全興寺 ① ~昭和の薫り
杭全神社で平野環濠清掃のあとは、平野のネジロ「喫茶アート」で、モーニングを注文して、ほっと一息。
ゆっくり、寛いだあと、昨晩、「町づくりを考える会」で行ったばかりの全興寺に向かう。
思えば、平野での就職試験の前にお参りしたのが杭全神社と全興寺。
もう、6年が経つんだなあと感慨深い。
そのとき、ここで、舌を一枚、抜かれた。 (二枚あったものですから。)
ご住職は境内の一角でお地蔵さんのコレクションを集めている。
その中に偶然、田の神さま(たのかんさあ)が紛れ込んでいた。
ご存知のように、主宰する「御田植神事」は本来、田の神さまを顕したもの。
「これも、何かの縁かなあ」と、ご住職は感慨深げに話されていた。
久々の駄菓子屋さん博物館でミニチュアドールの作家さんの作品に見入る。
昭和の薫りがした。
平成も終わろうとしているのに、昭和に郷愁を覚えるのは何故だろう。
平成も、そんなふうに語られる日が、いつか来るのだろうか。
毎週土日に「おも路地」で開催されている「子ども縁日」を覗く。
すっかり、子どもの居場所として、地域に定着している。
ここにも、昭和へタイムスリップしたような雰囲気が漂う。
ああ、懐かしいチロルチョコ。
このあと、最近、お寺で始めたという、「子ども食堂」を見学した。