に面白いものを見つけた
「内閣府(経済企画庁)に対して、在日ドイツ商工会議所が出したクレーム」です(一部抜粋)

『ドイツからカフェイン抜きコーヒーを日本へ輸出しようとしたところ、コーヒーのカフェインを除去するために使用されている酢酸エチルは、食品添加物の使用基準上、香りつけの用途以外には認められていないことから、輸入できないものとなっている。しかし、酢酸エチルは、欧米においては安全な溶剤として使用されており、その性質に合わせたカフェイン除去技術も開発されている。酢酸エチル自体はもともと自然界に存在するもので、果実、野菜、ワインなどにも含まれており、その量はカフェイン除去後のコーヒー中に残留する量よりも多いことがある。』

『日本において科学的な根拠なくカフェイン除去目的での酢酸エチルの使用を認めないのは、日本へのカフェイン抜きコーヒーの輸入障壁である。したがって、厚生労働省に対して次の事項を求める

(1)食品添加物の使用基準を見直し、酢酸エチルを使用したカフェインレスコーヒーを日本に輸入できるようにして欲しい。
(2)酢酸エチルが食品添加物の使用基準上、香りつけの用途以外には認められていないことの科学的根拠を示して欲しい。』

平成12年12月13日

「改正はできるけど~まだ評価がなされてないから~」検討の方向 ①-ア
検討の方向①-アが何を示してるのかは不明
これに対する担当省である厚労省の答えは…平成12年からほったらかしかよ(笑)
ググっても文字化けしてキャッシュでしか見れないので、閲覧希望者は各自たどり着いてください

それに関して、コーヒーのサイトがあり、http://www.espresso.jp/gokai02.htm

『ちなみに日本では、食品衛生法の規定に基づき食品添加物等の規格基準が設定されており、これに適合しないものの輸入、販売等は禁止されています。つまり、有機溶剤を使ったデカフェのコーヒーはそもそも輸入禁止なのです。欧州各国の業者からは塩化メチレンや酢酸エチルを使用したデカフェについては認めて欲しい旨の要望が出されていますが、日本の役所の審査手続を踏むのはよほど煩雑なのか、申請にコストをかけると安さのメリットが失われてしまうのか、その後の話を聞きません。』

こんな感じだそうです


という事は、日本で公式に売ってるデカフェ紅茶はCO2法か、スイス式だということですね
つまり、クスミティのアールグレイ・デテインはケミカル法ではないんだな

日本のカフェインレス・デカフェ紅茶業界も、基準値がない中、増えてはきています
割高で、カフェイン残留基準値はバラバラですが、欧州基準に合わせてきてるショップもある

こんなサイトもあります

カフェインレスの紅茶(茶葉、リーフ) 通販一覧

あとは、ユーザーの価値観ですね
なににこだわり、なにを目的とするか…
一概にケミカルが悪いとは思いませんし

歯切れが悪いですが、今回は書きっぱなしで(笑)
書いてるうちにどうでもよくなってきた(←くたびれたんで多少デカフェのゲシュタルト崩壊気味)
記事が長すぎるわ!


※先日読者様から、UKテトレーにはFAQがないというご指摘を受けました
 FAQはあるんですが、デカフェの項目がないです
 記事を書くときに、間違ってUSAテトレーのFAQを見てました
 申しわけありません。
 従ってテトレーは、酢酸エチルではなく、ジクロロメタンの可能性のほうが高いです
                               
                                 (2013.1.31) 




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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です! (みかん)
2012-11-09 14:34:37
Nirvana・Cafeさま

こんにちは!

いやあ、読みごたえのあるデカフェの秘密
ありがとうございました。

なんとなく、二酸化炭素抽出以外は
あんまり好きじゃないなあと思ってはいましたが
そういうことでしたか!

酢酸エチルも、バイオエタノールもしくはエチレン由来だそうなので、
どうなんでしょうねええ。
エチレンの原料はナフサで、ナフサの原料は原油だし。

二酸化炭素抽出が一番安全な印象ですね。
でも、お高いんだ・・・。

悩ましいですね~

それでは、また~~~!

返信する
はい…疲れました(笑) (Nirvana・Cafe)
2012-11-09 17:29:34
みかんさん
いつもコメント&お労い頂きありがとうございます♪

読み応え…とは言いがたいほどの雑な詰め込みしました
出だしの前フリすら関連性が実は無いんですすみません(笑)
別に誰も虚偽記載してるわけじゃなし
私の記事にも別に「PGは安全な抽出法採用してる」とかかいてなかったんでして
なんつーか、自分の中の妄想にがっくりきたっつーか

それでもそれを知りつつ酢酸エチル抽出のデカフェを今回も通販で注文してる私
石油原料でプロピル系だったら即却下してましたけどね
あれは危ない

旦那の話をひとつ
「超臨界法はなにに応用するにせよ、危険なんで資格が必要なんだよね。けっこうその取得の勉強が難易度高いみたいだよ」
甲・乙機械・化学の高圧ガス保安法の有資格者とか…みたいです
理系の国家資格のようだし、実地がなくても資格取得できるとはいえ難しそう
まあこれは日本での話ですけどね
ヨーロッパではどうなのかは調べていませんが

北米のCO2デカフェ紅茶メーカーも調べましたがやはりお高いです
選択の余地があるだけラッキーですけどね
返信する
Unknown (lakenunnu)
2012-11-09 23:16:02
ということで、私はまたクリッパーに戻るかな~(笑)
なんか、八方塞がりですよね。
カフェイン量をセーブしようとして、さまよっていたら、「デカフェへようこそ!」って看板を見つけ、目がけて走ったら、有機溶剤抽出の穴に落ちちゃった、みたいな(笑)

確かに香りにときめきはないけれど、毎日飲むものだし(最近、毎日飲んでしまっている)安全第一だしね、クリッパー。

まあ、でもおっしゃる通りです。選択の余地があるだけありがたいです。
ということで、こないだもNUMI飲んでみました。
なんで、わざわざバニラ風味にしたのか、謎ですけど。
それよりなにより、旦那さんもカフェインレス生活、続けてるんですね。やっぱ、デカフェは素晴らしい。
返信する
そうなんですクリッパー再評価の時 (Nirvana・Cafe)
2012-11-10 01:01:42
lakenunnuさん
いつもコメントと新情報ありがとうございます♪

やっぱり理念のある会社は違いますねクリッパー
ここにきてぐっと評価が上がりましたね
確かにあのUKのデカフェの現状を見るに、クリッパーが頑張るのもわかります
でもあの無漂白紙の味は、残念ながら私の中では「ないわ」です
悔しいけど、もう、カルチャーギャップとしかいいようがないですけどね
おねがいだから…お願いだからリーフを販売してくれ…!
頼む…頼むから…さ…(←穴に落ちて死にかけてるんだから助けろよクリッパー!)

今後どうするか課題が生じてる気がする

numiにかかわらず、デカフェは美味しくないので着香するメーカー多いですよね
きっとアールグレイのデカフェが多いので、あえて差別化を図るためにバニラなんでしょう
アメリカ人だから…ってのもあるんでしょうけど
私も自宅着香部隊はベルガモットの精油とバニラオイルですね

そしてうちの旦那はカフェイン漬けの生活に戻ってます
せっかく褒めてもらったのに…
毎日zeroコーラ500ml1本飲んでるし、お弁当には絶対普通の紅茶だし
寝る前だけ安眠のためにデカフェ飲んでます
酒嫌いの酒豪なんで肝臓がやたら丈夫
夜に紅茶飲むと元気になって夜ふかしするからデカフェがいいんですと!
最近は残り少なくなってるので、私にまわしてくれてます=残り4P
「人類滅亡の日まであと4日」(さらば~デカフェよ~旅立~つ船はぁ)
もう、発注しちゃいましたけどね(ケミカル・デカフェです←落ちた穴の中で暮らし始めている)
今頃は160Pがイスカンダル…じゃない英国の空港の貨物輸送機の中♪

返信する
有機溶剤ですけど (みかん)
2012-11-10 14:44:01
Nirvana・Cafeさま

こんにちは~!
でも、よく考えてみたら
植物油や醤油も有機溶剤で
油抽出したり脱脂したりしてるわけで
そうとも知らずに
じゃばじゃば使って、何も起きないわけだから(←私の場合、多分みんなも)
石油由来だからって警戒しすぎても仕方ないですよね。
いちおう、油は一番搾り(←割高)を買うようにしてるけど
平気で特売の油に飛びつくし(笑)
お醤油もそう。

しかし、多くの食品って工業製品なんだなあって思いました。

ケミカル・デカフェでも大丈夫ですよ(笑)

しかし、クリッパーさん、惜しいですよね。
漁港臭さえなければ・・・・

デカフェ軍団、ワープ走行で早く届くといいですね(笑)
ヤマトのファンでした。
実写版はちょっと残念だったけど・・・

それでは、また~~~
返信する
そのとおりですね (Nirvana・Cafe)
2012-11-11 00:18:14
みかんさん

そうそう。それで危険な油…とか一時期言われてましたよね
大豆油の脱脂はヘキサンですか。それ有機溶剤抽出だとは知りませんでした
勉強になります。貴重なご指摘ありがとうございます!
ほんと、現代はケミカル天国です
現代人の肝臓がくたびれるわけですよね
でも、全部避けるのも一苦労です。神経症になっちゃう。そのほうが不健康かもですね

私も医療関係の責任者なんかしてた頃は、そういう情報に敏感でしたし
自分もヘビーなナチュラル志向でもあって、かなり飛ばしてました
また、義務も責任もありましたからがんばってましたけどね
…なんか、もういいかな~と(笑)

とは言うものの、旦那も私も朝ごはんは未精製の雑穀シリアル、お弁当は玄米おにぎりという…
お互い好きでやってるので無理はないつもりですけど
一応バランス的には「ケミカルとか入れても排出できる仕様の生活」にはなってるのかな
紅茶も農薬・殺虫剤かかりまくりではありますが、もうそこは適当に思考停止
そのかわり、家庭で使う洗剤系統は、どの分野も石鹸と重曹にコンバートしてあります
これも、旦那の皮膚炎対策なのですがね

全面的に排除するのは精神には負担ですし、全面的に受け入れるのは肉体的に負担です
やれるところを適当に…というのが、神経症的にやってきた長年の経験のたまものっていうか
その反動っていうのが正しいですかね(笑)

そういえば『宇宙戦艦ヤマト2199』は良かったですよ
先行放映のyoutubeで観たんですが、うまくリメイクしてありましたよ
実写は見ていないので、評判悪いので逆に見てみたいです





返信する
いやはや (みかん)
2012-11-12 14:23:20
Nirvana・Cafeさま

こんにちは!

>大豆油の脱脂はヘキサンですか。それ有機溶剤抽出だとは知りませんでした

いやはや、私もにわか知識なんで怪しいんですけど
いろいろググッてみたら、そうみたいですねえ。

化学製品や石油由来製品なしに
今の世の中、成り立ってないってことですよね。
でも、奥深く探ってみると
もったいない精神がそうさせていたりして・・・
石油をいかに無駄なく使い切るかを試行錯誤して
今の多種多様な石油由来製品ができていて
そのおかげで、文明的な生活が成り立ってるのですから
なんとも言えないですね。

>全面的に排除するのは精神には負担ですし、全面的に受け入れるのは肉体的に負担です
やれるところを適当に…というのが、神経症的にやってきた長年の経験のたまものっていうか
その反動っていうのが正しいですかね(笑)

ほんと、そうですよねえ。
やりすぎると疲れちゃうし
お財布の中身も減っちゃうし(爆!)

それに科学の進歩の凄さも否定したくないんですよ。
科学の進歩で起った問題は
科学の進歩で克服できないものかと思っちゃうのです。
資源も限られてるし。人口増えてるし。

『宇宙戦艦ヤマト2199』って何ですか??
知らなかったです。
さっそく、ググッてみます!
実写版ですね・・・
よく頑張ってると思うんですよ、でもね~
って感じです(笑)
一応、往年のファンとしては押さえておかなければと
レンタルでみました(笑)

それでは、また~
返信する
科学vs科学 (Nirvana・Cafe)
2012-11-12 20:22:04
みかんさん

まあ、少し考えこむ人にはすごいジレンマな社会なんですが
実際そうじゃなかった時代があるかっていうと
切り口や風景の違いはあるにせよ、「苦痛:快楽」の割合は一緒かもしれません
しかし、『宇宙戦艦ヤマト』じゃないですが、人類存亡の危機を自分たちで引き起こしかねないというのは
今の時代の特徴かもしれませんね

ところで核廃棄物の処理が、いまのところ科学的な研究開発の大きな目標だと思うんですが
それが安全に確立しちゃうと、逆に緩んで原子力をほいほい使いかねねーな…なんて想像しちゃったりします
安全で再生可能ななエネルギーが資本主義的な金儲けの潮流になってくれれば
しめたもんなんすけどね(笑)
そんなことになってくれたら利権だの何だのは目をつぶろう
そうゆう夢のある汚職がいいですね!
返信する
ヤマトやナウシカ的な危機かもです (みかん)
2012-11-12 21:45:26
Nirvana・Cafeさま

こんばんは!

いやあ、ほんと、ヤマトやナウシカ的な危機かもですね。
ちなみに、ナウシカは映画でなく、漫画の方ですぅ。
漫画は面白かったなあ。

>安全で再生可能ななエネルギーが資本主義的な金儲けの潮流になってくれれば
しめたもんなんすけどね(笑)

ほんと、そうですよね。
どうせ癒着するなら、原子力ムラでなく
オーランチオキトリウムのプラント建設とかで
やってほしいですよね。
人類にとって建設的な癒着構造だ!な~んてね(笑)ははは!

>核廃棄物の処理が、いまのところ科学的な研究開発の大きな目標だと思うんですが

そうですよねえ。
放射性廃棄物を科学的に無害にするなんてこと
凡人にはほとんど無理でしょうって思えるのですが
できたらスゴイ!
調べてみると理論上は無害化できる可能性があるそうですが
そのためには莫大なエネルギーが必要なそうで
それじゃ、本末転倒。
はじめから原子力発電しなきゃいいって話になるし。

ほとんど実現不可能っぽいです。

でも、もう、これ以上増やさないで~~
ってのが本音です。

それでは、また~
返信する
そうそう、日石オーラン・エナジー(株)とか! (Nirvana・Cafe)
2012-11-12 23:28:08
みかんさん

核廃棄物の処理、かなり乱暴な方法を考えてたんですが…
「太陽に射出して投棄!」(笑)
“海に棄てる”の壮大なバージョンってだけです。はい

そう言えば、核施設ってものすごく金属の劣化が早いんですよね
放射能のせいで、金属の電子がポーンと飛び出ちゃうんだそうで
今だって廃棄施設管理だけでも莫大な予算が要るんですから
これ以上原発造るってありえねー、本気ありえねー
どっかの国は、市街地の道路のアスファルトに廃棄物混ぜてるって嘘みたいなことがあるそうで
我々はまだ土人に毛が生えた程度ってことですね
こんな事言っては土人さんに失礼ですけど

まだ、オーラン君に石油作ってもらって、燃焼後の二酸化炭素を
植物増やして処理してもらうほうがはるかにマシな選択なんでしょう
でも、オーラン君の餌を賄うのが課題とかってどっかに書いてありましたね
それでも食品廃棄が年に2000万トン近くあるんですから
そういうの使えないんですかね?
そういう事業もコミで、いろいろ新たな産業を今までの石油系の企業が率先して囲い込んでいけば
変な競争やら妨害やらしなくても済むのに…
結局古参の大企業は変化を好まないってことですかね
そんな事言ってる経済状況じゃ無いと思うんですけどぉ
返信する

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