ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

平野 町ぐるみ博芸・博物館 5 ~「斜彼女」の「soda」公演

2015-08-29 | 平野・町ぐるみ博物館
 平野 町ぐるみ博芸・博物館 5 ~「斜彼女」の「soda」公演

               

平野図書館2Fで劇団「斜彼女(SHA-GIRL)」による「soda」の公演があった。
8月22、23日の両日で5回の公演を行った、彼女たちの5回目、ラスト公演である。
町ぐるみ博物館マップにも載り、会場は狭いながらも、ほぼ、満席状態。
TOP写真は主役の明日香ちゃんを囲む千夏ちゃん、愛ちゃん。
久々のスリーショットでワンダースター登場は春の「平野郷を着物で歩こう!」以来。
この頃から、芝居稽古と脚本執筆に忙しいと聞いていた。

               

 < 「soda」のあらすじ>

彼女の趣味は、ネットアイドルであること。
可愛く着飾った自分をブログで発信することが日課だった。
現実感のない毎日のなかで彼女は泳いでいた。
  しかし、そんな彼女が現実を目の当たりにする出来事がおこる。
  それは、受験と選挙だ。

 社会や世間に関心がなかった彼女が、初めて挑戦する戦い。
 彼女はこの現実の社会でも泳ぐ事が出来るのだろうか。
 







(以上3点、公式ブログより拝借)

 ストーリーだけ聞くと荒唐無稽に思われるかもしれない。
 だが、彼女がこの半年の間に自分の身に実際に起こった挫折をベースにしているだけに、その時々の事情を知るものとしては、「よくぞ、ここまで、挫折をパワーにした、失敗を糧にした」と賞賛したくなる。

 数十人のキャパしかない狭い会場。
 しかも、舞台はなく、客席と演場には仕切りもなく、まさに目の前で劇が演じられる。
 俳優と目が合いそうになるのも、しばしばで、悪影響が出てはとそのたび、目をそらした。
 それだけに臨場感があり迫力もあった。
 役者さんが演じる表情も素晴らしく、シャッターを押せないのが残念であった。

 彼女演じる、この不気味ちゃんキャラ、実によかった。
 悪役レスラーが演じるギミックに似て、完全に成りきっているようにみえた。
 このキャラが彼女の実生活にまで出てこないことを祈る。

               

               

               

 千夏ちゃんは、素そのまま。いや、素を演じることの方が難しいことなのかも。
  自分が本当は何者かなんて、自分にさえ、わからないものだから。

               

               

               

 脇を固める俳優陣も本当の意味で役者揃いで、客席と一体となって、劇を盛り上げた。

               

               

 お疲れ様でした。次回も期待しています。
 PS. 私、実は甘党です。


               


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