猿八に鳥越文庫が開館して24年になります。蔵書を寄贈された鳥越文藏先生が昨春他界され、最後まで手元に置かれていた書籍約2千冊を整理、収納するため、ご息女の明日香さんと演劇研究の先生方3人(赤間亮氏、岩井眞實氏、東晴美氏)がお出でになりました。いずれ全蔵書の目録が完成する予定です。島内でも山里にある文庫の利用者は多くはありませんが、文庫開館の翌年1999年から10年間、毎年開かれた「鳥越文庫夏季講座」や「越敷神社共同舞台」などの企画で鳥越文庫は広く知られるようになりました。ネット社会が進むに連れて、自然豊かな山里にある演劇専門書の図書館という特殊性を活かした企画が出来るのでは、といった展望も開けました。皆様のご利用をお待ちしています。
8月15日 最後の寄贈本入り段ボール箱数十個 8月16日 お疲れ様でした。全て書架に収まりました