goo blog サービス終了のお知らせ 

フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

心の不安を取り除く

2020年05月12日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

日本人は世界一不安になりやすい民族だ、と言われています。

一応、科学的根拠があります。簡単に説明しますね。

精神の安定や心の安らぎには、「セロトニン」という脳内物質が関係しています。取り込み量が多いと精神が安定します。

この量を決めているのが、セロトニン・トランスポーターという遺伝子で、SS型、SL型、LL型の3種類があります。

SS型は、セロトニンの量が少なく、精神が不安定になり不安を感じやすい。

逆に、LL型は、セロトニンの量が多く、おおらかで楽天的な性格をしています。SL型はその中間です。

世界29カ国を調査した結果、日本人は世界で一番SS型が多かったそうです。

おおよそ65%がSS型で、LL型はわずか3%でした。

ただ、不安が強いということは、悪いことばかりではありません。

たとえば、将来の不安が多いと貯蓄が多くなります。

そして、ものづくりやサービスの点でも有利でしょう。

不安感が強いからこそ、先のトラブルを予測し、きめ細かいサービスが可能になります。

「この部分が弱いから、心配だ。だから強化しよう」という感じです。修正しながらより良いものを作っていきます。

しかし、問題点も多いのも事実です。

しなくていい心配事をして、うつになりやすい。ネガティブな考え方をしやすい、などなど。

では、脳内のセロトニンを増やすにはどうしたら良いか?

1、日光を浴びる。日光を浴びるとセロトニンの量が増えます。秋から冬にうつが多くなるのは日照時間が少なり、セロトニンの量が減るからです。

2、セロトニンの材料となるアミノ酸(トリプトファン)の多いものを食べる。大豆製品や乳製品、カツオ・マグロです。

3、リズムのある運動をする。リズムのある運動はセロトニンを分泌します。たとえばウォーキング、ジョギングなどです。もっと簡単に、ガムを噛んだり、リズムのある呼吸法も効果があります。一分くらいの深呼吸です。


アホみたいにシンプルですが、けっこう効果があります。

たぶん、僕はSL型(中間タイプ)だと思いますが(根拠はない)1,2,3を実践しています。

ほとんど不安はありません。性格もずいぶんポジティブになりました。

単にアホなのかもしれませんが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする