ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

大井川鐡道・南アルプスあぷとライン ~赤いトロッコに乗って

2021-10-18 | 東海の旅

大井川鐡道・南アルプスあぷとライン ~赤いトロッコに乗って

 

 大井川上流部・奥大井の渓谷をゆっくりと走る日本唯一のアプト式列車、「南アルプスあぷとライン」は大井川鐵道・井川線が正式名称。

 もともとは水力発電所・ダム建設の資材運搬用トロッコとして運行されていた。

 90パーミルという日本一の急勾配や、日本一の高さの鉄道橋(関の沢橋梁)、接岨(せっそ)湖に浮かんだように見える奥大井湖上駅など沿線には名所が多い。

 さあ、千頭駅から、赤いトロッコに乗り込んで、奥大井湖上駅を目指す。

 改札で懐かしい切符に切り込みをいれてもらう。

 

 

 

 山あいを縫うようなカーブ箇所が多く、トンネルも小さいので、それに合った小型車両を使用している。

 

 

 

 こちらが先頭車両。TOP写真のディーゼル機関車が車両を後ろから押して、急勾配を上っていくのだ。

 

 

 途中、小さくてかわいい駅が多い。川根小山駅。”ネコ”の駅?

 

 

 

 

 

 

 ほどなく、「アプトいちしろ」駅に到着して、列車にアプト式電気機関車を連結する。

 

 

 

 ここから、長島ダムまで、更に急勾配。たのむぜ。ED90形。

 アプト式とは、カール・ロマン・アプトさんが発明した、急勾配を上るための鉄道システム(ラック式鉄道)の一種です。

 ラック式鉄道は1869年頃からスイス・アメリカで実用されはじめ、世界に広まり、今ではスイスの観光鉄道が世界的にも有名です。

 現在日本でこのアプト式列車に乗ることができるのは、大井川鐵道の南アルプスあぷとラインだけです。

 アプト式機関車には「ラックホイールピニオン」という坂道専用の歯車が付いていて、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールを噛み合わせて坂道を上り下りします。                           (大井川鐡道HPより)

 

 

 

 

 

 

 さあ、目的地の接岨(せっそ)湖と湖上駅が見えて来た。

 

 

 

    

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