ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

チロルの風・下栗の里と隕石クレーター ~遠山郷 1

2016-10-23 | 信州の旅

チロルの風・下栗の里と隕石クレーター ~遠山郷 1 

               

 しらびそ高原から南アルプスの抜群の展望を誇る「エコーライン」という林道が延びている。
 その途中、日本初の隕石孔である「御池山隕石クレーター」内を通るという特異なルートである。

               

               

                              


御池山隕石クレーターは直径約900mで、直径約45mの小惑星(隕石のかたまり)がおよそ2~3万年前に御池山南東斜面に衝突したと推測される。
現在、御池山の尾根沿いを中心にクレーター地形の約40%が残っている。

               

               

 隕石孔の淵にアザミの高山種タテヤマアザミ?が咲いていた。

               

                
 

 更にエコーラインを降りてくると下栗の里に到着する。
 「下栗の里」は南アルプスの聖岳と対峙する標高1000mの尾根、傾斜約30度の南東斜面にへばりつくように民家や耕地が点在する山村で、「日本の原風景が残る山の里」として、「日本のチロル」と呼ばれる。
 下栗の里が眺望できる天空の里ビューポイント(おおぎびら展望台)への遊歩道を行く。
 木漏れ日のドット模様が揺れる散歩道の先に展望台があった。

               

               

               

               

 主な産物は「下栗いも(二度イモ)」と呼ばれる特産のジャガイモと、蕎麦、小黍、粟などの雑穀類である。


               

               

               


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