日高見製作所 業務日報

「鉄分」欠乏中。。

春なのに

2008年02月22日 23時59分19秒 | 日記
 レイルマガジン誌の編集長が運営しているブログ、「鉄道ホビダス 編集長敬白」「あの“ロクイチ”にもついにその刻が…。」という記事がアップされておりました。

 その中に以下のような一文がありました。

(ここから引用)
「また、「お召機」であるEF58形直流電気機関車(田端運転所所属)の61号機についてはE655系交直流電車投入に伴い廃車対象として保留車となるが、その後「解体or保存」については未定である。」

(引用ここまで)

 現存する機関車の中で唯一、「お召し列車を牽引するため」に製造されたEF58 61号機。1953年に製造されてから、半世紀以上の長きに渡り活躍してきたロイヤルエンジンも、ついに廃車への秒読みが始まります。
 いつかこんな日がやってくるだろうとは思っていましたが、いざ目の前に突きつけられると、やはり大きな衝撃を受けるものです。。
 また「『解体or保存』については未定である」というのも、衝撃を大きくする作用をしてくれます。
 ロイヤルエンジンは解体にはならずに横川か大宮、もしくはどこかの機関区に保存されるものと思っていました。しかし、JR東日本の発表からは「解体」の可能性もある、ということになります。

 また、JR東日本の田端機関区に配置されているEF81やEF65の一部が保留車に、寝台特急に使われていた24系25型客車31両が廃車、「夢空間」3両とジョイフルトレインの先駆けとなった「ゆとり(元サロンエクスプレス東京)」6両も検査期限切れをもって廃車になるとのこと。

 また、JR貨物では信州のEF64や東北のED75の運用が大きく変化するらしく、国鉄型機関車にとっては「春の嵐」が訪れようとしています・・・。


※本日添付の画像は、横川機関区跡地に保存されているEF58 172号機


2月28日追記
いぶきダンナさんのブログ「茶の間にて」に、EF58 60号機の写真が掲載されています。
荷物列車を牽引する姿をぜひ、ご覧下さい。